Web川柳句会
| 入る |
| 課題「入る」入選作品 |
| 選考/二宮茂男 2010年9月募集分 |
| ゲーム機の中に人生取り込まれ | 加藤ゆみ子 | |
| 子ども達に、人生の疑似体験が出来る「人生ゲーム」が大人気。詐欺師にだまされたり、家を購入したり、交通事故にあったり、お金の使い方も学べる。が、本番の人生では、リセットしてリプレイすることができませんよ。ご用心ださい。 | ||
| 子の殻に入れる隙間探してる | 楠部千鶴 | |
| 殻にこもった子を受け止め、少しずつ成長していくのを待ってあげる。子どもの側に立ち、子どもの可能性を信じる。すると、次第に心を開く。凍りついた種が溶けて芽を出す様に元気になりますよ。 | ||
| スイッチを入れると暗い世が写り | 小西章雄 | |
| 明るい話題が少なく、先行き不透明な殺伐とした世の中ですが、心からの笑顔と愛のこもった思いやりで接し合えば幸せの扉が開きますよ。私たち自身の受け取り方ですよね。希望の灯で明日を照らし頑張りましょうよ。 | ||
| ノックして領土に入る法治国 | 闘句郎 | |
| 第三惑星 惑える星の 仲間入り | 橋立英樹 | |
| 幽霊も仲間に入る敬老会 | 小春日和 | |
| 着るだけで痩せるタイツに入らない | かんなくず | |
| ひっそりと戸籍残して鬼籍入り | 船岡五郎 | |
| 血税が入る国庫の底はザル | 竹中正幸 | |
| くす玉が割れる記念の入場者 | 岩堀洋子 | |
| お金持ちだけには見えている扉 | 花見ず機 | |
| 泡銭つかんで転ぶ気の弱さ | 彦 翁 | |
| 外づらが人数合わせの穴を埋め | 松村しげる | |
| ゴム跳びの様な国境なんてない | 帆 波 | |
| 穴埋めはキライ答えがありすぎて | 悠 歩 | |
| 懐が狭くピンチが入り込む | 柄 宏一郎 | |
| 悪口が耳に入るが放っとく | 美高けい | |
| 大胆に入る貴方の胸の内 | 上西延子 | |
| 諦めず懲りず一票入れている | 鶴巻 弘 | |
| この穴は出口入口さあどちら | 昌 紀 | |
| いつの間に心に入り込んだ君 | 竹内いそこ | |
| 念入りに確認し過ぎ疑われ | かっぱ堂 | |
| 気持ちより心に入る和解金 | 原田和洋 | |
| 泥棒の入口になる窓もある | 三 猿 | |
| 半熟のまま成熟の時に入る | 斉尾くにこ | |
| 侵入した賊に謝罪を求められ | 平松 健 | |
| 領海に入られ噛まれ凄まれる | 足立ミツエ | |
| 錆付いた部品が軋むドック入り | 城内 繁 | |
| バンカーに入れてもツキがあれば勝つ | 松本清展 | |
| ノックして夜食を運ぶ子の受験 | 端河 潔 | |
| 保護色になって祭りの輪に入る | 和田洋子 | |
| 棺桶に自慢話も入れてやる | 見 乗 | |
| 中流の輪を伸ばしたり縮めたり | 岡 田 | |
| 留年を会社に入るためにする | 由 美 | |
| 野良犬も入れてしまった自動ドア | 北 朗 | |
| 入ったなら出ては来れないままの旅 | 伊東志乃 | |
| 幸せか自問自答で墓入る | 高橋太一郎 | |
| 季節無く四季の野菜が手に入る | みんせい | |
| 酒樽にどっぷり浸かる夢の中 | 平松由美江 | |
| のんびりと生きること知る入院後 | 丸山重司 | |
| 客に尻見せて幕内土俵入り | 山口昭悦 | |
| 満月を壊して入る露天風呂 | 跡 夢 | |
| これ以上入ると彼は泣き上戸 | 本間千代子 | |
| 入口のホコリで転ぶ仲直り | 長 久 | |
| もう一個ギュッと押し込む詰め放題 | SHIG | |
| 入院を言うて産科は喜ばれ | 日比日踊 | |
| 入ったが卒業できぬ薬学部 | 畦野睡牛 | |
| 会議終え酒が入って出る本音 | 星野 睦悟朗 | |
| 手に入り色褪せて来た欲しいもの | アズスン安須 | |
| 朝刊を持って入って出てこない | 石井沙江 | |
| ポケットに入る程度の吉でいい | 山月堂 | |
| 輪の中で霞んでしまう私いろ | そう花 | |
| 気が入り余分に出てる力瘤 | 牧 新山 | |





























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