Web川柳句会
| 耳 |
| 課題「耳」入選作品 |
| 選考/島文庫2023年1月募集分 |
| 良い方の耳で聞いてる褒め言葉 | 山田恭正 | |
| 褒め殺しという物騒な言葉もありますが、他所からの誉め言葉は心地よいものです。何といっても「褒められて育つ」性格ですから。でも「良い方の耳」で、じっくり聞いて悪意を見抜いて下さい。 | ||
| 福耳を貧乏神がいじめてる | 岡田 淳 | |
| 福耳の作品が多かったなか、この句は秀逸でした。「貧乏神」を引いてきたところが巧みで、「虐める」辺りの穿ちが効いています。小生も福耳らしいのですが、しっかと貧乏神が取り付いています。 | ||
| おひとりの耳へ除雪は二人でと | 泉 | |
| 年末年始の大寒波で、日本各地が大雪に見舞われました。雪国の除雪作業は朝から晩まで積雪との格闘です。注意喚起の呼びかけがあっても老々世帯や単身世帯ではどうにも叶わない現実があります。 | ||
| 被災地のリンゴに耳を傾ける | 下村 由美子 | |
| 耳遠くなって笑顔が増えてくる | 八木 五十八 | |
| 赤子泣く闇夜へ耳を傾ける | 野平 光太郎 | |
| イヤリング縦に揺れてるいい話 | おかの みつる | |
| ツチキヌタアブミが音をバトンパス | きぃろっく | |
| 耳順にはまだほど遠い老いを生き | 渡辺 たかき | |
| 老人の耳朶をくすぐる選挙カー | 光畑 勝弘 | |
| 聞くふりと聞こえぬふりを使い分け | はまなお | |
| 恋バナに聞き耳立てるカプチーノ | 前川 あすか | |
| 人類の耳目集める露の狂気 | はなぶさ | |
| 両方の声聞くための両の耳 | 下村 由美子 | |
| 悪口は私の耳が通せんぼ | 宮尾 柳泉 | |
| 耳寄りな話に欲が列をなす | 岡埜陽子 | |
| ダンボ耳噂を飛ばす力あり | 阿部 日向子 | |
| 情報の早い耳から鳥になり | よもやま話 | |
| 妥協する耳にも棘があるらしい | 水谷 裕子 | |
| パンの耳家族の予定聞いている | けい | |
| ここだけの話を次の耳が聞く | すみれ | |
| 耳よりな話は鼻で嗅いでみる | 竹中 たかを | |
| 秘め事を聞いてしまった壁の耳 | 美和山吹 | |
| 悩ましき日の耳かきは竹がいい | 八木 五十八 | |
| 悪政に耳順となれぬ頑固者 | 羽馬 愚朗 | |
| 口下手に鋭い耳が付いている | ゆき | |
| 診察日それ相応のイヤリング | 八王寺 宇保 | |
| 傘のなか右耳で聞くプロポーズ | おおばひろみ | |
| 聴く耳がまだ育たない反抗期 | あそか | |
| 耳よりな話にいつも裏切られ | カラリ | |
| まるで象大きな耳で押してくる | 柴田 公男 | |
| ミミズにも壁にも耳があるんだよ | 6年6組てんまのよい子 | |
| ラッキーな話小耳に留めておく | こにし まさこ | |
| 聞く耳を持たぬ割には地獄耳 | たごまる子 | |
| 耳掃除やっぱり妻の膝枕 | ブランク ながい | |
| 政治家にとって耳かきほどの嘘 | 本多 雅子 | |
| 聞こえないふりする母は生き上手 | やんちゃん | |
| 耳たぶはふくよかだけど金はない | まさみじいちゃん | |
| ひまわり畑 ゴッホの耳が落ちていた | 宮本 彩太郎 | |
| 耳だって心待ちするノーマスク | 橋倉 久美子 | |
| 劣化する耳に進化の二枚舌 | 加藤 胖 | |
| 大仏の畳一畳ほどの耳 | 西山 竹里 | |
| 結納金耳をそろえて返したい | さだえばあちゃん | |
| 目を閉じて耳塞ぎたくなる事件 | にった みさ | |
| 聞く耳に自動制御の周波数 | 荒井 孝憲 | |
| 補聴器が必要ですね岸田さん | 右田俊郎 | |
| 異次元の増税民は耳塞ぐ | 遠江竹庵 | |
| 人事異動小耳に挟む縄のれん | 野川清 | |
| 本当かね 10人一度に 聞ける耳 | 梁川 鉄太郎 | |
| 冬なのに蝉が鳴いてる耳の中 | 野平 光太郎 | |
| あちこちに顔をよく出す地獄耳 | 佐々木 冬彦 | |
| 初恋に耳学問で得た手管 | 岡 遊希 | |
| おばちゃんがうさぎの耳で仕込むネタ | はじめ | |





























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