Web川柳句会
| 2021・08 |
| 2021年08月の時事川柳入選作品 |
| 選考/中前棋人2021年08月募集分 |
| 診察へ手の届かない蜘蛛の糸 | 渡辺 たかき | |
| なんとも厳しいこの現実を、解消できないものなのでしょうか。自宅待機を強いられるコロナ感染者は、日々増え続けています。病床を待ち続ける、探し続ける、その声が聞こえてくる句です。 | ||
| 「復興」を行方不明にした五輪 | よし絵 | |
| 「復興五輪」を旗印にした安倍マリオはいったい何処へいったのか。コロナ下で強行された五輪は、開催そのものが目的化されて、「復興」を見失ってしまった。 | ||
| まだけじめつかずに巡る終戦日 | 翔のんまな | |
| 敗戦を、日本は一億総懺悔みたいなことにしてしまった。ドイツほどその戦争責任を総括してこなかった。このあいまいなところが今も燻り続けている。そこが戦前のあの思想の温床にもなって、勢いを得ているところが怖い。 | ||
| スガ神輿担ぎ手ひとりふたり去る | 右田 俊郎 | |
| アフガンでアメリカの傘畳まれる | 望月 弘 | |
| 列島に天災通る道が出来 | 河内 菜遊 | |
| 加齢臭よりも気になる自粛臭 | 隼人 | |
| 嗚呼なんて暑いのだろう冷えた国 | 板谷 達彦 | |
| 土石流見ているほかはない案山子 | 橋倉 久美子 | |
| 総理には明かりが見える色眼鏡 | 加藤 胖 | |
| 尾身さんと並び刺身のツマになり | 八木 五十八 | |
| 盆休み老いた二人でスイカ割り | 東 定生 | |
| ひまわりが笑うとみんな笑い出す | 真田 義子 | |
| イエスマンたちもそろそろ黙り込む | 関根 一雄 | |
| 改心をしたのか台風がそれる | 橋倉 久美子 | |
| オリンピックビックリ箱のような日々 | 十音 | |
| 二年越し孫の手タッチ画面だけ | 武藤 宣彦 | |
| 一億が総理と渡る赤信号 | 加藤 胖 | |
| おらっちも投票したい総裁選 | 春爺 | |
| システムがみずほの海で溺れてる | 望月 弘 | |
| 雨いらず出場校は金がいる | はぐれ雲 | |
| いい若い者があの世へ逝きたがる | 闘苦朗 | |
| 五輪パラ踊っていたのは誰かしら | 坂本 美地子 | |
| 自賛では読み飛ばしなくよどみなく | 林 山柳 | |
| テレワーク空き巣を減らすオマケ付き | 福村 まこと | |
| 九条のほころび時を巻き戻す | 翔のんまな | |
| 安倍さんと麻生さんとは高楊枝 | 竹中 たかを | |
| パラ五輪元気をくれる選手たち | 上山 堅坊 | |
| 暴風を遣り過ごしたい宮内庁 | 岡 遊希 | |
| 被災地のヘリが命を吊り上げる | 野川清 | |
| 在宅で命を懸けた綱渡り | 砂田 達成 | |
| 温暖化過去のメーター振り切れる | ハッピーエイト | |
| 文明へ障子の破れ知らぬ子ら | 水谷 裕子 | |
| 宗教は腹の足しには非力すぎ | おじ丸 | |
| なにやかや昭和生まれにある気骨 | 松村 沙貴 | |
| 医療者へ今こそあげたい金メダル | 湯本 良江 | |
| 代代の看板コロナが攻め寄せる | 小林 祥司 | |
| ウイルスに国の形を正される | 松村 しげる | |
| 最多最多の無策民背負わされ | 川名 洋子 | |
| 中華丼南シナ海俺の物 | 赤松 重信 | |
| 人類が招いた気象暴れ出す | 白瀬 白洞 | |
| 政局も雨も二階が頼りです | 横手 敏夫 | |
| 玉砂利は公人私人聞いてない | 坂田 康雄 | |
| 日本から花火祭りが消えた夏 | 西井 茜雲 | |
| 不要ではないよ居酒屋喫茶店 | かきくけ子 | |
| 妻からの仕事が増えるテレワーク | 渡辺 柳山 | |
| 大三菱なかにゃ不肖の子も育つ | 関口 行雲 | |
| 快適に過ごしたせいで温暖化 | 関根 一雄 | |
| 初盆のお墓にいまだない遺骨 | 松本清展 | |
| ウイルスに読まれています菅総理 | きかん坊 | |
| 宰相の良い知らせしか聞かぬ耳 | 岡 遊希 | |
| 金メダルかじった味は苦かろう | 西上 遊二 | |
| 引継ぎは読み間違いと虚ろな眼 | 桜木 美津子 | |





























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