Web川柳句会
| 2023・11 |
| 2023年11月の時事川柳入選作品 |
| 選考/中前棋人・2023年11月募集分 |
| 蛍光灯蛍の光歌い出す | 桜木 美津子 | |
| 蛍光灯(管)にお別れをする日がやってきます。(その生産は2027年には終了します。)この「蛍の光歌い出す」というのはまさに秀逸。作者のその万感の想いを共有するものです。 | ||
| タクシーという幸運をつかまえる | 竹中 たかを | |
| ドライバー不足で実働台数が大幅に減っている。地方でも駅で待機しているタクシーをみなくなった。つかまえるのは、予約をとるのは容易ではない。この実感は利用者の共通の実感だと思う。 | ||
| 咳払いすると要人消える国 | 春爺 | |
| これはもう「一路一帯」のあのお国。咳払いしているのはそのトップだ。「独裁者」というのはこれはもう猜疑心の塊といっていい。忠誠心を競って見せるしか生き残る術がない。 | ||
| 砲弾にジングルベルの音も途絶え | ハッピーエイト | |
| 適材適所ドミノ倒しでまた消える | 武藤 宣彦 | |
| 解散へ支持と財布が軽すぎる | 齊藤 大柳 | |
| 還元を語って鬼を笑わせる | 亀 歩 | |
| 支持率が下がると上がる給付金 | 山田 初男 | |
| 宝くじ当たらぬ夢を売っている | すずき 善作 | |
| アレをした監督「アレ」を流行らせる | 星野 睦悟朗 | |
| 宇宙からかまどの煙見えますか | 林 山柳 | |
| 冬眠はしないが秋を食べ過ぎる | 橋倉 久美子 | |
| 腹がへるクマにお店はないのです | 泉 | |
| ブギウギが大ウケしてる世紀末 | 齋藤 光子 | |
| SOSクマもヒト科もみな飢饉 | 本多 雅子 | |
| パソコンの中の泥棒ハッキング | 湯本 良江 | |
| 自治会の行く末険し高齢化 | 大浦 福子 | |
| エヘン虫薬が無いと威張り出す | 砂田 達成 | |
| 耳鳴りを越えて軍靴が響き出す | 野川清 | |
| ペット熱とうとう犬の七五三 | 西井 茜雲 | |
| 機密費で思い出作るとはヒ・ミ・ツ | 渡辺 フジオ | |
| 夢破れスミレの花も泣いてます | きぃろっく | |
| 使えそうお詫びはするが謝罪せず | 坂田 康雄 | |
| 埼玉に海が出来ちゃう温暖化 | 関根 一雄 | |
| じゃこ天に愛想笑いのきりたんぽ | 後藤 勲 | |
| ガザの子ら思えば駄々はこねられぬ | 渡辺 世潮 | |
| 年賀状止めてのんびりする師走 | 武井 わこう | |
| 万博の話題も出ない赤提灯 | 渡辺 たかき | |
| あこがれの花園にある昭和愛 | 下村 由美子 | |
| 辞任ドミノ人を見る目も試される | 河内 菜遊 | |
| 年貢の取り立てのようなインボイス | 東 定生 | |
| 鈍行で来て新幹線で去った秋 | 山登爺 | |
| 還元の梯子外した財務省 | はなぶさ | |
| 蒲焼きにされた鯰の照れ笑い | 福村 まこと | |
| プレミアムよりもブラックフライデー | クスクス法師 | |
| 将棋部の部室(ぶしつ)が急に狭くなり | 入り江 わに | |
| ボーイズもカールズたちも喝はいり | 松井 逸馬 | |
| パーテイー券買う金あればモヤシ買う | 柳村 光寛 | |
| 病院が防空壕になる不幸 | 美和山吹 | |
| 増税に減税ピント狂い出す | 羽馬 愚朗 | |
| フェニックス名前の通りとはならず | 右田 俊郎 | |
| 議員から一番遠い透明度 | 秋思 ひび | |
| アレなんて普段使いの夫婦です | 大木 安沙 | |
| 最近はペンより剣が強くなり | よしじろう | |
| 外交を担ったパンダ帰郷する | 竹平 和枝 | |
| 少子化へ子ども会まで幕を引く | 風間 なごみ | |
| 人と人分かり合うのは至難なり | ミルクルミ | |
| ステージの裏は過激な歌劇団 | 佐藤 茂之 | |
| 冬眠でやっと静かな里になる | 木村 行吉 | |
| たそがれて帰らぬ人になるロマン | 水谷 裕子 | |
| 優勝を目指し争うゴミ拾い | 白峯 | |
| 原発もすでに後期高齢者 | 隼人 | |
| 文春へ身体検査任せよう | 山田 とく子 | |





























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