Web川柳句会
| 網 |
| 課題「網」入選作品 |
| 選考/本田智彦 2012年9月募集分 |
| 金網の向こうにでかい基地がある | 白子しげる | |
| 沖縄に住む人の実感句かもしれない。日米の安保条約で米軍が日本を守っていることは事実だ。この事は難しいことだ。 | ||
| 気の長い人は網より竿が好き | 高山 登 | |
| 必ずしもそうとは限らないが竿で釣ることは気の長い話だ。特に鮒つりはそんな気もする、浮きの浮き沈みをじっと見つめている、正に気の長いことだ。 | ||
| 引く網へ血潮がたぎる男たち | みのり | |
| この句は底引き網のことだろう。集団で大漁を狙う、これは海の男の醍醐味だ。 | ||
| 地引網引く子の笑顔玉の汗 | 小田和子 | |
| 法の網記憶にないとくぐり抜け | なるほどマン | |
| 法の網潜り抜けたい夜もある | 跡夢 | |
| 行き違いすぐにほつれる恋の網 | 汐海 岬 | |
| 東京の地下網の目に拉致をされ | 幸村 | |
| ケータイに網かけておく親ごころ | よし江 | |
| 喜んであなたの網にかかります | 伯林 | |
| 小物捕れ大物抜ける法の網 | アズスン安須 | |
| 被災地が漁を忘れて網を干す | 小西章雄 | |
| 法の網から洩れるネット犯罪 | みんせい | |
| 鉄条網めぐらす先は別天地 | 井澤壽峰 | |
| 大漁の兆しか重い地引網 | 井澤壽峰 | |
| 猫の恋網戸を抜ける道を知り | 森野このみ | |
| 連絡網個人情報が奪い去る | 森野このみ | |
| 網を張る 君の噂を聞きたくて | 汐海 岬 | |
| 弱点を網羅おのれを知りつくす | みぢんこ | |
| 網を張る夜ごと夜ごとの女郎蜘蛛 | 柳村光寛 | |
| 網の目のどこへ隠そうこの想い | 汐海 岬 | |
| 網目から明るい明日が見えますか | 柳村光寛 | |
| 流された網を繕う浜の秋 | 跡夢 | |
| 不器用な網にかかったのが夫 | 南天 | |
| ほころびに気付けずにいた恋の網 | 汐海 岬 | |
| 甘く見ちゃダメよママ友連絡網 | あいらむ | |
| どこいても妻の投網に引っかかる | 四季 | |
| 網棚に思い出ひとつ置き忘れ | せたあきこ | |
| 田舎の蚊網戸の破れ知っている | 四季 | |
| 網目から逃げて行く嘘取り逃がす | 十六夜 | |
| 法の網くぐれば待っている裁き | 端 河 潔 | |
| 法の網潜り無罪と言う裁き | 鶴巻 弘 | |
| 痴話喧嘩洗濯ネットで仲直り | 鶴巻 弘 | |
| 友人の訃報連絡網へかけ | 小西章雄 | |
| 繁華街防犯カメラ網を張り | 吉村明宏 | |
| 秋めいて鏡に見せる網タイツ | 鹿野 太郎 | |
| 選考の網にかからぬ我が秀句 | 波多江秀生 | |
| 餅網で秋刀魚を焼いて叱られる | 高山 登 | |
| 網戸から吹き込んで来る明日の風 | 米本 卓夫 | |
| 立て掛けた網戸を雨が洗ってる | 米本 卓夫 | |
| 網タイツこっそりはいて鏡見る | 山口雪子 | |
| 生き残るクモ渾身のすかし網 | 松村 しげる | |
| 上司より先にネットが内示告げ | 船岡五郎 | |
| 法の網ウイルスするり通り抜け | 日比日踊 | |
| 捜査網くぐり愛へのナビでゆく | 竹内いそこ | |
| ほつれない網を探して掬う恋 | 汐海 岬 | |
| 外出に報道陣の包囲網 | 市川勲 | |
| 何かある網手袋の妻でかけ | 米本 卓夫 | |
| 網の目の大小がある取り締まり | かきくけ子 | |
| 昼寝してみたいと思うハンモック | かっぱ堂 | |
| 網膜にゴッホがパルス走らせる | 米本 卓夫 | |
| 怖いほど連絡網を作ってる | 米本 | |





























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