Web川柳句会
| 2023・08 |
| 2023年8月のユーモア川柳入選作品 |
| 選考/澁谷さくら・2023年8月募集分 |
| 図書館の席の争奪夏の陣 | 山田 明 | |
| 涼しく快適に勉強、読書、調べものに集中できる図書館。特に猛暑であったこの夏、そこは天国のような場所でした。老いも若きも、例年以上に席の争奪戦にしのぎを削られたことでしょう。 | ||
| 趣味嗜好すべてスマホに握られた | 春日 綾乃 | |
| これが好きでしょ、こんなの欲しいでしょ、とセールスまでしてくれますが、毎度毎度そそのかされてはいけません。そして、そんなスマホが、誰かの手に渡らないよう、重々注意しましょう。 | ||
| 買った服捨てた古着によく似てる | 砂田 達成 | |
| 今度こそ思いきってイメチェンを、と思っても、意外に好みは変わらないもので。無意識のうちに、以前手ばなした服と似たものを選んでしまったりするのですね。そういえば新しい彼も…いえいえ、前の彼とは似ても似つかない人ですとも! | ||
| エアコンは神風吹かす救世主 | 酩嘆酊 | |
| ハードディスクよりも寿命の長い紙 | 日野 裕子 | |
| 根腐れのモラルが撒いた除草剤 | 荒井 孝憲 | |
| いつまでもマスク美人に成り済ます | おおば ひろみ | |
| 年金が冷房代に吸い取られ | 村杉 正史 | |
| パトカーに会うと模範運転者 | 久常 三喜夫 | |
| 先立つも置いていかれるのも辛い | 本多 雅子 | |
| 「嘘はダメ」教えた母も化粧する | ハッピーエイト | |
| クーラーに過重労働させて秋 | 秋思 ひび | |
| 阪神が絶好調でちと怖い | 西山 竹里 | |
| 減る速度そろわぬ多色ボールペン | 春日 綾乃 | |
| 診断の加齢へクスリ盛る主治医 | 松村 しげる | |
| 酒だけは多め多めに備蓄する | 橋倉 久美子 | |
| 住んでると思えぬ庭のジャングル化 | ぱせり | |
| 人間の産んだAI反抗期 | 林 山柳 | |
| 消費量増えたそうめん冷や奴 | 羽馬 愚朗 | |
| 今日もまた丸ごと茹でられている地球 | 川名 洋子 | |
| 居酒屋のお通しみたい初診料 | 佐藤 彰宏 | |
| おみくじに誰も申し出ない苦情 | 西山 竹里 | |
| この夏は炎暑見舞いで出すはがき | ミツエ | |
| 皆勤賞消えて誇れる出番なし | 渡辺 たかき | |
| 役職の鎧を脱ぐと本音漏れ | 関根 一雄 | |
| 有人からやっと巣立ってセルフレジ | 桜木 美津子 | |
| ゴミ箱は写真だらけのデジタル化 | 船岡 五郎 | |
| タマそわそわ夜店の金魚来た日から | 大浦 福子 | |
| 暑すぎて活動停止している蚊 | おおば ひろみ | |
| 私が掃除する迄誰もせず | 亀 歩 | |
| 爺ちゃんが子どもに返る夏祭り | 桜木 美津子 | |
| 領海を自由に出入りする魚 | 白瀬 白洞 | |
| 長寿への祈り国家を困らせる | 松村 しげる | |
| 偏見の目を治したい歳になる | せきぼー | |
| 体温を超える気温に負けられぬ | ねこママ | |
| 遺影には若いアルバムから準備 | 池田 稔 | |
| アバウトな性格なので疲れない | さだえばあちゃん | |
| 暑すぎて脳がとろけた夏の陣 | 春爺 | |
| 「大人げない」いいえ国会よりはまし | 河内 菜遊 | |
| 下ばかり見てると虹に気づかない | 泉 | |
| 乾杯の意気上がらない紙コップ | 野川清 | |
| 歳重ね気持ちも背なも丸くなり | やんちゃん | |
| 飲み比べ少し度を超え夢の中 | 上村夢香 | |
| 捨てるゴミきれいに処理し出している | 白瀬 白洞 | |
| 野球からチームワークを子は学び | まさみじいちゃん | |
| 心臓にお疲れさまと言って寝る | 6年6組てんまのよい子 | |
| すっぴんを隠すマスクは有難い | つれづれ | |
| 古希過ぎてちょっと嬉しい五十肩 | 本多 雅子 | |
| 聞く力小さい声は拾わない | 泉 | |
| 眠れずに明日の日記をつけている | 翔のんまな | |
| 特別という囁きに弱い耳 | すみれ | |
| お出かけの日はぱっと起き髭当たる | 星野 睦悟朗 | |
| 大谷の話は聞くが真似はせぬ | 坂田 康雄 | |





























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