Web川柳句会
| 痺れ |
| 課題「痺れ」入選作品 |
| 選考/本田智彦 2012年10月募集分 |
| 曲名に痺れ演奏者に痺れ | 高山 登 | |
| 音楽の世界、まず曲名、そして演奏者、痺れが二度重ね作句して強調するよく用いられる川柳の一駒だが、痺れるほど気に入った曲だったのだろう。 | ||
| 子のボール受けて痺れる手に笑顔 | 米本 卓夫 | |
| 親子でキャッチボールしているほのぼのとした状態、子どもの投げる球が、だんだん力強く、手が痺れるほど強い球になったことを親はよろこんでいる。 | ||
| 沈黙に痺れ切らした方が負け | 文海胡 | |
| 沈黙が長くつづくとどっちも我慢比べとなる、この我慢が限界にきて痺れを切らした状況、自分で参ったと折れる、即ち負けとなる。この句は見付けが面白い。 | ||
| 内定を痺れ切らして待つ息子 | なこはなこ | |
| 外交に痺れを切らす拉致家族 | 小西章雄 | |
| 正座より和尚の経に痺れてる | 嵐山 | |
| 低音にしびれあなたを待った頃 | 日比日踊 | |
| その昔エレキギターに痺れた日 | 伊東志乃 | |
| ひと目見てビビット痺れ恋に落ち | 高橋 太一郎 | |
| 韓流に痺れハングル習いだす | みのり | |
| 拉致家族国に痺れを切らしてる | 濱山哲也 | |
| リンダ見て痺れたころが花だった | 大城つねを | |
| 写楽の美脳が痺れる江戸ロマン | あつじ | |
| 突然の抱擁からだ石になる | 森野このみ | |
| 昔胸今は手足にある痺れ | 鶴巻 弘 | |
| 立役者痺れる様な名演技 | 井澤壽峰 | |
| どうですか痺れてますか聞く歯医者 | 柳村光寛 | |
| 言い訳が続き痺れを切らす耳 | 汐海 岬 | |
| 国民の痺れを知らぬ永田町 | 鶴巻 弘 | |
| 親指をギュッと押さえてお経聞く | 文海胡 | |
| 煮え切らぬ痺れを切らすプロポーズ | あーさまま | |
| 淡い恋軽い握手にああ痺れ | 三浦 芳子 | |
| コンサート痺れる喉に酔いしれる | 鹿野 太郎 | |
| 良心が麻痺してからの失語症 | みぢんこ | |
| 全身の痺れを知った二日酔い | 佐藤 信則 | |
| また交代痺れを切らす拉致家族 | 吉村明宏 | |
| 竿しなり痺れる刹那待つ釣り師 | 星野 睦悟朗 | |
| 高齢化和室の集い椅子持参 | 徳島一郎 | |
| 一票と思い痺れるまで握手 | 米本 卓夫 | |
| 腕枕君のためなら痺れても | 米本 卓夫 | |
| 痺れますそんなお世辞で切り抜ける | みぢんこ | |
| 国民がみな痺れたねノーベル賞 | 小田慶喜 | |
| 検診は痺れる前に脳ドック | 小田和子 | |
| しびれては京に上るもままならぬ | 白峯 | |
| 追伸の一行だけで痺れさせ | 四季 | |
| 名優の演技に痺れ追っかける | 楠部千鶴 | |
| 手と足の痺れこらえて耕運機 | 鶴巻 弘 | |
| 監督の言葉に痺れ付いて行く | 白子しげる | |
| いい加減終って欲しい長い経 | 白峯 | |
| ビートルズ聴いた痺れが残る耳 | せたあきこ | |
| 「嵐」視て痺れる度の若返り | よし江 | |
| フグよりもあの娘の毒はまだ危険 | 松本清展 | |
| 原発に負けて痺れが止まらない | 見乗 | |
| 痺れるほど抱きしめられたことがない | 米本 素光 | |
| 痺れたが 立たねばならぬ 見栄もある | 十六夜 | |
| 店員のおだてに痺れ無駄遣い | すずき 善作 | |
| 渋滞に痺れをきらしユーターン | koharubiyori | |
| うそひとつ舌先少し痺れてる | 文海胡 | |
| 不ケータイ痺れを切らす待ち合わせ | 本間千代子 | |
| 待たされることは織り込み済みデート | 市川勲 | |
| 決勝戦しびれるようなパスで決め | 城戸幸二 | |
| パチンコの音に痺れる依存症 | 若山貞人 | |
| 天国で痺れを切らす幸之助 | 鹿野 太郎 | |





























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