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| 目 |
| 課題「目」入選作品 |
| 選考/本田智彦 2017年12月募集分 |
| しっかりと目を見て話す信頼度 | 坂本加代 | |
| 目は口ほどものを言うと昔から言われている。人と話すときは相手の目をみて真剣に話す、そのことで相手に対する信頼度も深まる。よそ目して話すといい加減な会話となる、それほど対話するときは目の位置が大事。 | ||
| 忖度を良識の目が許さない | 高橋 太一郎 | |
| 昨年の流行語となった忖度、相手の気持ちをわきまえて話す。それは個人も国と国との外交も同じこと。人間は感情の動物、それが思うようにならぬのが世の常か。 | ||
| 人間の目配り自然には勝てぬ | 有澤 嘉晃 | |
| 自然界は人間の力ではどうにもならぬことが起こる。台風、地震、豪雨など発生する予測すらできない、しかしこれらに備え最低限の予防策は必要。 | ||
| 目の敵している国も核保有 | ミツエ | |
| どこに目と歩きスマホが罵声浴び | 竹中 正幸 | |
| 目には目を歯には歯をまだ続くテロ | 佐藤彰宏 | |
| 介護の目向こう三軒両隣 | 柳川 ひょうご | |
| 無資格の検査企業の目が曇り | 荘子 隆 | |
| お目が高いと褒めて買わせる骨董屋 | 岡田 淳 | |
| 背中に目見えぬが分かる他人の目 | 若山貞人 | |
| お手ふりの陛下の姿目に残る | 白峯 | |
| 人生の節目に酒が語り出し | 船岡五郎 | |
| 笑顔だが目と目が火花散らしてる | 高橋 太一郎 | |
| シャッターの目立つ師走のネオン街 | 氷川の杜 | |
| 八起目は膝をさすってヨイコラショ | 加藤胖 | |
| 真贋を見分けるプロの確かな目 | 白子しげる | |
| 輝く目尻尾ふりふり見つめられ | 辻 貴希 | |
| 信じてと言う信じられない目付き | わこう | |
| 目には目を古い格言国護る | えみゆ | |
| 両側を美女に挟まれ目が泳ぐ | 森元 惠美子 | |
| 晴耕は腰に雨読は目に悪い | アズスン安須 | |
| カブトムシ父少年の目に帰る | 陽香 | |
| 壁に耳障子に目ある週刊誌 | ねこママ | |
| 目にあまる張り手かち上げ猫だまし | 佐藤 佐伎 | |
| ニッポンに目くじら立てる反捕鯨 | 白峯 | |
| うなづいて嬉しさ示す目が笑う | 小泉重夫 | |
| 角界へ苦言呈する厳しい目 | 福田 和人 | |
| 孫の目と手が急かせてるお年玉 | 寺林 繁 | |
| さわやかな目覚めを願い床につく | 上山堅坊 | |
| 目が回る忙しさでも儲からず | 藤井康信 | |
| 時価ネタへ目玉飛び出る名代寿司 | 白鳥象堂 | |
| 動かない台風の目にいるあなた | 坂本加代 | |
| 言い訳し逃げる亭主の目が泳ぐ | ミー子 | |
| 目移りは腕を組んでも防げない | 岡 遊希 | |
| 優しい目なのに競走馬にされる | 彩古 | |
| 運命の糸の結び目ほどけがち | 川中 由美子 | |
| 美しい物を見たがるワタシの目 | 野川 清 | |
| 宇宙の目地球の核を見逃さぬ | 武良 銀茶 | |
| 日々努力目指すゴールはいつか来る | 久常三喜夫 | |
| モザイクを目玉にかけて言い逃れ | 白瀬 白洞 | |
| さりげなく振舞っている好奇の目 | 岡野 満 | |
| 出目金の内部事情を観察す | つれづれ | |
| 鬼の目に光るもの見て卒業す | 繁爺 | |
| 他人の目気にせず派手な服を着る | 諸行無常 | |
| 目鼻立ち個性それぞれ見る角度 | 岩窟王 | |
| 目頭の熱くなるよな苦労談 | つれづれ | |
| 丁重に詫びてはいるが眼が笑い | よもやま話 | |
| かもめよ帰れ潮目はすでに消え失せた | 関口 行雲 | |
| プロの目がヒトの真価を見極める | 白子しげる | |
| うまいものみんな目の毒胃潰瘍 | クスクス法師 | |
| 懸命な努力へ神も目を掛ける | 本間千代子 | |
| 睨む目で千両役者見得を切り | 啓 坊 | |
| 網の目をちょいと広げて稚魚の保護 | 松村 しげる | |





























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