Web川柳句会
| 蓋 |
| 課題「蓋」入選作品 |
| 選考/本田智彦 2011年7月募集分 |
| 蓋とれば湯気と幸せ立ちのぼる | 鶴巻 弘 | |
| 鍋料理で一家団らんの空気がただよう一コマだが、湯気が立ちのぼる幸せあやかりたい。 | ||
| 蓋をする間のないほどの話好き | 二木 銑一 | |
| 世の中には話好きな人がいる、それが聞いていると面白い、止めて欲しいのだがついつい長話となる。 | ||
| 会見後蓋をするのに忙しく | 高秋 浅太 | |
| 大臣の失言は命とりになる、会見の発言はひと言ひと言を慎重にしなければならない。 | ||
| 蓋をする前に噂が転げ出る | そんなひろし | |
| コトコトと因果を込める落し蓋 | 板垣孝志 | |
| 蓋をして余計臭いと思われる | 春爺 | |
| まん丸い地球の蓋と底はどこ | 日比日踊 | |
| 嫉妬心カラッと揚げて蓋をする | 米本 素光 | |
| 握力を馬鹿にしている瓶の蓋 | 松村 しげる | |
| 好奇心あふれて蓋が閉まらない | 伯林 | |
| 法律は蓋を閉じたり外したり | 牧 新山 | |
| 蓋をして全て収めた良き時代 | 高橋 太一郎 | |
| お隣の国は大きな蓋がある | 望月 弘 | |
| ぐつぐつと旨さが決まる落し蓋 | 森野このみ | |
| 蓋開けて妻が本性出し始め | 福島敏朗 | |
| 原発という発想に蓋をする | 一身田杉甚 | |
| したたかに蓋をしたまま泳ぎ切る | 佐藤彰宏 | |
| 蓋をする前に匂いを消しておく | 端河 潔 | |
| 自分から言えぬ自慢に派手な蓋 | 楠部千鶴 | |
| 要すると身もフタもない話です | 伊塚紅白 | |
| 蓋があるだから言いたいことをいう | 竹内いそこ | |
| 原発の建屋の蓋で苦労する | 吉村明宏 | |
| 恋だって沸騰すれば蓋は取る | 鶴巻 弘 | |
| 蓋開けの前に当確出すテレビ | よし江 | |
| 蓋を閉じ幸運だったことにする | 橋立英樹 | |
| 茶碗蒸し蓋とるまでのお楽しみ | 風間なごみ | |
| マイナスの思考商機に蓋をする | 小西章雄 | |
| ドンピシャとはまらないのもご愛嬌 | 森野このみ | |
| 熱冷めて身も蓋もない受け答え | 鶴巻 弘 | |
| 瓶の蓋 開けるあなたの 指が好き | 十六夜 | |
| 割れ鍋にあわせる蓋も割れている | 無し | |
| ここだけの話の蓋はすぐに開く | あつじ | |
| 蓋ばかり用意されてる永田町 | 伊東志乃 | |
| ビッシリと蓋をしておく欲の瓶 | 鶴巻 弘 | |
| 原子力次は地獄の蓋を開け | 鹿野 太郎 | |
| 固い蓋取らねば吸えぬ甘い汁 | 鶴巻 弘 | |
| ヤドカリの万年蓋のない暮らし | 牧 新山 | |
| 蓋閉める方に金要る原子力 | 平松健 | |
| 事故車両運転席を穴に埋め | 吉村明宏 | |
| 王冠を集めた頃の夢も失せ | 小西章雄 | |
| 蓋をして三分間の睨めっこ | 柄 宏一郎 | |
| 蓋を置く所作も利休に教えられ | 山田こいし | |
| 五十年ぴったり合った蓋にひび | 高山 登 | |
| ここだけの内緒話に蓋がない | みのり | |
| 温暖化オゾンホールの蓋がない | 平松由美江 | |
| 原発にぴったりはまる蓋がない | 市川勲 | |
| 蓋しきれなかった九電のやらせ | 北朗 | |
| 結婚と同時に火蓋切られてる | かっぱ堂 | |
| 原子炉の地獄の蓋が閉まらない | みんせい | |
| アイデアも始めちょろちょろ中ぱっぱ | 濱山哲也 | |
| 恐ろしいどれにでもあうボトル蓋 | 高浜 勇 | |
| いい蓋と気づいたときは遅かった | 上山堅坊 | |
| 口に蓋しろと上司が言い続け | 畦野睡牛 | |





























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