Web川柳句会
| 儀式 |
| 課題「儀式」入選作品 |
| 選考/本田智彦 2012年5月募集分 |
| ネクタイを黒から白へ替えただけ | 佐藤彰宏 | |
| 黒いスーツは便利である。葬儀には黒のネクタイ、結婚式は白のネクタイと替えるだけで儀式に参加できる。 | ||
| 人という文字を丸呑みする儀式 | 加藤胖 | |
| 儀式は人間としてのつき合いのひとつの行事である。人は故人のため、知人のため参加する。丸のみするが川柳らしい。 | ||
| 職退いて慶弔だけの黒い靴 | 星野 睦悟朗 | |
| 退職しても、過去のつき合いの関係で、葬儀には参加する、それには黒い靴が必要だ。 | ||
| 踏みしめて一糸乱れぬ儀仗兵 | 跡夢 | |
| 儀式さえ月日とともに様変わり | 伊東志乃 | |
| 日食は儀式もなしで見せてくれ | 日比日踊 | |
| 冠婚と葬祭だけに会う親類 | 文海胡 | |
| 復興を先祖に誓う地鎮祭 | きぃろっく | |
| 暴投も拍手で沸いた始球式 | 北朗 | |
| 飾らない人だったねと花飾り | 柳村光寛 | |
| 復興の森へ祈りの植樹祭 | 本間千代子 | |
| 父と距離縮めてくれたのは弔辞 | よし江 | |
| もやもやにけじめをつけている儀式 | 高山 登 | |
| 今まさに三々九度という佳境 | みぢんこ | |
| 横綱の美しい四股土俵入り | 森野このみ | |
| 何もかも借りて素敵な儀式終え | 小西章雄 | |
| 儀式には違和感のあるクールビズ | 高浜 広川 | |
| 親戚を確かめ合って居る葬儀 | 鶴巻 弘. | |
| 賑やかな女に葬儀仕切られる | 沢田正司 | |
| 大安のあの日サイコロ振りました | うずまき君 | |
| 君が代を歌うと儀式らしくなる | 鶴巻 弘 | |
| マウンドで祈り捧げて一球目 | 佐藤彰宏 | |
| 仏事みな母が生き生き取り仕切る | 小西章雄 | |
| 復興の竣工式にある決意 | 白子しげる | |
| 看板を激励会と書き換える | 跡夢 | |
| 三歳児陽気にはしゃぐ通夜の席 | 米本 卓夫 | |
| それぞれの儀式を終えて始発駅 | 汐海 岬 | |
| 慶弔の弔がめっきり増えてきた | 春爺 | |
| 父の日はすっかり子らに忘れられ | 米本 卓夫 | |
| 天寿全う活気もあった通夜の席 | 米本 卓夫 | |
| ニンゲンが滴り落ちている儀式 | 加藤胖 | |
| 天も地も人の心も儀式から | 鶴巻 弘 | |
| 若者が成人式で大人しい | かっぱ堂 | |
| 祭りの日地域の役に駆り出され | 米本 卓夫 | |
| 二度の職妻が背中へ火打ち石 | 小西章雄 | |
| 句読点たっぷり打って弔辞読む | 米本 素光 | |
| 神聖な儀式にもある上中下 | 鶴巻 弘 | |
| 入社式イエスマンにとなる儀式 | 斉尾くにこ | |
| 取り合えずビール乾杯オフタイム | 若山貞人 | |
| 二十年経てば式年ご遷宮 | 高橋 太一郎 | |
| 貢物奉げて豊作祈願する | 坂本美地子 | |
| 金婚式最後の儀式にならぬよう | 城戸幸二 | |
| 人生の重荷を背負う地鎮祭 | みんせい | |
| 君が代に踏み絵の儀式匂わせる | すずき 善作 | |
| 大物の式次で揉める面子立て | 高橋 太一郎 | |
| 政治家が仕事のように出る儀式 | 濱山哲也 | |
| 儀式めく一兵卒に挙手の礼 | なこはなこ | |
| 女子社員輝いている入社式 | 太秦 三猿 | |
| 儀式好き寂しがり屋のお父さん | 濱山哲也 | |
| お祝いの包み電話で打ち合わせ | みのり | |
| 美しい喪服姿にある視線 | みのり | |
| あの子とのゆびきりはじめての儀式 | 伯林 | |
| 愛あれば儀式なんかにこだわらぬ | 真田義子 | |





























川柳句会トップ
川柳(課題吟)







