Web川柳句会
| 嘘 |
| 課題「嘘」入選作品 |
| 選考/本田智彦 2014年1月募集分 |
| 達筆で書かれた嘘を見抜けない | 渡辺たかき | |
| この句のような例は少ないと思うが、文字が達筆だからといって信じてはならぬと注意を喚起している。 | ||
| 真剣なあの目あんたは役者です | 松本清展 | |
| 役者はその役に徹すると嘘でも本当でも表現できる、真剣に嘘を言っている、正に役者だ。 | ||
| 見えすいた嘘に頷く妻の妙 | 十六夜 | |
| 妻は見えすいた嘘は知っている、それは長年の態度でわかっている。嘘はつけない。 | ||
| 嘘をつく仕草を妻は知っており | 岡野 満 | |
| 四月馬鹿ウソは付けない消費税 | 闘句朗 | |
| 過不足があるから分かる君の嘘 | 角丸弘之 | |
| 似合わないとは言われない試着室 | かっぱ堂 | |
| 嘘さえもつけぬ人だと知ったとき | 大城つねを | |
| フロントは夫婦じゃないと見抜いてる | 城戸幸二 | |
| 捨てた恋未練ないかといえば嘘 | 氷川の杜 | |
| 何故神は罰を与えぬオレオレに | 小田虎賢 | |
| トラブルを小さな嘘が中和する | 白子しげる | |
| どんな嘘言うか楽しみ四月馬鹿 | 高山 登 | |
| 嘘ひとつ隠して波を泳ぎ切る | みぢんこ | |
| 八百もあるのに出ない嘘もある | 太秦三猿 | |
| 真実は一つだけだとそれが嘘 | たかさま | |
| 世渡りは嘘を便利にいま八十路 | 高橋 太一郎 | |
| 離婚して神への誓い嘘になる | 野川 清 | |
| 程の良い嘘が酔わせるブライダル | よし江 | |
| あの嘘は自分を守る砦です | 坂本 加代 | |
| 肝心な時に言えない上手い嘘 | 西山竹里 | |
| ぎくしゃくを小さな嘘が丸くする | 白子しげる | |
| 天命に誓ってと言う無理な嘘 | 長谷川庄二郎 | |
| 美しい嘘だと思う花言葉 | 光畑 勝弘 | |
| 騙されてうれしい嘘やのってみよ | 日比日踊 | |
| 嘘少し混ぜて周囲を笑わせる | ちひろ | |
| 病人を励ます嘘は許される | 小西章雄 | |
| 心地良く騙されておく美辞麗句 | 渡辺たかき | |
| 嘘つかずあの世へ行った人はない | ミツエ | |
| 最初から嘘だと知って聞いてやり」 | 一木半介 | |
| お詫びして落ちた社長のアデランス | よしひさ | |
| 温かい嘘が舞ってる推薦書 | 陽香 | |
| 酒場には優しい嘘を飲みに行く | 甲斐 良一 | |
| 生き上手嘘転がして丸く生き | 真田義子 | |
| からかって云ってた嘘が実を結び | 山下 博 | |
| 弁護士を通して嘘を付いている | 闘句朗 | |
| 言い訳に嘘はいっぱい用意して | 井丸昌紀 | |
| ついた嘘つかれた嘘の数合わせ | 船岡五郎 | |
| 入れ知恵の最初の嘘を捨てきれず | 伊東志乃 | |
| 仲人に欺かれたとぼやく妻 | 岡 遊希 | |
| 嘘と知る言い訳 じっと聞くおんな | 汐海 岬 | |
| 最後まで病名伏せて介護する | ちひろ | |
| やむを得ぬ嘘ではあるが巧すぎる | 本間千代子 | |
| 軽い嘘知ってうなずく心地よさ | 上山堅坊 | |
| 騙されたことなどないと嘘をつく | 大城つねを | |
| 結び目は優しいウソでほぐしてる | あつじ | |
| 言い訳で嘘にまた嘘重ねてる | 若山貞人 | |
| 分かってるけれどその嘘心地よい | 大陸丸 | |
| 気の利いた嘘を携え得意先 | 濱山哲也 | |
| 嘘ひとつ繕い終わりまたひとつ | 徳島一郎 | |
| 嘘でない発表を待つ汚染水 | 茨木菊太郎 | |
| 嘘をつく時の癖母知っている | 夢庭 | |
| 大ものが笑いで嘘をぼやけさせ | よし江 | |





























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