どこの吟社も多かれ少なかれそうだと思うが、札幌川柳社もご他聞に漏れず、高齢化とそれに伴う会員減少に悩まされている。高齢会員が病気(家族の病気も含む)や死亡で減少していくのに対して、新入会員が思うように入ってこず、あるいは定着しないことに悩んでおり、その結果が財政に影響することになる。会社に例えれば、売り上げが伸び悩み、あるいは低下して行っているわけで、このままで推移すると、経費節減を進めざるを得ない。と言っても、従来から経費は十分節減しているわけで、そうすると柳誌の値上げか、印刷費の軽減(つまり現在80ページ台の柳誌を60ページ台にするなど)を考えざるを得ないわけだ。しかし一旦縮小均衡に踏み切れば、後はジリ貧の道をたどって行くことは、世間の中小企業に見るとおりである。そこで改めて周知を結集して会員増強に取り組もうという趣旨で、傘下の川柳会の会長会議を始めて行った。札幌川柳社にはファミリーと称する参下の川柳会が約20ほどある。この会長が一堂に会し、本社運営同人とともに意見交換を行った。その結果、地域に密着している川柳会ほど延びていることが確認され、更に新人を集めるための本社企画のパンフレットの作成、吟社主催の川柳講座の企画、新人を迎え入れる体制の確立など様々な議論が交わされた。ここで認識されたことは、待っていては駄目なので、積極的に撃って出ようということであった。果たしてどの程度の成果が出るか分からないが、座してジリ貧を待っていてはいけないのは、企業であろうと川柳吟社であろうと同じだと思うのである。
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