Web川柳句会
| 我慢 |
| 課題「我慢」入選作品 |
| 選考/板垣孝志2021年12月募集分 |
| 我慢して食べる上司の打った蕎麦 | 太秦 三猿 | |
| 『すさまじきものは宮使え』ネズミの尻尾に似た細切れの蕎麦を、醤油で煮しめた昆布のつゆですすれと言う。三センチほどの蕎麦を掻きこむのならまだしも、すすれとは「食えるものなら食ってみろ!」 | ||
| やせ我慢周りはみんな気づいてる | きぃろっく | |
| 車にエアコン、今でこそ当たり前になったが、カークーラーと呼ばれ、それが珍しい時代があった。見栄っ張りの上司が車を買い、猛暑日も窓を開けずに乗り回していた。ぐしゃぐしゃに汗を掻きながら涼しい顔をして。 | ||
| 我慢がまん我慢の先にある我慢 | 高橋 太一郎 | |
| 『成らぬ堪忍するが堪忍』耐え難きを耐え忍び難きを忍び玉音放送のままに戦後の復興を成し遂げたが、高度成長期が過ぎ去った後は出口の見えぬ不況の時代が待って居た。我慢の日々は、火葬場に並ぶ時まで続きそうだ。 | ||
| 堪忍の袋にチョイと酒注ぐ | けい | |
| 我慢したところに落ちていたヒント | 宮本 信吉 | |
| 転んだら泣いてもいいと言ってやる | 泉 | |
| アトラスの肩凝り地球支えてる | 宮本 彩太郎 | |
| 寿命さえわかれば我慢せず消費 | 関根 一雄 | |
| 健康を維持するための腹八分 | 端河 潔 | |
| ブレーキが頑張る長い下り坂 | 村上 佳津代 | |
| 雪解けを待って若芽が顔を出す | 茶飯士 | |
| ライバルへ赤字覚悟の値引き戦 | 野川清 | |
| 汗流し我慢比べのサウナ風呂 | やんちゃん | |
| 次々と我慢を強いる変異株 | 福田 和人 | |
| 上意下達偉い人には無い我慢 | 高橋 太一郎 | |
| ニッポンのスタンスじっと我慢する | 竹中 たかを | |
| 瘡蓋に我慢強さを試される | 佐佐木 雀区 | |
| 減る事が仕事の消しゴムの我慢 | 秋思ひび | |
| 来年へ我慢ガマンの観光地 | 福田 和人 | |
| リモコンが子供の膝の上にある | 野平 光太郎 | |
| 我慢して排気ガス飲む鯉幟 | 福村 まこと | |
| 我慢できるうちは行かないのが歯医者 | 岡田 淳 | |
| 検査明け流動食のうまいこと | あっちゃんパパ | |
| あいつ出る迄はと我慢するサウナ | 亀 歩 | |
| 泪溜め異物に耐える真珠貝 | 河内 菜遊 | |
| 子の悪戯笑いを我慢して叱る | 西上 遊二 | |
| 婆さんの愚痴に我慢のお爺さん | 太秦 三猿 | |
| 辛い時笑っていよう取り敢えず | 山登爺 | |
| 薄味を愛の仕業と我慢する | 内田 政竜 | |
| ひたすらに 我慢忍耐 そして綱 | 亀仙マッチョ | |
| リハビリの激痛に耐えカムバック | 西井 茜雲 | |
| 我慢などしてないふりをする我慢 | よしじろう | |
| まだ二割引き五割なるまであと二周 | 松井 逸馬 | |
| 長寿組戦後の我慢経験者 | 春爺 | |
| 猛稽古番付表に褒められる | 松村 しげる | |
| 痛みに我慢堪えて治療費高くつき | 北村 幽芳 | |
| 老老の親子無口になる介護 | 松村 しげる | |
| 減量に耐えてベルトを奪い取り | 小林 祥司 | |
| 我慢する日当たりだけはいい窓辺 | 竹中 たかを | |
| 我慢して聞いてる爺の武勇伝 | 荘子 隆 | |
| コロナ禍の我慢比べに似る自粛 | 松村 しげる | |
| 人類に我慢を強いる新コロナ | 高橋 太一郎 | |
| 辛くてもたった一人の母介護 | みんせい | |
| 堪えたら明日は虹になれそうな | 久里 樽兎 | |
| 帰省なし我慢しどころ寒い春 | 柴田 公男 | |
| コンビニのトイレ駆け込む外回り | 阿部 日向子 | |
| 冬凌ぎ桜今から準備中 | 穂口 正子 | |
| おたけびは我慢の気合い寒稽古 | つれづれ | |
| 便利さに慣れて我慢をしなくなる | ねこママ | |
| 我慢した昭和美徳でない令和 | 池田 稔 | |
| 株下落損切りせづに耐え忍ぶ | 北村 幽芳 | |
| 先輩のしごきに耐えてする部活 | 山田 とく子 | |
| 貧乏が我慢のできる子に育て | 美和山吹 | |





























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