Web川柳句会
| 2023・11 |
| 2023年11月のユーモア川柳入選作品 |
| 選考/澁谷さくら・2023年11月募集分 |
| 立冬に慌てて冬が顔を出す | 川名 洋子 | |
| 暦が進んでも、かつてなかったような暖かさ。本格的な冬はいつやって来るのだろうと心配していたら、慌てて顔を出しました。顔を出してはまた引っ込み…の冬ですね。冬の擬人化がユーモラスです。 | ||
| 宝くじ夢の中ではよく当たる | 真田 義子 | |
| 夢の中ではよく当たる宝くじ。もし当たったら、と想像しては使い道を考え、夢みているのが幸せなのかもしれませんね。でも誰かが当たるのだ、次は私かも!? そうだ買わなきゃ当たらない、とまた夢みます。 | ||
| 原発は壊れるまではお墨付き | えみゆ | |
| まったくその通り、「壊れるまでは」なのです。いざ壊れたときには、どうするつもりなのでしょうか。本当に安全ならば、隣りに国の重要な建物や、権力者たちの住居を作ってもよいはずですね。 | ||
| 歳時記に嘘をつかせる温暖化 | 林 山柳 | |
| 脱炭素ソーラー増やし森を切る | えみゆ | |
| 割り損ね泣かせてしまう目玉焼き | 亀 歩 | |
| 風呂上がりならわたしにも出る色気 | 橋倉 久美子 | |
| 補聴器を外したときが地獄耳 | 坂田 康雄 | |
| 介護料元は取るぞと納付する | 荒井 孝憲 | |
| 段差にも寒暖差にも気をつける | 荘子 隆 | |
| ウイルスもにぎわっている場所が好き | 橋倉 久美子 | |
| ありがたい法話だろうがわからない | 秋思 ひび | |
| 薬屋で酒も煙草も売っていた | 佐藤 茂之 | |
| 人間のとなりでクマが柿を食う | 下村 由美子 | |
| ノンアルのビールが本気出してきた | 春日 綾乃 | |
| 弟が姉のおさがり着る時代 | 船岡 五郎 | |
| 三猿と化する満員通勤車 | 後藤 勲 | |
| 愚痴らしきこと書いてある試し書き | 春日 綾乃 | |
| ラッピング下手で本音を見抜かれる | 翔のんまな | |
| 無人駅ひなたぼっこの集いの場 | 大澤 葵 | |
| 笑っちゃう明日立冬今日夏日 | 津田 隆 | |
| 長寿への栄養買えぬレジ袋 | かきくけ子 | |
| とりあえず見えるとこだけ大掃除 | やんちゃん | |
| 神様の客をセルフが人に変え | 山田 明 | |
| 政治家に認知テストを義務付ける | 木村 行吉 | |
| 左遷地の地酒が僕を引き留める | すずき 善作 | |
| 発表をされて覚えた流行語 | 関根 一雄 | |
| 湯たんぽで凌ぐ寝冷えと電気代 | はなぶさ | |
| 大切にしまった菓子が期限切れ | 荏原 利行 | |
| 行かずともテレビで愛でる紅葉狩 | 白峯 | |
| 今日もまたかくれんぼしているスマホ | 竹平 和枝 | |
| 二階からラインで用を頼まれる | 桜木 美津子 | |
| エアコンの設定の差で妻と揉め | 星野 睦悟朗 | |
| 焼き芋をふたつに分けた小腹たち | せきぼー | |
| 自虐ネタ種が尽きない物忘れ | 下村 由美子 | |
| 賀状やめ疎遠の仲がなお遠く | すずき 善作 | |
| 造花とは知らずせっせと水をやり | 大浦 福子 | |
| 大谷に嫉妬しているサンタさん | 春爺 | |
| また今日も「言った言わぬ」の痴話喧嘩 | 三好 光明 | |
| 近頃はお目にかかれぬ楽隠居 | 渡辺 世潮 | |
| 水筒と団扇持参の紅葉狩り | 隼人 | |
| 久々の旅行準備で疲れ切る | 大田 雅子 | |
| 体調がいいので今日は医者はしご | 正能 照也 | |
| キャンセルをキャンセルしたの忘れてた | 関根 一雄 | |
| 窓を拭くあらまあ空がきれいだわ | ぱせり | |
| 親離れせぬ子に脛を齧られる | 山田 初男 | |
| 雪しんしん猪口がやさしくしてくれる | 上村夢香 | |
| 推敲をし過ぎ速達便にする | 小林 祥司 | |
| 間違いも叫んで言えた幼少期 | 滝沢 良枝 | |
| 関西を怖がっているよその人 | 西山 竹里 | |
| 現職中長い休みに憧れた | さだえばあちゃん | |
| 食品高茶碗小振りに買い替える | 池田 稔 | |
| 彼氏には柔道5段秘密です | にった みさ | |





























川柳句会トップ
川柳(課題吟)







