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| 失敗 |
| 課題「失敗」入選作品 |
| 選考/本田智彦 2014年4月募集分 |
| 教科書を黒く塗らせて戦終え | 若山貞人 | |
| 日本は戦争に負け、戦後の教科書も戦争を高揚させるような部分はアメリカのGHQによって削られ消された。戦争に敗けたことを「失敗」と決め付けるの もどうかと思うが、事実だから仕方のないことだ。この作品は戦争ということを考えさせるものだ。 | ||
| ミスが無い何にもしない人だから | 千代子 | |
| 失敗がない人、イコール何にもしない人と決めつけるのは極言だが、何にもしない人は物理的に考えても失敗はないことになる。逆に失敗が怖いから逃げていることになる。やはり生きている限り何かに挑む、そして実行することの楽しみを味わいたいものだ。失敗しても…。 | ||
| 優しさに負けて失敗繰り返す | みぢんこ | |
| 失敗したこともしからない、または注意しない親、または会社の上司が居るとしたら、その本人も不幸で何度も失敗を繰りかえすことになる。ある程度は周囲の人も含めて注意したり、こうしたら…という程度なら本人のためにも向上心をもたらすことになる。ただ優しいだけではその人はジャンプしない弱き人間になる。 | ||
| 斬新と失敗作が褒められる | かきくけ子 | |
| 躓けばライバル達がほくそ笑む | 白子しげる | |
| 消しゴムを失業させた削除キー | 斉藤光雄 | |
| 失敗をまるで自慢のように言う | ちひろ | |
| ウサギさん貼らずに出して舞い戻り | 颯爽 | |
| 先輩の失敗談は自慢気味 | 吉村明宏 | |
| 失敗を恐れるなとは言われても | 端 河 潔 | |
| のんびりと暮らして行けるはずでした | 小桃 | |
| しくじりを重ねて気付く私利私欲 | ダムール | |
| 新人へ失敗談で和ませる | 小林 藤太郎 | |
| 二代目が破産をわびる町工場 | 幸村 | |
| 失敗を糧にしようと溜め続け | 汐海 岬 | |
| 消せるペン持って失敗ばかりする | 小林祥司 | |
| 失敗で号泣球児美しい | 酒井映子 | |
| 失敗のある人生の楽しさよ | 小田虎賢 | |
| 愛を込め編み上げたのに不格好 | 岡 遊希 | |
| リハーサルだけはばっちりあがり症 | わこう | |
| 酒女みんな失敗して独り | 角丸弘之 | |
| 失敗が続いて長女次女三女 | どんぶらこ | |
| 失敗は成功の素だけで無い | みつはる | |
| 子育ての失敗孫へ熱を入れ | ちひろ | |
| あらごめん笑って済ます美人得 | えみゆ | |
| しくじりがあって際立つ人間味 | 翔のんまな | |
| 失敗の価値を分かってくれた人 | 彦翁 | |
| 失敗を重ねて少し目が覚める | ゆまろ | |
| 失敗は猿より劣る無反省 | 春爺 | |
| ベテランは失敗談をネタにする | 岡野 満 | |
| 徹夜して失敗作を作ってる | 楠部千鶴 | |
| 手料理の塩の加減がわからない | 柳村光寛 | |
| 失敗に教わったこと忘れない | 竹内いそこ | |
| ひと粒のミスにも言い訳の雪崩 | 汐海 岬 | |
| 神様も間違い犯すときがある | 市川勲 | |
| 失敗を恐れず進むマイウェイ | 瀬田明子 | |
| 言い過ぎて失敗過去に戻れない | 矢田しげを | |
| 抽象画失敗作が高く売れ | 船岡五郎 | |
| 失敗でいいのよ私の子なんだもん | 小田和子 | |
| 還暦も子に恵まれず我が夫婦 | 井戸野 蛙 | |
| 失敗は呆けのせいだと言える齢 | はぐれ雲 | |
| 失敗を覆い隠して掘る墓穴 | 加藤胖 | |
| ダイエット理屈はすべて知ってます | 月波与生 | |
| 失敗の言い訳上手特技なり | 若山貞人 | |
| 失敗がおかずにもなる酒の席 | 藤井智史 | |
| 失敗をじっくり見つめ飲むお酒 | 上山堅坊 | |
| 失敗を踏み台にして飛躍する | 高橋 太一郎 | |
| 失敗を重ねてできる新理論 | 一木半介 | |
| 失敗の色が逃げ道さがしだす | 竹内いそこ | |
| 漫才のネタなら受ける失敗を | ちびまるこ | |
| あの時のミスが私のエネルギー | 市川勲 | |
| 堅焼きの煎餅かじり歯が欠ける | 上原 稔 | |
| 失敗も挑み続ける発明家 | 美和山吹 | |





























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