Web川柳句会
| 眼鏡 |
| 課題「眼鏡」入選作品 |
| 選考/本田智彦 2021年04月募集分 |
| ウィルスが見える眼鏡を今欲しい | 土佐林 豊 | |
| 特殊な顕微鏡でしか見られない新型ウイルスの正体はコロナと呼ばれ太陽大気の外層に丸く見える。このウイルスを眼鏡で見たいと言う作者の願望それは無理ですね。下五の「今」が切実です。 | ||
| 眼鏡取り誰も知らない別の顔 | 佐々木 冬彦 | |
| 眼鏡を耐えずかけている顔を見ているから、外した場合は別人のように見えます。眼鏡は人の顔の雰囲気を変え、特に色眼鏡をかけると気持ちまで変わって来そうです。 | ||
| 母さんが眼鏡ずり下げ針に糸 | 桜木 美津子 | |
| お盆が近づくと、子どもの浴衣を母は手際よく縫っていました。途中で糸が切れた時、針の穴を通すのに四苦八苦している姿をよく見ていました。よく見える眼鏡があったらなぁと思い、代わりに糸を通してあげたことを思い出します。 | ||
| 言い訳の間合い取るため拭く眼鏡 | 渋谷 重利 | |
| 嫌な事あった日にかけるサングラス | 山登爺 | |
| 好奇心拡大させる虫眼鏡 | 久常三喜夫 | |
| 耳元でマスクと眼鏡喧嘩する | 四季 | |
| 度の合った眼鏡で世間お見通し | 春爺 | |
| 色眼鏡外すとみんな友になる | 上山 堅坊 | |
| 高価でも合わない眼鏡引き出しに | 新緑むらさき | |
| 前向きになれた眼鏡よありがとう | 春爺 | |
| 眼鏡かけバアーをすると孫が泣く | 白峯 | |
| 眼鏡拭くふりしてさっと涙拭く | 宮尾 柳泉 | |
| 泣けそうな映画と聞いてサングラス | おじ丸 | |
| スマホ族そのうち眼鏡族になる | 万里子 | |
| 真実が見える眼鏡で知る世間 | みんせい | |
| 気に入らぬときは黙って眼鏡拭く | 右田 俊郎 | |
| 眼鏡変えお眼鏡かないA評価 | 横手 敏夫 | |
| 知らぬ字に眼鏡忘れて恥かかず | 高橋 太一郎 | |
| 六人除け眼鏡にかなう人選ぶ | 上山 堅坊 | |
| アラレちゃんのデカイ眼鏡はよく見える | 村上 佳津代 | |
| 眼鏡などしゃらくさいわと千里眼 | 白鳥象堂 | |
| にっこりと笑う遺影の鼻眼鏡 | 木村 行吉 | |
| 父にだけ眼鏡にかなう嫁だった | 美和 山吹 | |
| メガネ店いつも粗品はメガネ拭き | BBブンゴ | |
| コロナ禍に眼鏡かけても見えぬ明日 | 阿部 日向子 | |
| 伊達眼鏡少し賢く見えるかな | 西上 遊二 | |
| サングラスはずし優しい顔にな | すずき 善作 | |
| 眼鏡して眼鏡を探す年になり | 山田 明 | |
| 変装の眼鏡に耐える鼻と耳 | 福村 まこと | |
| 老眼鏡かけても読めぬ米印 | えつこ | |
| 古き良き昭和の残る丸眼鏡 | 城門塵 | |
| 人柄にぴったり来ない眼鏡枠 | 佐々木 冬彦 | |
| 銀行で視線集まる黒メガネ | 真田 義子 | |
| 朝刊で眼鏡が拾う死亡欄 | 冬子 | |
| 妻のミス眼鏡の奥で嘲笑う | 山田 とく子 | |
| 連休もマスクゴーグル道連れか | 西井 茜雲 | |
| どちら様マスク帽子にサングラス | 穂口 正子 | |
| 序ノ口の 番付表は 虫メガネ | 亀仙マッチョ | |
| 鼻息が荒く眼鏡が曇りがち | 寺井 一也 | |
| 見たくないゴミも眼鏡が見せてくれ | 酒井 映子 | |
| 本当の自分眼鏡を外すとき | 武藤 宣彦 | |
| 怪しげな視線を隠すサングラス | おかの みつる | |
| 人の世の未来を覗く遠めがね | 白眉 人 | |
| 惚れました眼鏡の奥の涼しい目 | 荘子 隆 | |
| ド近眼メガネ落として地面這う | 龍せん | |
| 一歩引きメガネも外し見る時世 | おじ丸 | |
| モザイクを打破する眼鏡欲しくなる | みんせい | |
| サングラス取っても孫が泣き止まぬ | 横手 敏夫 | |
| マスクにはちょっと似合わぬサングラス | 森田 旅人 | |
| べっ甲のメガネフレームありますか | BBブンゴ | |
| 見えないと困るだろうと棺に入れ | 白峯 | |
| 科学者へ道を開いた虫眼鏡 | 福村 まこと | |





























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