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| ちょくちょく |
| 課題「ちょくちょく」入選作品 |
| 選考/本田智彦 2011年4月募集分 |
| 魂胆があるな手を変え品を変え | 小田由実 | |
| 手を変え品を変え年寄りを騙すオレオレ詐欺事件、あらゆる公報で防止方法と対策はしているが、いまだに引っかかる人がいるらしい。その騙す手法はプロとして養成されているのでこっちもその裏を研究する必要がある。 | ||
| 首相の名先々代もう言えん | 日比日踊 | |
| 一年ごとに首相が変わると名前はこの作品のように先々代は誰だっけということになる、せめて同一人物が四年程度は政権を担ってもらいたいものだ。そうしないとその人の政策、人物像が出て来ない。 | ||
| ちょくちょくと訪ねておいで福の神 | 米本 卓夫 | |
| 人間は誰しも幸福と健康を願う。そのため年賀詣では神社、寺院に人出で賑わう。また節分の豆まきなどは福は内と呼び込む。人間の切ない願い事だが、そんな日がちょこちょこ来て欲しいものだ。 | ||
| ちょくちょくと乗ってはいます軽いうそ | 牧 新山 | |
| 体重計ちょくちょく乗って天仰ぐ | 鶴巻 弘 | |
| 禁煙を何度もやって挫折する | 平松由美江 | |
| 偶然がちょくちょくになり愛になる | 柳谷益弘 | |
| 何のことちょくちょく出てるシーベルト | 七ツ森客山 | |
| ちょくちょくと想定外が顔を出す | 高浜 広川 | |
| オンとオフ妻はバランスよく使い | 小西章雄 | |
| つまみぐい油断も隙もない夫 | みのり | |
| ホテルの名変わりに変わり外資系 | 加藤ゆみ子 | |
| 時々は回らぬ寿司を食いに行こ | SHIG | |
| 一食を抜いたくらいじゃ変わらない | 美高けい | |
| 営業の顔を覚えてもらうため | 小田由実 | |
| ちょくちょくと来られちゃ困る大津波 | 吉村明宏 | |
| 百薬の長でちょくちょく世を叱る | 高山帰櫻 | |
| 知り合いにちょくちょく出会う田舎道 | 文海胡 | |
| 死亡欄ちょくちょく眺め得心す | 徳島一郎 | |
| 小遣いをちょくちょくはずみ機嫌とる | 鶴巻 弘 | |
| 忘れよう忘れようとし思い出す | 橋立英樹 | |
| 待ちきれずちょくちょく開ける貯金箱 | 鶴巻 弘 | |
| 愚痴を聞くちょくちょく耳に栓を入れ | 風間なごみ | |
| みすずの詩ちょくちょく流れ癒される | 小春日和 | |
| また孫か婆の財布の鈴の音 | 山口昭悦 | |
| 値上がりの煙草一本言いにくい | 彦翁 | |
| 頻繁にチャイムを鳴らす忘れ物 | 端 河 潔 | |
| へそくったチョクチョクそれも内助です | よし江 | |
| 寄り道の回数増やす美人ママ | 近藤健心 | |
| 生きてる証しょっちゅう腹が立つ | 見乗 | |
| お小遣い孫はちょくちょく肩たたく | 白峯 | |
| 気晴らしに世間話の縄のれん | つむじ風 | |
| おい大地貧乏揺すり止めてくれ | 竹中正幸 | |
| あの服を値下げするまで通う店 | 本間千代子 | |
| 道端でちょくちょく話すが名は知らず | かっぱ堂 | |
| 買ってまた三日坊主の入門書 | 小西章雄 | |
| 貴重品リュックに詰めてまた戻す | 柄 宏一郎 | |
| ロボットがちょくちょく暇な顔をする | 竹岡俊彦 | |
| 自分史に ちょくちょく見せる 想定外 | 辻 貴希 | |
| ラブレターちょくちょく描いて破り捨て | 鶴巻 弘 | |
| 天の底ちょくちょく抜けて流れ星 | 高山 登 | |
| 立ち話主役の名前出てこない | あつじ | |
| 凝りもせずまた結婚をしてしまう | 伯林 | |
| お隣も親子ちょくちょく揉めている | 高橋 太一郎 | |
| ちょくちょくと上司を誉めて出世する | 原田和洋 | |
| 結び目がちょくちょく緩む赤い糸 | みんせい | |
| 頻繁に代わる総理に顔が無い | 濱山哲也 | |
| 物忘れちょくちょくメモも置忘れ | 鈴木由美子 | |
| 人間の証ちょくちょく恥をかき | 小西章雄 | |
| どの医者も処置せず加齢ですという | 星野 睦悟朗 | |
| 保証切れちょくちょく具合悪くなる | おじ丸 | |
| 余震余震どしんどしんと来る余震 | 由美 | |
| 忘れ物ちょくちょうく笑っていいとも | 和田洋子 | |





























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