Web川柳句会
| 打つ |
| 課題「打つ」入選作品 |
| 選考/島文庫・2023年7月募集分 |
| 八月の空へ平和を願う鐘 | 下村 由美子 | |
| 戦後78年、すっかり平和ボケした感の日本ですが、ウクライナをはじめ地球上のあちこちで戦争という殺戮が続いています。平和を願う広島や長崎の鐘の音が虚ろに聞こえるのは、私だけでしょうか。 | ||
| 能面を打つ 能面の顔で打つ | 西山 竹里 | |
| 一見、無表情のように見える小面も角度や陰影で喜怒哀楽の感情が表れるとのこと。無表情で面に魂を打ち込む作者や静寂のなか槌音だけが響いている情景が映像として浮かんできます。 | ||
| 継続は力雨だれ石を打つ | 原 洋一 | |
| 点滴石を穿つ。コツコツ努力を重ねていれば大望だって叶うとの喩えですが、信念を持ち続けることは難しい。イチローさんも大谷さんも地道な努力を続けたからこその実績なんですから。 | ||
| 胸を打つ言葉を杖に生きている | あっちゃんパパ | |
| サヨナラを打たれて消える甲子園 | 阿部 日向子 | |
| 靴下とゴルフボールは使いよう | クスクス法師 | |
| 寝返りを打って明日の方を向く | 山田 恭正 | |
| 相槌を打つ それだけで賛成派 | 関根 一雄 | |
| 子を打った掌にまだ残るものがある | 稲山 博司 | |
| 待っていた雨がトタンをはしゃがせる | 久常 三喜夫 | |
| 水鉄砲打って猛暑とたわむれる | つれづれ | |
| さまよえるマイナカードが逃げを打つ | 荏原 利行 | |
| ジュジュワーと打ち水を消す猛暑の日 | 津田 隆 | |
| いいとこで手を打っておく生き上手 | すずき 善作 | |
| 柏手を打てども神は知らんぷり | ぱせり | |
| 注射針七十過ぎても目を閉じる | 河村 けい瑚 | |
| 伸びきった十八歳の枝を打つ | 加藤 胖 | |
| 斜めから不意打ちされる妻の釘 | 河内 菜遊 | |
| 定年になると蕎麦打つお父さん | 大田 雅子 | |
| 日本人きみらにカジノ似合わない | 佐藤 彰宏 | |
| 信教の自由にテロが打つ楔 | 佐藤 彰宏 | |
| 物価高庶民の暮らし打ち砕く | こはり つよし | |
| こんなとき打ち出の小槌あればなあ | にった みさ | |
| 火花散るたまやかぎやの隅田川 | 小原 庄助 | |
| キツツキのリズム歩幅を弾ませる | 松村 しげる | |
| それ以上打ったらバレる宇宙人 | 砂田 達成 | |
| 公約を派手に打ち上げ尻すぼみ | すみれ | |
| 遠太鼓祭りの客を呼んでいる | 坂本 美地子 | |
| 予算案審議ほどほど手打ちする | えみゆ | |
| 反抗期打てば打つほどよく曲がり | ハッピーエイト | |
| ミサイルへ打つ手はいつも遺憾砲 | おじ丸 | |
| テレビにもつい相槌を打っている | 戴 けいこ | |
| 出る杭にならぬ程度の処世術 | 柳川 ひょうご | |
| 句読点打って迷いが深くなる | 彦翁 | |
| ありがたい木魚ポカポカ眠らせぬ | 坂田 康雄 | |
| 拡声器だからあなたに打ち明ける | 泉 | |
| 四年ぶり祭り太鼓が嬉しそう | 木村 行吉 | |
| 打てば響く太鼓に穴が開きました | 山田 とく子 | |
| 返信を打ってる途中またライン | 三好 光明 | |
| 犠打でいいひとのお役に立てるなら | まさみじいちゃん | |
| 歓喜へと向けて怒涛のテインパニー | 後藤 勲 | |
| AIも万歳をする聡太の手 | 八木 五十八 | |
| この欄の入選句なら膝を打つ | 亀 歩 | |
| 打ち上げた花火に託す平和の世 | 宮本 海風 | |
| 蝉時雨囲碁の一手を急き立てる | おおば ひろみ | |
| 5歳児に打ち明け話聞かされる | さだえばあちゃん | |
| 百均で打ち出の小槌売っていた | よしじろう | |
| いつからか打たれ強さが身についた | ねこママ | |
| 打つ手なしほころびだらけマイナンバー | やんちゃん | |
| 死ぬまでに打ってみたいな逆転打 | 東 定生 | |
| 他人から打たれ強いと見られてる | 大澤 葵 | |
| 心打つエッセイやはり苦労人 | 山下 博 | |
| 助詞一つ嵌まってポンと膝を打つ | 村田 繁一 | |





























川柳句会トップ
川柳(課題吟)







