Web川柳句会
| 病 |
| 課題「病」入選作品 |
| 選考/島文庫・2024年10月募集分 |
| 寂しくて心が風邪をひきました | きぃろっく | |
| 何気ないフレーズの中にしっかりと時間の経過があり、寂しさの程度が風邪をひくという表現で感じさせてくれます。こんなことを言われたら、思わずギュッと抱きしめてしまいそうな句です。 | ||
| 原発に依存注意と書いてある | 廣田 和織 | |
| 宮城の女川原発も再稼働直前で、不具合から突然休止となりました。地震国日本。原発の想定外は許されません。文化的な生活に電気が不可欠とはいえ、原発依存症になっては本末転倒かと。 | ||
| 核を乞う兵士の命引き換えに | 須藤 良夫 | |
| 言わずと知れた彼の国の兵士貸与のこと。実利のためには手段を択ばない暴君らの利害が一致した結果、また一つ、身近に核の脅威が出現しつつある。どうする日本?ゴタゴタしてはいられない。 | ||
| 青い星あちらこちらに病垂れ | すずき 善作 | |
| 病名をもらい病人らしくなり | ハッピーエイト | |
| 引き算は苦手病欠してたから | 泉 | |
| しみじみと称名を聞く病み上がり | ゆき | |
| ひとくちの乾杯父の枕元 | 高田 羅奈 | |
| 点滴の真ん中辺にある命 | 宮本 信吉 | |
| 不覚にも風邪で休んだことがない | 藤井水月 | |
| 一病を得て健康の有難さ | つれづれ | |
| 口実にするのにちょうどいい病 | 橋倉 久美子 | |
| ペースメーカー乱すイケメン通り過ぎ | 阿部 日向子 | |
| SNSやめて背中に血が通う | 風来 帽子 | |
| 同病と分かってからのおつき合い | 繁柳 | |
| 患った病も含め私です | やひろ | |
| 病名もなくて地方が痩せていく | 平尾 定昭 | |
| だれひとりスマホ病とは気づかない | よもやま話 | |
| 病院で元気そうねと言われても | 野川清 | |
| 咳ひとつ混ぜて仮病の電話口 | 隼人 | |
| こんな小さなこんな大きな歯の痛み | アライミキオ | |
| 世の中が眩しく見える病み上がり | 山﨑 止水 | |
| 紹介状持って見上げる大病院 | おじ丸 | |
| 姑と同病だけど仲悪い | 6年6組てんまのよい子 | |
| 腹八分親の教えが身に染みる | しむらやよい | |
| 良い医者を老人会で下調べ | あっちゃんパパ | |
| 治ったと医者が言うから治ってた | はぐれ雲 | |
| 病気など一つもしない人が逝き | ぱせり | |
| 休みますメールのフォント小さめに | 荏原 利行 | |
| 川柳の依存症です夢中です | 砂田 達成 | |
| 伝播する中傷病に犯される | せきぼー | |
| 病室から見える景色が霞んでる | 荏原 利行 | |
| 病でも未来を描く筆がある | 山崎 一郎 | |
| 圧力に負けて心が病み始め | 亀 歩 | |
| 裏金をため込むこれも職業病 | さだえばあちゃん | |
| 疫病神そんな神様お断り | 坂本 美地子 | |
| 五月病知らないロボが憎らしい | 山宗雲水 | |
| 病む星の涙 線状降雨帯 | 髙杉 力 | |
| やっと来た快気祝いを送る日が | 綾 | |
| 老いらくの恋が病を寄せ付けぬ | 水谷 裕子 | |
| 百薬の長で病を遠ざける | 西山 竹里 | |
| 退院日感謝の種を持ち帰る | 河内 菜遊 | |
| 鬼に金棒病知らずの妻がいる | 原 洋一 | |
| 病室に所狭しと千羽鶴 | 荘子 隆 | |
| ワクチンが戦を停めた僅かな日 | 大木 安沙 | |
| 今日からは病も友になりました | 大澤 葵 | |
| 労病に負けてなるかとウォーキング | 山田明 | |
| 曖昧な笑い日本の風土病 | 竹中 たかを | |
| 許されぬ恋に心は病んでいく | 小島芙美子 | |
| 新機種と病魔が怖いアナログ派 | 松村 しげる | |
| 寝たふりが金欠病の処方箋 | はなぶさ | |
| 警報のサイレン病んでいる地球 | 闘苦朗 | |
| 病室のベッドの位置も窓際に | 八十日目 | |





























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