Web川柳句会
| 背中 |
| 課題「背中」入選作品 |
| 選考/毛利由美・2025年8月募集分 |
| 世界一の背中演じたイナバウアー | 佐藤 茂之 | |
| 2006年のトリノ五輪でフィギュアスケーターの荒川静香さんが披露してくれた技。本当に美しかった。背中を丸めるという表現の多い中、反った背中を表現。まさに世界一の背中だった。 | ||
| 譲られて背中丸めて座る席 | 正能 照也 | |
| これはまさに「あるある」と思わされる句。申し訳なさとありがたさを丸めた背中で表している。初めて席を譲ったとき、本当に勇気がいった。そして感謝して座ってもらったことがありがたく、嬉しかった。 | ||
| 二月期も背中に汗のランドセル | やひろ | |
| 背後から見ると悲哀の大道芸 | クスクス法師 | |
| 背中に目ついているのか名プレー | 初貝みな | |
| 背の湿布頼める人がそばにいる | 髙杉 力 | |
| 晩学の背中に生えていく翼 | 宮尾 柳泉 | |
| 馬飛びの如く後輩越えていき | 川乃 外朗 | |
| 母の背を知らない今の赤ん坊 | 佐々木 こう子 | |
| 背負うものなくなり老いも悪くない | 穂口 正子 | |
| 孫の手のなくて代わりの床柱 | 林 山柳 | |
| はみ出てる一年生のランドセル | 白峯 | |
| 息子だと分かる背中の蒙古斑 | 竹平 和枝 | |
| 無防備に妻には背中見せるタマ | けい | |
| 傘寿でも頼りがいある夫の背 | 西井 茜雲 | |
| 一流は背番号から名前出る | おじ丸 | |
| 親の背を見てきたからの別の道 | 大木 安沙 | |
| 洗濯物リュックに詰めて里帰り | よしじろう | |
| 値札付いた夫の背中追いかける | 西井 茜雲 | |
| じいじの背日焼けの痕と灸の痕 | 津田 隆 | |
| やんちゃとて小さな背中洗う幸 | 成山 きよし | |
| 相談は背中を押してほしいから | おじ丸 | |
| 今はもう邪心を捨てたバックハグ | 渡辺 たかき | |
| 子ザル背にウリ坊園を駆け巡る | エミ奴 | |
| 泣く笑う背中で見せるいい役者 | 小倉 三歩 | |
| 夕涼み猫も夫婦も背を丸め | 佐々木 こう子 | |
| 生と死を背中合わせに生きるゴザ | 山田 初男 | |
| 背中だけ見つめて終わる恋ひとつ | 汐海 岬 | |
| 背負うもの減って小さくなった背な | 山田とく子 | |
| 白星を背中で語る大の里 | 山崎 一郎 | |
| 拗ねて背を向けるも愛の裏返し | ゆき | |
| 田植えする背中をタワマン見下ろし | 吉野一心 | |
| 親の背に何もなくとも子は育ち | 佐々木 冬彦 | |
| 背を押してくれた人いて前を向き | かきくけ子 | |
| いて欲しい背中のチャック上げる人 | みんせい | |
| 背中越し妻が子供と会話する | 山田明 | |
| デジタル化老いも若きも猫の背に | エミ奴 | |
| 湿布貼る時だけ少し夫婦愛 | 下村 郁子 | |
| 唐獅子が背中で吠えた映画館 | トトロさん | |
| 寒ければ押しくら饅頭した昭和 | 佐々木 冬彦 | |
| 背中にも目がありそうな母の勘 | 山田とく子 | |
| 無冠でも枯れた背中にある凄み | 佐藤 彰宏 | |
| 朧月背負うて海の底へ行く | 三斉 | |
| 賞賛の背中合わせにある妬心 | すずき 善作 | |
| 二代目の背中を照らす七光り | 岡田 淳 | |
| 若い頃ヤンチャでしたと背中の絵 | 亀 歩 | |
| 町医者さん背中丸めて聴診器 | 荒井 孝憲 | |
| 父の書斎グレタガルボの背中あり | 隼人 | |
| 妻の愚痴背で受け止め手酌酒 | 稲垣 義舟 | |
| 大小の浴衣並んで観る花火 | 食山人 | |
| 破り捨て背を丸め出る競馬場 | クスクス法師 | |
| 背中だけ紳士に見えるお父ちゃん | きぃろっく | |





























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