Web川柳句会
| コップ |
| 課題「コップ」入選作品 |
| 選考/本田智彦 2016年10月募集分 |
| コップなんかいらないんだよビールかけ | 太秦三猿 | |
| 日本シリーズは出足の悪かった日本ハムが後半連勝して日本一に輝いた。優勝決定後のビールかけはコップなどいりませんね。びしょぬれの選手も笑顔で満足です。 | ||
| しみじみと新酒味わうコップ酒 | つれづれ | |
| 新酒の出る秋から冬にかけて試飲会があって審査する人たちも味わいながらのんでいます。街出た新酒はこれがことしの新酒かと一段と酒が好きになります。 | ||
| 講演に欠かせぬコップ水差しと | えみゆ | |
| 国会でも講演でも机上には水が用意されます。緊張をほぐす手段にもなります。ノドのうるおいのためにもなります。 | ||
| 飲み放題猪口をコップに持ちかえる | 本間千代子 | |
| ごつごつの指に似合いのコップ酒 | 海野えぼし | |
| コップの中へ沖縄を閉じ込める | 白子しげる | |
| 争いは止めよコップの中のこと | 杉山 太郎 | |
| 休肝日コップもだらり伏せってる | 綾 | |
| コップ酒一座色づく紅葉狩り | ミー子 | |
| 真っ先に許してくれたコップ酒 | 加藤胖 | |
| 茶碗にもコップにも合う米の水 | 齊藤大柳 | |
| ご神酒をまわす屋台の紙コップ | あそか | |
| 紙コップ二つ重ねて熱い酒 | 小林祥司 | |
| 縄のれん本音行き交うコップ酒 | 福田 和人 | |
| コップ酒徹夜で議論した若さ | 瀬田明子 | |
| 被災地の命を繋ぐ紙コップ | アポイ丸 | |
| 本題へ切り出せないでいるコップ | 加藤 当白 | |
| コップの水減って薬をしかと飲む | 高橋 太一郎 | |
| 今ならば付き合う父のコップ酒 | あーさまま | |
| ため息も愚痴もこぼれるコップ酒 | 白峯 | |
| 手のひらのコップでグイと岩清水 | 上山堅坊 | |
| 酒よりも薬の友になっている | 四季 | |
| マグカップお揃い買ったハネムーン | よし絵 | |
| 乾杯も気勢上がらぬ紙コップ | 沢田正司 | |
| ひとひらの花びら楚々と浮くコップ | 久世高鷲 | |
| コップ酒時給稼いだ貌が寄り | 颯爽 | |
| 落としても割れないコップ人気者 | 佐野かんじ | |
| ガハハハと入れ歯笑っているコップ | 智鈴 | |
| 内緒まで次々喋るコップ酒 | 古屏風 | |
| 客途絶えマスターコップ磨きだす | 大陸丸 | |
| 浮き沈み知ってるコップ捨てられぬ | 彩古 | |
| 紙コップ幼き頃の糸電話 | 坂本加代 | |
| 無二の仲礼儀尽くして紙コップ | 白鳥象堂 | |
| 日本酒がいちばん美味いコップ酒 | 龍せん | |
| 宴会で自分の前だけコップなし | てっちゃん | |
| なみなみとコップあふれる尿検査 | 柳村光寛 | |
| いいわけとノンアル入れる紙コップ | 月波与生 | |
| カチャンとは音が弾まぬ紙コップ | 木村行吉 | |
| 百均のコップ最後に生き残る | 辻 貴希 | |
| 切り花をコップに活ける下宿部屋 | 瀬田明子 | |
| 居酒屋のコップは愚痴を聞き飽きる | 星野睦悟朗 | |
| 野菜汁コップ一杯朝の行 | 西井 茜雲 | |
| 丁々発止所詮コップの中の泡 | たまき | |
| 今日からは洗うコップはひとり分 | 汐海 岬 | |
| 検尿のコップへ悪いなあと言い | 野平光太郎 | |
| ある疑念コップについたルージュから | じんじん | |
| 直ぐに減る災害用の紙コップ | 楠部千鶴 | |
| 深酔いの愚痴を聴かせる空コップ | 高山 登 | |
| 紙コップ一期一会で捨てられる | 智鈴 | |
| コップ酒そろそろ化ける泣き上戸 | 竹中正幸 | |
| 飲むたびにコップのふちを拭く女 | 大陸丸 | |
| コップ酒溢れた皿がまた旨い | 氷川の杜 | |
| 悔しさを握りつぶした紙コップ | 彩古 | |





























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