Web川柳句会
| 鏡 |
| 課題「鏡」入選作品 |
| 選考/本田智彦 2012年3月募集分 |
| 鏡見る自信に満ちた娘の目 | 森野このみ | |
| 鏡を見る度合いが多くなるのは、娘時代、いかに美しく見せるかと化粧にも念入りになる、そして自信ある顔形にする、さぞ満足感だろう。 | ||
| 星空を両手で受ける水鏡 | 米本 素光 | |
| 月でなく星空が映る水鏡、さぞ環境のよい田舎だろう、手で掬ってやりたい気にもなる。 | ||
| 手鏡の出番が急に増える恋 | 汐海 岬 | |
| 恋人ができたら、自然と化粧が気にかかる。何とか相手に好感のもてる顔にしたいと手鏡は離せない。 | ||
| 皺のない過去を留めてない鏡 | みぢんこ | |
| 鏡見て歯磨きせよと言う歯医者 | 柳村光寛 | |
| 本当の涙を知っている鏡 | 真田義子 | |
| チャンスだと鏡の顔は告げている | 汐海 岬 | |
| 密やかに練習します良い笑顔 | 伊東志乃 | |
| 本当の私に誰も気づかない | 森野このみ | |
| 体調を朝の鏡に問うてみる | みのり | |
| 落ち込んだ時は鏡に聞いてみる | 白子しげる | |
| にっこりと鏡に会釈して出掛け | 小西章雄 | |
| 相談は鏡とせよとアドバイス | 小田慶喜 | |
| 鏡には責任ないが若さ去り | かきくけ子 | |
| 子は親の 鏡と知りつつ 高望み | 風かおる | |
| 鏡より 親父の背中 しかと見ろ | 氷川の杜 | |
| ため息をついて畳んだコンパクト | 跡夢 | |
| 真実を映すと困る歳になり | 佐藤彰宏 | |
| 嫌な顔鏡の歪み確かめる | 楠部千鶴 | |
| さばを読む歳が鏡を叱りつけ | 松村 しげる | |
| 責任を持てと鏡に諭される | 米本 卓夫 | |
| この鏡生真面目過ぎてつまんない | 松本清展 | |
| 鏡台を母の遺影がのぞいてる | 跡夢 | |
| 盛装の妻に鏡も誤解する | 小西章雄 | |
| 人生に鏡と仰ぐ師が一人 | 鶴巻 弘 | |
| 綺麗だと嫁ぐ鏡へ声かける | 米本 卓夫 | |
| まず笑顔保存しておく朝鏡 | よし江 | |
| 腹のうち見透かされたか内視鏡 | 白峯 | |
| 実像が地下鉄窓に浮かび出る | 文海胡 | |
| 霧晴れて湖面に映る逆さ富士 | 白峯 | |
| もう少し若さが残る鏡見る | 米本 卓夫 | |
| 鏡見たことあるのかと捨てゼリフ | かっぱ堂 | |
| 自惚れが酷く鏡がそっぽ向く | 米本 卓夫 | |
| 頑張れと鏡の中へハッパ懸け | 白子しげる | |
| 正直な鏡だ褒めた事がない | 小西章雄 | |
| 髪をすく農婦しとやか水鏡 | ダムール | |
| 卒業式母さんはまだ化粧中 | なこはなこ | |
| 泣くことを止める気になる水かがみ | 高山 登 | |
| ・試着室秘密知るのは鏡だけ | 辻 貴希 | |
| 私より私を知っている鏡 | 柄 宏一郎 | |
| それで良いのかと鏡が言っている | 山田 こいし | |
| 手鏡に恋の兆しを伝えられ | 汐海 岬 | |
| アツアツの恋は鏡を曇らせる | 伯林 | |
| 手心を三面鏡は加えない | 星野 睦悟朗 | |
| 鏡見て彼への返事考える | 若山貞人 | |
| 河口湖富士のお山を我が物に | 高橋 太一郎 | |
| 鏡見て床屋と客はご挨拶 | アズスン安須 | |
| 銅鏡に卑弥呼の顔はどう映る | 佐野 純 | |
| 地下鉄の窓がマナーを映し出す | 渡辺たかき | |
| 若人の鏡はどれも弾んでる | 濱山哲也 | |
| 問いかけた悩み鏡は黙り込む | 汐海 岬 | |
| 露天風呂月がふたりの仲を割り | 牧 新山 | |





























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