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課題「星」入選作品
選考/本田智彦 2016年12月募集分
星の数居ると言われてみたけれど 八十日目
よくたくさん居るという数の例えに星の形容が用いられる。例えば失恋した人にまだ星の数ほど…などとそんなに言われても本人はつらい思いが。
九ちゃんの笑顔が見える夜の星 海野えぼし
坂本九ちゃんの日航機事故、悲しいことでした。星空の歌、上を向いて歩こうなど何年経っても歌われている。
満天の星に癒さる過疎の村 高橋太一郎
里の空は星が限りなく美しく見れます、何となく吸い込まれるようで心癒やされる。
一族の星と言われている辛さ 高山 登
日曜のパパのカレーに星三つ たまき
白星の数が全ての大相撲 佐野かんじ
失恋の帰路オリオンがなぐさめる すずき 善作
星いくつもらえますかと妻が聞く ねこママ
いい日だけ星占いを信じてる 十六夜
良縁を暦の星が駄目と言う 沢田正司
飽食も飢餓も見ている同じ星 よもやま話
大スター世を照らしてた良き時代 小林藤太郎
ドラフトへ明日のスターを買いに行く 白子しげる
戦さなどもう沢山と青い星 上山堅坊
同盟で星の数だけ敵が増え 加藤胖
二刀流待っているぞと星条旗 福田 和人
岩波の星を友らと読み競う すずき 善作
あと一歩綱の手前で逃げる星 船岡五郎
星屑の中に混じっていた珠玉 久世高鷲
星印付けた理由が浮かばない 山下 博
ミシュランの味の隠密星の舌 ミー子
ぼくだけに降る星ほしい願いごと 小林祥司
この星に七十億の夢ともる 瀬田明子
星三つだからなんだとラーメン屋 佐藤彰宏
昇格も降格するも星ひとつ BBブンゴ
幸せがやって来そうな星月夜 坂本加代
満天の星を残して過疎すすむ よし絵
幸せを北斗七星にて掬う 藤井智史
ふんわりと落ちて来そうな里の星 真田 義子
冬空にひときわ光る母の星 沢田正司
アメリカの星が消えつつある一つ 麦乃
爺ちゃんの米は三つ星塩むすび わこう
郷土の星なれず農業継いで生く 藤井康信。
億光年長い旅終え光る星 啓 坊
午前様妻から図星身に染みる 大西重郎
運命を変える事ない星の下 久世高鷲
警察は星を挙げたが不起訴へと 山下 博
母さんも元気なんやね星光る 白瀬白洞
流れ星 健康だけを願う今 汐海 岬
願いには流星群がいいらしい はぐれ雲
金星が何より供養師の墓前 やす坊
星五つ今も手早く調理する 藤井智史
星の降るネオン街には花も咲く しゅういち
宝くじ星の数ほど外れくじ 岩窟王
横綱へ白星足りぬ二つ三つ 岡野 満
北の空星が私の羅針盤 麦乃
満天の星に心が癒される 彦翁
祈っても星は何にも答えない 赤松重信
片べりの靴がとことんホシを追う 城戸幸二
人の世のはかなさ愛し冬銀河 海野えぼし
星なんて無くても美味い定食屋 辻 貴希
草野球負けて一番星光る 城後 朱美
ミスでした選んだ星の王子様 きぃろっく