Web川柳句会
| 雷 |
| 課題「雷」入選作品 |
| 選考/本田智彦 2015年6月募集分 |
| 押し入れで震えて耐えたお留守番 | 高橋 太一郎 | |
| 子どもの頃、ひとり留守番、雷が鳴ると怖かった想いが今も残る。逃げ場は押し入れだった。 | ||
| 雷がこの世にカツを入れにくる | 彩古 | |
| たまの雷にこんなとり方もある、世の中の人間どもに天がカツを入れる面白い着想の句。 | ||
| 雷の時だけ妻が寄ってくる | 木村行吉 | |
| そんなに離れて過ごしているのかな、まあたまに雷のときぐらい抱いて愛を確かめるのもひとつの策かな。 | ||
| 雷門多国籍語を迎え入れ | 白子しげる | |
| 雷を落として親父見直され | きぃろっく | |
| たましいの奥まで照らす稲光 | 陽香 | |
| 落雷がことさら怖い山登り | BBブンゴ | |
| カミナリも年金貰って介護され | 吉村明宏 | |
| 草食系雷鳴ればしがみつく | 太秦三猿 | |
| 遠雷が去って揃いの浴衣着て | 氷川の杜 | |
| 雷と大雨コラボ土石流 | 久世高鷲 | |
| 雷の後に優しい母の虹 | 城戸幸二 | |
| 遠雷に耳を澄まして夏終わる | 啓 坊 | |
| 雷鳴が二人の仲を近づける | 沢田正司 | |
| 雷が落ちるぞ父が咳ばらい | 星野睦悟朗 | |
| 雷を子に落とせない親父増え | さな沙奈 | |
| 役席に雷除けが貼ってある | 光太郎 | |
| 雷に臍の在り処を探られる | すずき 善作 | |
| 春雷に恋が芽生える雨宿り | えみゆ | |
| 他人の子叱れる人がいなくなる | かっぱ堂 | |
| 雷が怖いと言って呑み続け | 上原 稔 | |
| 雷神と崇めたくなる稲光 | 啓 坊 | |
| 避雷針父の背中がたのもしい | 中野徹 | |
| 雷を落とすことない定年後 | ゆめか | |
| 仕事にも一本ほしい避雷針 | 西山竹里 | |
| 雷も怖くないほど歳をとる | 葵 | |
| 雷雲に驟雨期待の草や木々 | 原 脩二 | |
| カミナリ族今は静かな電気カー | 小田虎賢 | |
| パソコンの脳を落雷瞬時消し | かきくけ子 | |
| 春雷が心の隙をついてくる | みぢんこ | |
| 浮き雲に付和雷同を笑われる | 沢田正司 | |
| 恍惚の一瞬映す稲光 | 光畑勝弘 | |
| 雷が鳴って逃げ場の蚊帳はなし | 茨木菊太郎 | |
| 遠雷に黄信号出すゴルフ帽 | 福田 和人 | |
| 天罰が下ったような稲光 | ねこママ | |
| 雷は酒の力を借りて落ち | 渋谷重利 | |
| ポケットに地雷隠して生きている | 高田まさじ | |
| 頑丈な建物いつも傍にない | 十六夜 | |
| カミナリが机の上に落ちていた | 西山竹里 | |
| 雷の音も聞こえぬ地下勤務 | 小田虎賢 | |
| 雷の落しどころがつかめない | 牛馬 | |
| 雷鳴が二人の恋を近くする | 古河よかっぺ | |
| 雷がやっと小雨に変わる父 | 汐海 岬 | |
| やつあたり腹の雷制し得ず | 北川 隆子 | |
| 妻嫌う地震雷家事炊事 | 井戸野 蛙 | |
| 雷の気性も荒くなる地球 | 白子しげる | |
| 人間のエゴ刺しに来る稲光り | よし江 | |
| 遠雷を聞いてパソコンコード抜く | 上原 稔 | |
| 父の日に雷おこし贈られる | 諸行無常 | |
| 雷に追われて走る村の子ら | 坂本加代 | |
| 落雷に困ったなあと酒を注ぐ | はぐれ雲 | |
| 雷を落としてくれぬうちのパパ | 柳岡睦子 | |
| 雷鳥に会いたくて履く登山靴 | 端 河 潔 | |





























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