Web川柳句会
| 電話 |
| 課題「電話」入選作品 |
| 選考/本田智彦 2014年12月募集分 |
| 会うまでの電話の人は魅力的 | 大陸丸 | |
| 声だけではその人の心は察しかねない、会ってみて果たしてその人が魅力的か会うまでのお楽しみというところ。 | ||
| 電話では腰の低さは伝わらず | 西井茜雲 | |
| 目に見えない人と話すのだから話している態度はわからない頭下げているのは口先ばかりかもしれない。 | ||
| ガッチャーンの怒りがスマホでは出せぬ | 千代子 | |
| 昔の電話は受話器を置くまで音がした、スマホでは音が伝わらない。感情の伝わり方が微妙だ。 | ||
| 長電話そばで聞こえる咳ばらい | 白子しげる | |
| 吉報の受話器持つ手にお辞儀する | 福田 和人 | |
| 電話して不都合ないかメールする | えみゆ | |
| 父が出て母が横から騒がしい | はぐれ雲 | |
| ノーベルも文学賞も先ず電話 | 牛馬 | |
| その昔親に切られたラブコール | 氷川の杜 | |
| 電話よりアプリで遊ぶスマホ族 | 高橋 太一郎 | |
| 電話越し言わない言葉が伝わって | 彩古 | |
| 内緒だと小声で話す電話口 | 小林祥司 | |
| 留守電に入れる人だけ取る受話器 | BBブンゴ | |
| メールよりやっぱり電話恋熟す | 上山堅坊 | |
| ケータイの進化に指が会話する | ころのすけ | |
| 里からの電話は訃報だけになり | 酒井映子 | |
| 母さんがいないと知って切る電話 | 城後 朱美 | |
| 携帯の呼び出し音に在る個性 | 小田慶喜 | |
| 長電話相槌だけの聞き上手 | 瀬田明子 | |
| 黒電話ダイヤルの音昭和呼ぶ | やす坊 | |
| 用件を忘れて切った長電話 | 松村 しげる | |
| メールしてメールしたよと電話する | 遊人 | |
| 金貸してとなかなか言えぬ電話口 | 真田義子 | |
| 温い声聴きたくなってする電話 | 鈴木猪佐夫 | |
| 一秒が命で重い一一九 | 茨木菊太郎 | |
| 赤青黄消えてゆく公衆電話 | 上原 稔 | |
| 朗報を待って電話の取れる位置 | 高山 登 | |
| 電話では言えぬ話という電話 | 甲斐 良一 | |
| 詐欺電話ボケたふりして応対す | つれづれ | |
| 高額の振り込め詐欺が後絶たず | 岩堀洋子 | |
| メールより喜怒哀楽がある電話 | 松本清展 | |
| 留守電に手足取られるスケジュール | 端 河 潔 | |
| 私のために簡単スマホ出る | 星野睦悟朗 | |
| 奥様は居ませんと妻電話切る | 夢庭 | |
| がんばれと受話器の先に父の声 | 光太郎 | |
| 交換手通す電話に懐かしさ | 原 脩二 | |
| あなたよね無言電話の息づかい | 光畑 勝弘 | |
| 便利さが却って仇となる電話 | 鈴木猪佐夫 | |
| ガラケーもスマホもやがて過去となる | 森山文切 | |
| 黒赤で電話を区別した昭和 | 甲斐 良一 | |
| 電話なら断然持てるわ声美人 | 幸村 | |
| 携帯の音けたたまし通夜の席 | 柳村光寛 | |
| 電話には言葉で元気伝えられ | しゅうちゃん | |
| 電話だと上手な嘘がすぐに出る | すずき 善作 | |
| 団欒に割り込みたがる子のスマホ | 陽香 | |
| 電話です呼んでもらった遠い日々 | 原 脩二 | |
| 携帯はゲーム機になり音になり | 小田虎賢 | |
| セールスの電話ぶっきらぼうに切れ | 西山竹里 | |
| 二股の恋が割り込むキャッチホン | 千代子 | |
| 骨董品サザエさんちの黒電話 | 角丸弘之 | |
| 多機能のスマホタッチに新時代 | 夢野凡作 | |
| 無駄口が九割程度長電話 | 駄馬 | |
| アンケート無言で話す押しボタン | 佐藤 信則 | |





























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