Web川柳句会
| 夏 |
| 課題「夏」入選作品 |
| 選考/本田智彦 2020年8月募集分 |
| この夏は世界歴史に残る夏 | 加津子 | |
| 今年の1月20日頃、新型コロナウイルスが発生、それらはおさまる事を知らず世界中に広がり、日本の夏の催しも中止に追い込まれました。夏のテーマで、このコロナ関係の作品が約6割を占めました。「夏のマスク姿は暑苦しい」「旅にも出られない」等々多数でした。 | ||
| 全国の名物祭り消えた夏 | 北村 幽芳 | |
| 祇園祭(京都)、天神祭(大阪)、七夕祭り(仙台)、ねぶた祭り(青森)、阿波踊り(徳島)、大文字(京都)等々、夏を彩る祭り、行事がコロナウイルス禍で中止になりました。今年の夏は前例を見ない夏でした。せめて花火でも打ち上げて欲しかったと思う夏でしたね。 | ||
| この夏は炭坑節も流れない | あっちゃんパパ | |
| 〽月が出た出た…の炭坑節、夏の盆踊りでよく老若男女が輪になって踊りますが、今年は村や町の行事までコロナショックで中止になりました。こんなことは過去にない事です。せっかくの浴衣や下駄も出番なしでした。 | ||
| 海開き山開き無しへんな夏 | えみゆ | |
| 帰省せず義理を欠いての盂蘭盆会 | 美和 山吹 | |
| 祭りなく消化不良で夏過ぎる | 阿部 日向子 | |
| 一試合のみですここが甲子園 | 渋谷 重利 | |
| 海彦も山彦も痩せ細る夏 | すずき 善作 | |
| 五輪には日本の夏は厳しすぎ | 坂本 加代 | |
| 病んでいる地球の夏は傷だらけ | 春爺 | |
| 大の字と読めぬ送り火夏寂し | 船岡 五郎 | |
| 花火師がコロナに夏を奪われる | 日野 裕子 | |
| 予定では五輪に踊る夏だった | いいだ ひでき | |
| 夏の街人影まばら自粛中 | 赤松 重信 | |
| あの山の滝に打たれに行こうかな | 小田龍聖 | |
| 食欲をそそるカラフル夏野菜 | わこう | |
| 暑すぎて冬がましやと天邪鬼 | ミツエ | |
| コロナ禍で暑くて辛い夏続く | 高橋 太一郎 | |
| 月下美人一夜の恋に燃え尽きる | 辻 貴希 | |
| 身の危険感じるようになった夏 | 西山 竹里 | |
| 鈴虫に追いかけられて逃げる夏 | 城門塵 | |
| オンライン花火あがるがさえぬ夏 | さだえばあちゃん | |
| コロナ禍の40℃超えきつ過ぎる | 竹平 和枝 | |
| うたかたの夢にサヨナラ夏の恋 | ねこママ | |
| すいか切る夫婦だけしかいない夏 | 大澤 葵 | |
| 夏休み休んだような無いような | えつこ | |
| 子供らの声が聞えぬ夏休み | 森元 恵美子 | |
| 泥まみれ盆の供養もままならず | 谷口 修平 | |
| ふるさとがワタシを避ける夏休み | おかの みつる | |
| 当たらないサマージャンボに消える夢 | 小田虎賢 | |
| 真夏にも餅を重宝する独り | 上山 堅坊 | |
| 10万円エアコン買ってワイファイに | 高橋 太一郎 | |
| かき氷溶けて短い夏休み | 藤井 智史 | |
| 縁日と花火の浴衣出番無く | 久里 樽兎 | |
| 夏が好き言えないほどの夏が来た | はぐれ雲 | |
| 来夏には五輪があるか祈る日々 | 佐野 純 | |
| 猛暑日の最高記録競い合い | 久常三喜夫 | |
| ウイルスに削り取られた夏休み | 松本清展 | |
| エアコンを点けぬと命取られそう | 野川 清 | |
| 野菜高菜園愛好夏野菜 | つれづれ | |
| もう誰もイメージできぬ夏五輪 | 竹中 正幸 | |
| まだけじめつかないままの原爆忌 | よもやま話 | |
| そーめんがのどを流れて夏涼し | 若山 貞人 | |
| 猛暑には冷ソーメンが絶品だ | 藤井康信 | |
| マスク手に掛けては外す夏の街 | 山田 明 | |
| 歴史的記録的夏もう終わり | 正能照也 | |
| この暑さ生きる力が試される | 飯野 致祥 | |
| 噴水にハダカで乗っていたい夏 | 加藤 当白 | |
| 猛暑酷暑で降れば土砂降り | 宮本 彩太郎 | |
| コロナ禍に小さい夏の甲子園 | 齊藤 大柳 | |
| 沢遊び滝壺どぼーんみな笑顔 | 梁川 鉄太郎 | |
| 真夏日にあの布マスクする苦行 | 竹中 正幸 | |
| 台風が湧いて生まれる夏の海 | 彦翁 | |





























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