Web川柳句会
| 冷たい |
| 課題「冷たい」入選作品 |
| 選考/本田智彦 2017年7月募集分 |
| 井戸水でスイカ冷やした良き昭和 | 陽香 | |
| 冷蔵庫の普及していない頃、そんな時代ありましたね、お盆にみんなが集まってスイカを切って食べた。家族の和、貧乏だったが、心だけは豊かでした。 | ||
| 電話口冷たい声に言いそびれ | 上山堅坊 | |
| よくあることです、電話の相手が頭ごし冷たく言われるとこっちの言いたいことを忘れカンカンとなって話が合いません。感情のもつれですね。 | ||
| 少子化がはびこる冷えたまつりごと | 吉田陽子 | |
| 田舎も年に一度の祭りをしたいのだが中心になる若者がいません。年々、そのことが現実となって悲しくなります。 | ||
| 冷静な目で確かめる我が心 | 沢田正司 | |
| クーラーが効いて居酒屋落ち着かぬ | 彩古 | |
| 愛されているか冷たくして試す | 加藤 当白 | |
| 陰日向ないが冷たい介護ロボ | あそか | |
| 冷や汗も同乗させる免許証 | 白瀬白洞 | |
| リストラの夏へ心が凍り付く | 白子しげる | |
| 虫歯かも冷たい物が歯に沁みる | 亀 歩 | |
| どうしても認可できぬとお役人 | 小林祥司 | |
| キンキンに冷えたジョッキでつかめない | 渡辺たかき | |
| 出処進退注がれている冷たい目 | 太秦三猿 | |
| 誤解から冷たい雨に濡れている | 岡野 満 | |
| 冷や飯を喰えと辞令が素っ気ない | 小西章雄 | |
| 脳天で涼を感じるかき氷 | 氷川の杜 | |
| 冷房も適度に使用せよと言う | 佐野かんじ | |
| 非はないがアリに冷たいヒの視線 | 齊藤大柳 | |
| 茶が冷める距離になってた老い二人 | 真田 義子 | |
| かちわりの売り子もあつき甲子園 | はなぶさ | |
| 夕立が冷っこい風を連れてきた | 藤井康信 | |
| 冷戦が平和時代に見えてきた | クスクス法師 | |
| 生ビールのど元キュッと引き締まる | きぃろっく | |
| ネオン街冷たい客になり切れず | かきくけ子 | |
| 猛暑日の度々開ける冷蔵庫 | つれづれ | |
| 冷酷と指差されてる消費税 | 小田和子 | |
| 格言で冷たい心温める | 岡野 満 | |
| 冷たさが背中を走るいじめ記事 | 諸行無常 | |
| 冷戦嫌 ミサイル飛ぶの もっとダメ | 山下 博 | |
| 暑中には晩酌肴冷奴 | 大西重雄 | |
| ソーメンも冷たい水のあってこそ | BBブンゴ | |
| 冷凍を チンするだけの 妻料理 | 原田 正士 | |
| 川床は財布も冷える涼を売る | えみゆ | |
| 冷や飯は不味いが冷や酒は美味い | 岡田淳 | |
| 美味しさか頭痛を迫るかき氷 | 十六夜 | |
| 窓際の冷たい椅子はよく軋む | 渋谷重利 | |
| パリ離脱トランプを見る冷たい眼 | 白峯 | |
| ミサイルを冷たく見てる飢えた民 | 岸井 ふさゑ | |
| 脳髄にズンと応えるかき氷 | 太秦三猿 | |
| 冷たいと思わせている孤独感 | 彦翁 | |
| 旧交を冷えたビールが温める | よもやま話 | |
| 気持ち次第で冷たい人に見えてくる | 宮﨑 竹葉 | |
| 夏なれど迫る怪談話背筋冷え | 古屏風 | |
| 放言の冷や水あびて四苦八苦 | つれづれ | |
| 冷や汗が止まらぬぼくの舌禍癖 | 沢田正司 | |
| 梅雨寒の声は聞かずに熱中症 | 諸行無常 | |
| 岩清水両手にいのち蘇る | たまき | |
| こんちきちんミシュランよりも冷えた鱧 | 日比日踊 | |
| 真ん中につんと冷たい美人顔 | 齊藤大柳 | |
| ボランティア冷たい態度とれぬ人 | 高橋 太一郎 | |
| 登山者を労うように石清水 | 竹中えぼし | |
| 冷え切った妻の心をチンしたい | 岡田淳 | |
| 箸握り流しそうめん追いかける | 綾 | |





























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