Web川柳句会
| 袋 |
| 課題「袋」入選作品 |
| 選考/二宮茂男2009年7月募集分 |
| エコバッグだけじゃ止まらぬ温暖化 | のさっく | |
| 買い物にエコバッグを持参して. レジ袋を減らす取り組みが進む。が、いくら頑張っても、車でちょこっと買い物に行くだけで帳消しになる。地球環境問題を「エコバッグ」で手元へ引き寄せて、考えさせる絵にした。 | ||
| じゃがいもの詰め放題にもう夢中 | 岩堀洋子 | |
| ジャガイモ、ニンジン、トマトなどが天候不順で前年より2~4割の高値が続く。スーパーのジャガイモが胡座を組み、主婦は最敬礼。台所の王様にこころを通わせ、庶民のこころの中を納得の絵にして表現した。 | ||
| 肥満した非常袋を持て余す | 楠部千鶴 | |
| 最近、各地で大きな地震があり不安になる。大地震に備える防災グッツも、年々、大きくなる。あれこれと詰め込みたいし、緊急の際にすぐに持ち出せるようなものにしたい。 | ||
| 日本海袋かぶされ人攫い | 文一郎 | |
| 拉致は人攫い。政府は、平和や人類愛を唱えるが、 国民の苦しみへ打つ手がない。文才のある人が、「川柳の虜」になるのは背景の大きさ、時間の長さを、この句のように、17音で言い退けてしまうからだ。 | ||
| 贋作の応挙が眠る天袋 | 通 天 | |
| 冷蔵庫で過ごすティーバッグの夏 | 柄 宏一朗 | |
| 風呂敷を不敵に笑うエコバッグ | 加藤ゆみ子 | |
| 浮き袋付けて二代目初泳ぎ | 小西章雄 | |
| これっぽち祝儀袋に鶴が舞い | かんなくず | |
| 袋綴じしたい日がある日記帳 | 市川 勲 | |
| ゴミ袋持参なら許可月旅行 | 悠 歩 | |
| 浮き袋大波小波に身を任せ | 小春日和 | |
| 定年へこれが貴方のマイバッグ | 竹中正幸 | |
| 皮袋民主の酒を待っている | 杉山太郎 | |
| 継ぎ接ぎの堪忍袋今日も縫い | 八十日目 | |
| ゴミ袋持った姿が様になり | 美高けい | |
| 給付金不況の海の浮き袋 | 勇 鶴 | |
| 今一度あの羊水に帰りたい | 和田洋子 | |
| 縫いとじた袋が増えるカンガルー | 飯島章友 | |
| 智恵袋出番がなくてしぼみがち | 牧 新山 | |
| 袋戸の奥は魔物の整理棚 | 本間千代子 | |
| マニフェスト袋のねずみ人を噛む | 高橋太一郎 | |
| 天袋に監視されてるワンルーム | 足立ミツエ | |
| 里帰り母から貰うキビ団子 | 濱山哲也 | |
| 可笑しさを詰めて人生袋とじ | 嵐 山 | |
| 袋からもれた吐息を寄せ集め | 上西延子 | |
| 堪忍の袋に穴を開けておく | 柳谷益弘 | |
| 袋とじされて世間を狭く生き | 土藏芳竹 | |
| ずだ袋めんこビー玉独楽や釘 | 山口昭悦 | |
| 母さんがおふくろになる砂時計 | 望月 弘 | |
| 騙されたお品ばかりの天袋 | アズスン安須 | |
| 白い目を抜けてきましたレジ袋 | 鹿野太郎 | |
| 年金のため息も入れ熨斗袋 | みんせい | |
| 駄菓子屋の袋の中の当たりくじ | 小野光一 | |
| 美しい袋で眠る花の種 | 沖野おさむ | |
| 繕った堪忍袋抱いている | 彦 翁 | |
| 貧乏でカラスも来ないゴミ袋 | 原田和洋 | |
| ぬか袋似合う女に惚れている | 昌 紀 | |
| 戸袋にムクドリの雛開けれない | 労後の遊陣 | |
| 詰め込んで破れた袋子に見せず | 船岡五郎 | |
| 城下街ふくろ小路が語り継ぐ | 端河 潔 | |
| マジシャンの袋に棲まうハトと美女 | 熊坂よし江 | |
| 子の願いサンタの袋ふくらませ | 橋立英樹 | |
| 蓮の池お袋乗せた車舟 | 岡田話史 | |





























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