Web川柳句会
| 闇 |
| 課題「闇」入選作品 |
| 選考/本田智彦 2017年11月募集分 |
| 事件事故裏に蠢く深い闇 | 佐藤彰宏 | |
| 春ともなれば葉っぱの裏の虫がもぞもぞと動くように事件が闇の社会を形成して行く様。最近はそんな事件事故が多過ぎる。 | ||
| 闇市の名残の路地が消えていく | かきくけ子 | |
| 終戦後都会の路地にはヤミ市が軒を連ねていた。靴磨きの少年やヤミ米の販売など法を無視して生きるため国民は必死だった、今ではその面影はなく思い出ばかりが路地に漂っている。 | ||
| 失業の身の毛もよだつ怖い闇 | 上山堅坊 | |
| 不況などで人員整理を余儀なくされ職場を去ることになり、明日から食って行くのが闇の中に包まれる。最近は日本も雇用状況が改善され、失業者もいくらか減っているが、自分に合った職場が一たん無くなると元の職場には戻れない。 | ||
| 敗戦の闇を照らしたひばり節 | 渡辺 たかき | |
| 道迷う夕闇迫る下山道 | ミー子 | |
| 闇もあり光もあって世が回る | 春爺 | |
| 暗闇に今日一日の愚痴こぼす | 寺林 繁 | |
| 闇に慣れてくれば怖いものはない | 上原 稔 | |
| 闇米で育てた親の苦労知り | 竹中 正幸 | |
| 敗戦の闇をくぐった日本人 | 佐藤信則 | |
| 夕闇に孤独楽しむ一人酒 | みんせい | |
| ライトアップされて紅葉が闇に燃え | 小林 藤太郎 | |
| 核のゴミ闇の議論にない出口 | 松村 しげる | |
| 闇から闇へ金の行方が悩ましい | じんじん | |
| 母さんが介護の闇に入り込む | 城後 朱美 | |
| 良識のペンライト持ち闇夜行く | 若山貞人 | |
| 真実が政治の闇に消えてゆく | すずき 善作 | |
| 闇鍋に自身の不満どっと入れ | 辻 貴希 | |
| 昭和史の闇に角栄沈められ | 光畑 勝弘 | |
| 政界の闇にうごめく顔がある | 太秦三猿 | |
| 物づくりに偽装の闇が忍び寄り | 白鳥象堂 | |
| 闇暴くメディア罵るツイッター | はなぶさ | |
| 粗忽者一寸先の闇を踏む | 高橋 太一郎 | |
| 手探りで希望を探す闇の中 | 十六夜 | |
| ナースコール闇へ光を持って来る | 小林祥司 | |
| 村上春樹少し読んだが闇世界 | 柳川 ひょうご | |
| 三面で闇の深さを推し測る | 阿部清明 | |
| 昭和史の闇を解明清張氏 | 山下 博 | |
| アラ-ムは心の闇に鳴り響く | 望月 弘 | |
| 角界の闇は意外に根が深い | 由美 | |
| 闇鍋で食わず嫌いを直される | なるちゃん | |
| 相続へ闇が互いを引き離す | 山田 きよみ | |
| 闇深く驕りの中でほくそ笑む | 岩窟王 | |
| 蜜を持つ男を狙う闇の蝶 | 小西章雄 | |
| 恐ろしい心の中の深い闇 | 若林 正伸 | |
| 影法師闇の中から出ておいで | 麦乃 | |
| 手術中一寸先は闇の中 | やんちゃん | |
| 恋をして ゆっくり闇が消えてゆき | 汐海 岬 | |
| 暗闇に迷い込む癖夜が明ける | samu | |
| 闇にいて人の噂がよく入る | 彦翁 | |
| 灯台の明かり求めて闇の海 | 坂本加代 | |
| 国民に自明のことが闇のまま | アズスン安須 | |
| この闇を抜ければ勝利待っている | 城後 朱美 | |
| 闇献金バレれば屁理屈言い逃れ | 氷川の杜 | |
| 闇の間で冷めるのを待つモリとカケ | 岡田 淳 | |
| 表から見えぬ心の胸の内 | こうせい | |
| ネットから無料の文字が誘う闇 | 古屏風 | |
| 惜しむ年パワースポット闇詣で | 山下 博 | |
| 相続へ闇から抜けた雪つばき | 山田 きよみ | |
| 闇屋から始めた家業七十年 | 佐藤信則 | |
| 暗闇にひと呼び寄せてネオン街 | 荘子 隆 | |
| 奥底に闇が潜んでいるスマホ | 加藤 当白 | |
| 一条の光をたより闇抜ける | じんじん | |





























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