Web川柳句会
| 猫 |
| 課題「猫」入選作品 |
| 選考/本田智彦 2015年7月募集分 |
| 我輩は猫だが偉い訳じゃない | 赤松重信 | |
| 「吾輩は猫である」夏目漱石作(正しくは吾輩)。飼い猫の目を通して近代日本の姿を風刺した作品偉そうに吾輩と言って偉そうにしたと思われては困るということを含まれている。 | ||
| 猫の手を借りた時代に戻りたい | 祐泉 隆 | |
| 好景気のときは世の中も忙しいし生活に活気があって生き生きしてた。そんな時代を回顧している句。 | ||
| 甘く見た猫が寝首を掻きにくる | 白子しげる | |
| 猫はおとなしい動物だと思っていたら首のあたりを掻きられた。やはり可愛いと思っていると野生的な行動もする、そんなに甘く見るなという戒めか。 | ||
| 文豪を育てたこともあった猫 | 甲斐良一 | |
| 焦るなと猫に欠伸を移される | 星野睦悟朗 | |
| 開店日猫も杓子も列をなす | BBブンゴ | |
| IT化みんな猫背になるスマホ | みんせい | |
| 気をぬくと猫なで声に騙される | 高橋 太一郎 | |
| 爺さんより猫が大事なおばあさん | 上山堅坊 | |
| 錦織のボールに猫も首を振る | 太秦三猿 | |
| 黒猫が夢二の美人たおやかに | 楠部千鶴 | |
| 金巡る猫に小判で貯まらない | しゅういち | |
| 干支からは仲間はずれにされた猫 | 沢田正司 | |
| 人癒し駅長のタマ惜しまれて | あっちゃんパパ | |
| 暇でんな言いたい顔の招き猫 | かきくけ子 | |
| ニタマには是非とも欲しい定年制 | クスクス法師 | |
| 猫の目で答弁変える安保論 | はぐれ雲 | |
| 雨の日は猫が優しくしてくれる | みぢんこ | |
| けんめいに何隠すのか猫の砂 | よし江 | |
| 時経てど子供喜ぶ猫じゃらし | 井戸野 蛙 | |
| 諸手挙げ大繁盛と招き猫 | 井澤壽峰 | |
| 家が好き近所付き合いしない猫 | 坂本加代 | |
| 月の下 恋語るのか猫2匹 | 汐海 岬 | |
| おねだりは猫なで声に頼る妻 | 十六夜 | |
| お隣の猫に仕込んだ芸に揉め | 渋谷重利 | |
| 猫なでの勧めに弱い試着室 | 松村 しげる | |
| 好かれたがちょっと困った孕み猫 | 松本清展 | |
| 国籍は自由に生きるペルシア猫 | 渡辺たかき | |
| 天国に到着したねタマ駅長 | 氷川の杜 | |
| 寝て起きて伸びてまた寝る猫稼業 | 有海静枝 | |
| 野良猫の見つめあう目に野生あり | あっちゃんパパ | |
| 招かざる客ばかり来る招き猫 | きぃろっく | |
| 大学は猫も杓子も学ぶ道 | しゅういち | |
| シャムネコと女の城を謳歌する | ミツエ | |
| 早起きの猫は正座で餌を待つ | よしひさ | |
| 野良猫が番犬にらむ塀の上 | わこう | |
| 飽食の時代鼠も獲らぬ猫 | 井澤壽峰 | |
| 二人とも猫を被って初デート | 岡 遊希 | |
| 猫の手も欲しいと声を掛けられる | 加藤胖 | |
| 狩りなどはすっかりしない猫メタボ | 宮﨑 竹葉 | |
| 知り合いはヒトよりネコが多くなり | 月波与生 | |
| モンゴルの力士はしない猫騙し | 佐野 かんじ | |
| ポチがいてタマがいるから日本的 | 春爺 | |
| 猫だましまたひっかかり負け相撲 | 小田龍聖 | |
| 休憩に猫ふんじゃった弾いている | 上原 稔 | |
| 戦争は愚かと猫があくびする | 西山竹里 | |
| 猫抱けば絵になる美女の艶姿 | 沢田正司 | |
| 犬猿の夫婦とりもつうちの猫 | 中野徹 | |
| 塞げない障子の破れ猫の道 | 白峯 | |
| 丑三つの頃伝説の爪を研ぐ | 望月 弘 | |
| 戻らない猫の茶碗が干乾びる | 野川清 | |
| 妬ましい人目気にせぬ猫の恋 | 有澤嘉晃 | |
| 一番の快適場所に猫が居る | 原 脩二 | |





























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