Web川柳句会
| 2021・04 |
| 2021年4月の時事川柳入選作品 |
| 選考/中前棋人2021年4月募集分 |
| ワクチンの研究をしているコロナ | 端河 潔 | |
| 変異してより強かに人間に挑戦し続けてくるコロナ。世界中がこのややこしい、捕まえどころのないコロナに手をやいている。そのコロナの本性を突いた穿ちの高い句として評価したい。川柳もコロナに負けてはいられない。 | ||
| 二階まで届く梯子が見当たらず | 船岡 五郎 | |
| 小選挙区制になって、特に政権与党の幹事長は、公認権も金も一手に握ることになった。まあ、一般人にはなんであんなに畏れられる存在かと腑に落ちないところもあるが、その力の源泉はそこにある。中選挙区制度の頃とはその権力構図が変ってしまった。 | ||
| 五輪きて全株揃う気配する | 白瀬 白洞 | |
| この危機感は、いけいけどんどんと旗を振っている人ほど高いのではないか。弱気になるのを必死に抑えて、強がっているのではないかと思いたい。だがここは、素直にその危機を回避するために、五輪を中止するその勇気を待ちたい。 | ||
| フジツツジ聖火リレーを出迎える | BBブンゴ | |
| オリンピック池江璃花子が追い抜いた | 振子人 | |
| 百態の貌で値下げをするスマホ | 松村 しげる | |
| マンボウと言っても誰も踊らない | 砂田 達成 | |
| やるやると市松模様気勢あげ | 太秦 三猿 | |
| カラオケでコロナの加点ついて来る | 西東 南北 | |
| 菅さんの笛が寂しく鳴っている | 橋倉 久美子 | |
| 金バッジ痛みも水も飲む気なし | 八木 五十八 | |
| 会見はプロンプターでカンニング | すずき 善作 | |
| 老人が大声上げるこども庁 | きかん坊 | |
| 松山に武士道を見たオーガスタ | 光畑 勝弘 | |
| ワクチンより 刺さる璃花子の 復帰劇 | 河内 菜遊 | |
| まんぼうが掻き分け泳ぐ人の波 | 八木 五十八 | |
| テレワークめし風呂寝るにない情緒 | 松村 しげる | |
| 一人区もう人物は生まれない | 柊 無扇 | |
| やってる感出すため配る接種券 | 阿部 日向子 | |
| わが社にも2,3人いる変異株 | さだえばあちゃん | |
| 汚染水みすゞもきっと嘆くだろ | すみれ | |
| 蛇行して外れかけてる五輪の輪 | 光畑 勝弘 | |
| 兵たちよ己の心裏切るな | 右田 俊郎 | |
| 宣言と措置の違いで熱を出し | 齊藤 大柳 | |
| 悲しみもゴミも捨て場のない未来 | 本多雅子 | |
| 青天を衝けば雨漏りするジャパン | やす坊 | |
| 札束で再稼働する要介護 | クスクス法師 | |
| 慣れるより習ってほしいコロナ危機 | 冬子 | |
| 空気乗せ回転木馬無観客 | 辻 貴希 | |
| 汚染水まいて心は浄化せぬ | 本多雅子 | |
| 天国の三波春夫も困ってる | 春爺 | |
| 緊急事態政権のことですか | 岡田 淳 | |
| 囀りや鳥をうらやむヒト科かな | 板谷 達彦 | |
| まんぼうと軽く呼ぶから無視される | 鈴木 かおる | |
| 令和の世性別欄が消えている | 桜木 美津子 | |
| コロナ禍と相性悪い民主主義 | 竹中 正幸 | |
| ディスタンスとって泳ぐや鯉のぼり | 陽香 | |
| 慣れてきて免疫できたのは心 | 山登爺 | |
| 宣言後路上に虎が増えただけ | 亀 歩 | |
| いませんか五輪に鈴をつけるひと | 佐藤 彰宏 | |
| 知らぬ人ともつながっていたLINE | 白鳥象堂 | |
| 恨めしい自粛の窓の五月晴れ | 新緑あかり | |
| 脱炭素地球の熱を冷やします | 大西 重郎 | |
| リモートのお酌の仕方慣れてきた | よしじろう | |
| ワクチンの電話も密で繋がらず | 横手 敏夫 | |
| コロナと五輪さわらぬ神にさも似たり | 関口 行雲 | |
| 侘しいぜ ボクの収入 雑所得 | 正能 照也 | |
| ワクチンにお預けをして待つシッポ | 竹中 たかを | |
| 少女像背中合わせに座らせる | 白峯 | |
| ワクチンの接種どん尻走ってる | 久常三喜夫 | |
| 師の影が目安ソーシャルディスタンス | 福村 まこと | |
| 青空にすくすく伸びる棒グラフ | 加藤 胖 | |
| マネキンと同じ服着る春の空 | 真田 義子 | |





























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