Web川柳句会
| 犯人 |
| 課題「犯人」入選作品 |
| 選考/二宮茂男 2010年12月募集分 |
| 親心オレオレ詐欺にわかるまい | 岩堀洋子 | |
| 「オレオレ詐欺」は、親心を逆手に取った卑劣極まりない犯罪。「お金で解決できるのなら」「ことを荒立てたくない」という、我が身を犠牲にして子をかばう気持ちにつけ込む。だまされて、詐欺師に「心」の本質を問う。 | ||
| 白黒をつけずグレーで生き延びる | 柄 宏一郎 | |
| 小沢さんほど、あくどい批評をあびると、もう良い印象を持てなくなる。「黒に 限りなく近いグレー」ですかね。ご本人は、白黒つけずに、グレーゾーンを楽しんでいるようです。大人に見せる猿芝居。 | ||
| 激安を食べてデフレに加担する | 加藤ゆみ子 | |
| 「牛丼デフレ戦争」の連載を読売新聞で読んだ。牛丼デフレ戦争の勝者の「すき家」の売上高は前年比25%の増で利益も拡大。すき家、吉野家などの食い歩きの客は、デフレ加担犯。ハッとさせられる句。 | ||
| 凶行が介護の疲れとは哀れ | 北 朗 | |
| 螺旋階段の踊り場にいるテロリスト | 鹿野太郎 | |
| 猫の髭抜いたの実はわたしです | かんなくず | |
| コロンボの目には尻尾がすぐ見える | 星野睦悟朗 | |
| たいていの事はカラスのせいにする | かっぱ堂 | |
| 犯人が仮面を脱げば親思い | 小西章雄 | |
| 血の池の底の元栓抜いた奴 | 伊塚紅白 | |
| 犯人の役をもらって名演技 | 原田和洋 | |
| 芋づるの中に潜んでいる主犯 | 浅葉 進 | |
| 犯人をあげろダメなら造りだせ | 素 人 | |
| 常習犯新米デカと打つオセロ | 角丸弘之 | |
| 本物は舌を出すのがうまい奴 | 岡田話史 | |
| 犯人にされた無類のお人好し | 竹内いそこ | |
| 挙党一致壊した人が説いている | 平松 健 | |
| 目の前に犯人がいる茶番劇 | 川辺大柳 | |
| 犯人の親をマイクが殴りつけ | 橋立英樹 | |
| 目出し帽被れば冷めた目が刺さる | 端河 潔 | |
| 犯人の芽は検察で育てられ | 牧 新山 | |
| 九条の傘が犯人かもしれぬ | 和田洋子 | |
| 犯人と決めつけてから取調べ | 鶴巻 弘 | |
| ロボットが故障に使う黙秘権 | 闘句郎 | |
| 隠し持つ反旗やっぱり罪かしら | よし江 | |
| 犯人の名前にもある親の愛 | アズスン安須 | |
| 相槌を打ち犯人に仕立てられ | みのり | |
| かあさんの歌が割らせる堅い口 | 笑 太 | |
| クンクンと辿っていけば俺の足 | 一身田杉甚 | |
| 犯人は自分と知らぬ大いびき | 奴だこ | |
| フラッシュに追いかけられて犯罪者 | 斉尾くにこ | |
| 筋書きに沿わぬ証拠は切り捨てる | 市川 勲 | |
| 傷つけたクマではないが駆除される | 悠 歩 | |
| 足跡をしっかり残す小悪党 | 柳谷益弘 | |
| 犯人と言われりゃみんなそう見える | わこう | |
| しあわせを壊す犯人胸に飼う | 伊東志乃 | |
| 待てドロボー叫んで走るのが空き巣 | 本間千代子 | |
| 犯人を仕立てて事件終わらせる | 高橋太一郎 | |
| 私の美どんどん壊す残り物 | 美高けい | |
| 犯人は私と言ったら無視をされ | 四 季 | |
| 世間の目浴び愉快犯ほくそ笑む | 見 乗 | |
| 犯人は文明だった温暖化 | 竹中正幸 | |
| カツ丼を食べたくなって自首をする | 船岡五郎 | |
| 保護獣に食い荒らされた泣き寝入り | 山口昭悦 | |
| 夫婦仲悪い家庭の子のひずみ | 小田由実 | |
| 犯人に追われる夢をみる乱歩 | 土藏芳竹 | |
| 火の車ホシは亭主と言う仕分け | 松村しげる | |
| 鰹節喰わえて猫は塀の上 | 知久白峯 | |
| 流出は蟻一匹の油断から | 茨木菊太郎 | |
| 犯人も国境超えれば英雄に | 風かおる | |
| 花盗人きっと心は美しい | 沢田正司 | |
| 犯人を捜すゲームが盛り上がる | 林 比左史 | |
| 疑った後で出てくる探し物 | 近藤健心 | |





























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