Web川柳句会
| ゴミ |
| 課題「 ゴミ 」入選作品 |
| 選考/二宮茂男 2009年6月 募集分 |
| ゴミ問題カラス抜きでは語れない | 杉山太郎 | |
| カラスによるゴミの散乱が大問題。カラス対策は行政で、町内で真剣勝負。私は、悪いのはカラスではなく、人のゴミの出し方と思う。「ゴミ」とカラスのもたれ合い、解決に「カラスとの話し合い」を提案。センスの句。 | ||
| アナログをみんなで捨てるデジタル化 | みんせい | |
| 2011年に、地上放送がデジタル化される。居間にある大きなテレビも、台所や子ども部屋の小さなテレビも一斉にゴミになる。事実は押しつけだが、句は押しつけがない。口から口へと伝えられ佳い句は、どれも皆、句調がいい。 | ||
| 星屑にホントのゴミが混じりだす | おじ丸 | |
| 見上げる星空、今、9000個以上の宇宙ゴミが地球の周囲を回っている。10?以上のゴミは55000トン、安い費用で片付けられる方法はない。「星屑」と「ゴミ屑」を並べて考えさせる。 | ||
| 核のゴミ地下に永久保存する | 平松由美江 | |
| 核のゴミを地下深くに埋蔵処理する。が、誰もが自分の家の地下に核のゴミを埋めることは、容認できない。日本に、安定的に長期間保存できる場所などない。厄介者の本質をしっかり掴む目が光る。 | ||
| ひょうたん島をライバルにする夢の島 | 鹿野太郎 | |
| 出すゴミがひけらかしてる暮らし向き | 鶴巻 弘 | |
| 捨てないでただいまエコに脱皮中 | 和田洋子 | |
| 思い出の中に燃えないゴミがある | 橋立英樹 | |
| 捨てられぬゴミのお部屋がひとつある | 美高けい | |
| 輸入して捨てて赤字のゴミの山 | 伊塚紅白 | |
| 自分史の隅に隠して置く芥 | 伊田網人 | |
| 俺のよりきれいな靴が捨ててある | かんなくず | |
| 国会の野次ゴミ箱がパンクする | 望月 弘 | |
| 陰に咲き枯れて誰にも気づかれぬ | 落 日 | |
| このままじゃ宇宙のゴミになる地球 | 濱山哲也 | |
| ゴミの中未練も一緒に捨てたはず | 浅原幸子 | |
| ゴミじゃないこれは私の宝物 | つむじ風 | |
| 失恋はCO2だすエコの敵 | 原田和洋 | |
| 私から私をとるとゴミになる | 吉田美々 | |
| 出すだけでゴミの行方に無関心 | 岩堀洋子 | |
| 太るまいやがてはゴミになる体 | 竹中正幸 | |
| ゴミの山カラスがワルツ歌いだす | 岡田話史 | |
| ごみごみとした雑踏にある孤独 | な し | |
| 急がねばゴミに地球が潰される | 熊坂よし江 | |
| ゴミ箱に世襲禁止のメモの山 | 山木文人 | |
| 月面に捨てられて泣くかぐや姫 | 八十日目 | |
| 目のごみへ焦らぬ母の舌の先 | 千代女 | |
| ゴミ出しの求人票を妻が出す | 彦 翁 | |
| カサカサと頭の中にゴミ一つ | 偲 映 | |
| 宇宙から望む地球はゴミの山 | 高橋太一郎 | |
| その内に地球を攻める宇宙ゴミ | 松本清展 | |
| ゴミ箱に捨てられていた僕の影 | 笹倉良一 | |
| 弥生期のゴミは宝で甦る | 通 天 | |
| ゴミの日に捨てたい物が威張ってる | 昌 紀 | |
| はじめからゴミに生まれたわけじゃない | 沖野おさむ | |
| 便利さを優先させたごみのつけ | 牧 新山 | |
| ゴミの朝孤老の元気確かめる | 松村しげる | |
| 粗大ゴミ天上天下我一人 | 柄宏一郎 | |
| 流れ星わたしが捨てた夢ひとつ | 斉尾くにこ | |
| お隣のゴミがわが家で生きている | 三浦無聊 | |
| 捨てられてしまうのならば捨てちまえ | みらい | |
| 宇宙から見れば人間ちり芥 | 市川 勲 | |
| ゴミ箱に自分を捨てて良い子ぶる | 楠部千鶴 | |
| ゴミ持った手と手が語るコミュニティ | 端河 潔 | |





























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