Web川柳句会
| 大人 |
| 課題「大人」入選作品 |
| 選考/本田智彦 2021年07月募集分 |
| 十代が大人鼓舞する金メダル | 高橋 太一郎 | |
| 2020東京五輪で四十住(よそずみ)=19歳(金)、開(ひらき)=12歳が銀、8月4日のスケートの女子パークで見事に輝いた。まだ子供の域だが、堂々とマイクに答えていた。この作品は「鼓舞する」の表現が大人に対するメッセージだ。 | ||
| 甲子園急に大人に見える子ら | 繁柳 | |
| 間もなく甲子園で全国高校野球大会が開かれる。コロナ禍の真っ只中だけど観客を制限して強行する。高校生球児の一生の思い出として出場、体格からするともう大人だ。プロ野球のスカウトも目を光らせてみている。 | ||
| 一年が早く感じるなら大人 | 6年6組てんまのよい子 | |
| この作品の「早く感じる」は大人でも個人差はあるが、加齢とともに本当に一年を過ごすのが早いような気もする。会社と家とを往復していた頃、もっと人生をエンジョイし、もっと価値ある人生を過ごしたかった。 | ||
| いっぱしの反論をする反抗期 | 川名 洋子 | |
| 大人びた少女に残るあどけなさ | 坂本 美地子 | |
| 知らぬ間に過去が笑える大人です | よしじろう | |
| 声がわり大人の門を通る時 | 西上 遊二 | |
| 誕生日楽しみでなくなる大人 | さだえばあちゃん | |
| 恐るべし大人顔負け子役達 | 本多 雅子 | |
| 今日からは大人になれる村祭り | 渡辺 たかき | |
| 子どもらに大谷選手夢くれる | ねこママ | |
| 責任という服を着ている大人 | さだえばあちゃん | |
| もう大人親の心配してくれる | 中ちょう | |
| 戦争を知らぬ大人が増えてきた | 赤松 重信 | |
| 温暖化大人はダメと子ども攻め | 藤井康信 | |
| 大人にはなれないが古希にはなれる | 木村 行吉 | |
| そこんとこわかってくれよ大人だろ | 城戸幸二 | |
| 大人びた口をきいてる得意顔 | 林 山柳 | |
| 十八歳大人の一歩初投票 | すみれ | |
| 怖かった夜が楽しくなる大人 | 亀 歩 | |
| 止まらぬ人流聞き分け無い大人 | 白子しげる | |
| ひとりきり泣くようになるもう大人 | 6年6組てんまのよい子 | |
| 褒めことば大人の耳で聞いている | 関口 行雲 | |
| 大人にはなれずに老人になった | 橋倉 久美子 | |
| 少年Aどこから見ても大人です | 太秦 三猿 | |
| 反抗期乗り越え選挙一票を | 大西 重郎 | |
| 大人だと言って酒酌む父と子と | 久常三喜夫 | |
| バイキングこどもの胃袋大人なみ | つれづれ | |
| 体力は初老 心はハタチです | 汐海 岬 | |
| 親の有り難み分かった時大人 | ふじむらさき | |
| ウラオモテ見えて大人の仲間入り | 西山 竹里 | |
| 二枚舌器用に使う大人たち | 山田 とく子 | |
| 孤独でも大人になって楽になる | はぐれ雲 | |
| 困ったら大人の都合と煙に巻く | 下村 由美子 | |
| 大人ゆえ我慢の出来ぬこともある | 龍せん | |
| 大人びて生意気を言う孫娘 | 藤井康信 | |
| 子どもへと返る夜学の充実感 | 渡辺 たかき | |
| 子供ねえと言わせ拗ねるも芸の内 | 松井 逸馬 | |
| 年輪に大人の梯子外される | やす坊 | |
| 子の未来勝手に決める大人たち | 岡田 淳 | |
| 理不尽を大人都合で押し通す | 八木 五十八 | |
| チャイルドへ戻れぬ辛さ募る年 | 福田 和人 | |
| 個人差の大きい大人の線引き | 竹平 和枝 | |
| 波風を大人の知恵が回避する | 白子しげる | |
| 大人になりたい子戻りたい大人 | 川名 洋子 | |
| 大人げないそんな大人が多すぎる | 坂本 美地子 | |
| 時々は子供に返りたい大人 | 佐々木 冬彦 | |
| 大人でもオモチャが好きな人もいる | 松岡 哲彦 | |
| 「まだ子供」と「もう大人」を使い分け | みんせい | |
| ムキになる父で大人になり切れぬ | すみれ | |
| 靴だけは先に大人になりました | 内田政竜 | |
| 体格は大人ハートはまだ子供 | 寺井 一也 | |
| カネの欲出ると大人の顔になる | おかの みつる | |





























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