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 英語で「ヘリコプター」と言いたければ、「屁の河童」と言えばいいと、以前誰かに教わった。確かに映画などで聞いてみると、ヘリコプターは「ヘレカッパ」と聞こえる。「ヘリコプター」より「屁の河童」に近い。

 戦後「カムカム英会話」で一世を風靡した平川唯一さんの物語をテレビで見たことがあるが、平川さんが英語にのめりこんだきっかけは、米軍人の言った「グリービン」という言葉だったという。「グリービン」が、実は「グッドイブニング」だと知って、平川さんは英語を根本的にやり直す決意をしたという。

 かつてアメリカを旅したある紳士が、とあるレストランで「メロン」を注文した。しかし、ボーイが持ってきたのは「ミルク」であった。仕方なくミルクを飲んだ紳士は再度「メロン」を頼んだ。ボーイが持ってきたのは、やっぱり「ミルク」だったという話がある。

 私は北海道再生のキーワードの一つは国際化だと考えている。国際化の障害の一つは言葉の問題である。こうしたことも踏まえて、わが国では英会話を小学校の正課にしようという動きはあるが、問題は教師だろう。英会話の出来ない英語の授業ばかり受けてきた現役の教師には会話を教える能力が無い。私もかつて六十の手習いで何年か英会話をやったが、なかかな英会話なんか「屁の河童」とは行かなかったのである。

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