Web川柳句会
| 力 |
| 課題「力」入選作品 |
| 選考/島文庫・2023年8月募集分 |
| 偏差値が落ちてしまった生卵 | 風間 なごみ | |
| 諸物価高騰のなか、物価の優等生と言われた鶏卵が大きく値を上げた。その結果、さすがの優等生も偏差値を大きく落としてしまったというわけだが、力を読み込まず、偏差値と表現したところが秀逸。こんな異常事態は、死活問題ですね。 | ||
| 恋をする余力は隠し持っている | 山田 恭正 | |
| ヒトには潜在的なブレーキがあって、全力疾走といっても8割程度だとか。そんな余力を恋のために残そうなんて、その若々しさが羨ましい。共感というよりは、嫉妬混じりの羨望の一句です。 | ||
| 力説に裏はないかと一歩引く | おじ丸 | |
| 色々な媒体で注意を喚起しているのに、オレオレ詐欺の類が一向に減らないのは何故でしょうか。敵が巧みなのか、我々が甘いのか。標語になりそうなテーマに流されず、ズバリ言い切った点が良い。 | ||
| 知恵の輪を力で外す多数決 | 福村 まこと | |
| 引力に逆らってみる豆の蔓 | 竹中 たかを | |
| 発芽する力待ってる通信簿 | 稲山 博司 | |
| 機械化で不要となった力持ち | 阿部 日向子 | |
| 満腹になることはない権力者 | 橋倉 久美子 | |
| どん底を覗いてからの底力 | 加藤 胖 | |
| 埋まるほど気合の入る予定表 | 松村 しげる | |
| 停戦の力になれと鶴を折る | 高田羅奈 | |
| 聖地巡礼老人パワー滾らせて | 山田 初男 | |
| 介入を解放と言う覇権国 | 岡 遊希 | |
| 軍事力使ってみたい独裁者 | 関根 一雄 | |
| 腰据えて踏ん張り夏の草を抜く | 野平 光太郎 | |
| 平和利用だけにしようよ原子力 | 原 洋一 | |
| 力作へチャットのコピペ疑われ | 竹中 正幸 | |
| ひまわりも拳上げてるウクライナ | すずき 善作 | |
| AIに問うニンゲンの底力 | 汐海 岬 | |
| 糠床を練る母ちゃんの力こぶ | おおば ひろみ | |
| 力無く飛んできた蚊に血を吸わせ | おおば ひろみ | |
| 肩書が消えて力量浮き上がり | 桜木 美津子 | |
| 良妻の力をセーブして賢母 | 渡辺 たかき | |
| 力ある人に群がる生き上手 | あっちゃんパパ | |
| 言うほどに影響力のないお方 | 6年6組てんまのよい子 | |
| 肝心な時にパワーが切れている | 花井 多可子 | |
| ここ一番 爪を隠した鷹の笑み | 宮本海風 | |
| 力には力で挑むウクライナ | 東 定生 | |
| 次々と初優勝の国技館 | 八王寺 宇保 | |
| 重力に抗しきれない部位が増え | 船岡 五郎 | |
| 「ありがとう」その一言で力湧く | ハッピーエイト | |
| 大派閥古老の口はまだ達者 | 川名 洋子 | |
| ニュートンと真っ向勝負の逆上がり | 隼人 | |
| パワー有り主張も強いお婆ちゃん | やんちゃん | |
| お力をお借りしたいと損な役 | 星野 睦悟朗 | |
| 力では負ける小兵の技のさえ | 久常 三喜夫 | |
| 円陣を組めば力が目を覚ます | ゆき | |
| 涸れ切った涙がくれた底力 | かきくけ子 | |
| 計算力弱い嫁だが打算的 | よしじろう | |
| 力餅立つも転ぶも寄る笑顔 | 関口 行雲 | |
| また猛暑しかめっ面の電力費 | 福田 和人 | |
| 夕焼けの力を借りたプロポーズ | 砂田 達成 | |
| 権力の賞味期限はすぐ切れる | 白瀬 白洞 | |
| エアコンに負けじと力む扇風機 | 住野 南天 | |
| 酷暑でも忍耐力の雨蛙 | 柳村 光寛 | |
| 聞く力次のステップやる力 | 正能 照也 | |
| 図書館で老人力を磨いてる | 翔のんまな | |
| ポストコロナ夏が本領発揮する | 泉 | |
| 切り口に弄ばれてハサミ出す | もう六爺 | |
| SNS媒体力の怖さ知る | ミツエ | |
| ヤメ検の何の力量期待なの | 山下 博 | |
| お力になりますなどと詐欺が言う | 大木 安沙 | |
| パワハラの見本のような中古車屋 | 荘子 隆 | |





























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