Web川柳句会
| つらい |
| 課題「つらい」入選作品 |
| 選考/本田智彦 2020年1月募集分 |
| 昭和史の辛い記憶が蘇る | 赤松 重信 | |
| 昭和の時代(1926年~1999年)は激動の歳だった。戦時中は物不足や軍に支配され国民は貧乏生活だった。1941年に大東亜戦争に突入、多くの人々が動員された。終戦後は食糧難などで辛い日を過した。これらのことが後期高齢者の人々は蘇って忘れられない。 | ||
| 活字離れつらい本屋の生き残り | つれづれ | |
| いつ頃からか知らないが車内で新聞を読む人がいなくなった。今ではほとんどの人がスマホのとりこになって下ばかり見ている姿が見られます。新聞のみならず本も読まなくなったようだ。そのためか、本屋の売れ行きも減っている。だがアニメなどの本は売れているようだ。本屋さんも大変な時代となり必死です。 | ||
| アルバムのどこかにつらい過去がある | 冬子 | |
| 過去のアルバムの中には楽しかったことばかりではなく、戦災や震災などの悲しい写真も残っている。時にはアルバムを見て、これらのつらい過去を乗り越えてきた自分の生き様を思い出しています。 | ||
| 本土見て下船できない籠の鳥 | 木村 行吉 | |
| わけありの人とは聞くが聞けぬ過去 | BBブンゴ | |
| 起きがけに妻のグチ聞く二日酔い | すずき 善作 | |
| 七十歳過ぎたらやっと来る老後 | 白子しげる | |
| つらいけど引退告げる別れ時 | 小倉修一 | |
| 豪華客船楽しい旅が檻の中 | えみゆ | |
| 認知症テストに落ちてもう乗れぬ | 高橋 太一郎 | |
| ウイルスで閉じ込められた病院船 | こはり つよし | |
| 風評のひとり歩きに痛む胸 | 宮尾 柳泉 | |
| 本当の辛さを介護されて知る | 有澤 嘉晃 | |
| 辛いなら笑えと辛いことを言う | 加藤 当白 | |
| 目と鼻を切って捨てたい花粉症 | 白峯 | |
| あと三日待つのがつらい年金日 | 岡田 淳 | |
| マスクなしくしゃみも出来ぬ花粉症 | えみゆ | |
| つらかったでしょう心愛ちゃん安らかに | わこう | |
| 登頂のつらさを超える絶景美 | つれづれ | |
| お誘いも予定も無くて朝が来る | 三好 光明 | |
| 逆縁は神の試練か裏切りか | 美和 山吹 | |
| サヨナラを沢山棄てた枯野道 | さくら草 | |
| 文化包丁しかない家に届く鮭 | たごまる子 | |
| 聞くのもつらい安倍さんの言い逃れ | 西山 竹里 | |
| 限定品私の前で売り切れる | 宮本 信吉 | |
| ひもじさを笑いに変えるできた脳 | 白瀬 白洞 | |
| 子の前でつらいと言えぬ親の意地 | 西田 峰春 | |
| 手当なく名前ばかりの管理職 | 竹中 正幸 | |
| 寅さんの失恋ばかり見せられた | 柊 無扇 | |
| つらい日々コロナウィルス蠢いて | 一蛇天 | |
| 平穏な日常奪う風邪ウイルス | 陽香 | |
| 息をのみくしゃみ抑えるコンサート | 木村 行吉 | |
| 言いづらいことはメモにし貼っておく | すずき 善作 | |
| クルーズが一転隔離日々苦痛 | はなぶさ | |
| アスリートつらい鍛錬夢五輪 | 植木平等 | |
| 戦死した上等兵の墓碑を読む | BBブンゴ | |
| 娘の彼に会わぬとただをこねる父 | えつこ | |
| 悪口は妙に聞こえる遠い耳 | 日比日踊 | |
| 天国が地獄になった豪華船 | 太秦 三猿 | |
| 本当のことが言えない社の空気 | 竹中 たかを | |
| ご近所に気遣いながら深夜風呂 | 白瀬 白洞 | |
| 取り敢えず笑っておこか辛い時 | 森元 恵美子 | |
| 監督は敗者の無念知る涙 | おじ丸 | |
| つらいのはみんな同じなはずがない | 汐海 岬 | |
| 死に病勝るつらさはキット無い | 高橋 太一郎 | |
| 老老介護認知の母の笑いじわ | 赤松 重信 | |
| 年金を家のローンに削られる | 星野睦悟朗 | |
| 次々と名句浮かぶが座禅中 | クスクス法師 | |
| はずれ券ばかり集まる宝くじ | 大澤 葵 | |
| 便利だと言うが分からぬキャッシュレス | 太秦 三猿 | |
| 贅沢は敵と言われて生きている | 水谷 裕子 | |
| 熱血をパワハラなどと指弾され | 竹中 正幸 | |
| つらくても涙をみせぬ楽天家 | 寺井一也 | |





























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