Web川柳句会
| 海 |
| 課題「海」入選作品 |
| 選考/本田智彦 2016年7月募集分 |
| 海だから話せる海だから泣ける | 光畑勝弘 | |
| この作品は575の定型ではないが一行詩の川柳としては十七音字になっている。そして海をみて話す、泣くという人間の感情がよく形容され今までになかった作品と評価、佳作とした。 | ||
| 吊り橋がひょいっと跨ぐ瀬戸の海 | 上山堅坊 | |
| 本土と四国を跨ぐ大橋(吊り橋)は三ヵ所あって四国にはあっという間に列車で着く、便利になったもんです、海を跨ぐが面白い発想。 | ||
| 四季の海うみが詩人にしてくれる | 美和山吹 | |
| 海は四季によりその情景が変わります、夏は海水浴、冬は荒波とその姿を詩人に例えた作品。 | ||
| 海行かば歌って兄は行ったまま | 城戸幸二 | |
| 外国を海外と呼ぶ島国語 | 十六夜 | |
| 戦争も平和も運ぶ海の道 | 沢田正司 | |
| モヤモヤを捨てにおいでと凪の海 | 瀬田明子 | |
| 山の幸いただき贈る海の幸 | よもやま話 | |
| 見る人がなくても寄せて返す波 | 太秦三猿 | |
| 深海にロマンを誘う巨大イカ | 福田 和人 | |
| 風を呼び波を手招くフラダンス | 小林藤太郎 | |
| 海の怖さを知っているのは防波堤 | あそか | |
| 泳ぐのは自力と海が突き放す | 彦翁 | |
| 浴槽の海で津波を子に教え | 加藤 当白 | |
| 海はふるさと潮騒は子守唄 | 高橋 太一郎 | |
| 海を埋め立て国境で揉めている | 北朗 | |
| 母さんの涙で満ちた海が凪ぐ | 赤松重信 | |
| 領海を法と威嚇のせめぎ合い | 福田 和人 | |
| 海鳴りが僕の太古を呼び覚ます | はぐれ雲 | |
| 美ら海が基地を移すか揺れている | 白子しげる | |
| 仲裁も油を注ぐ南シナ | 永多一博 | |
| 情報の海ガラケーで立ち向かう | 太秦三猿 | |
| 海が好き潮煮が好き浜に住む | 本間千代子 | |
| 海鳴りを遠くに聞いて旅の宿 | 上原 稔 | |
| 小さな子蟹に夢中な潮干狩り | 海野えぼし | |
| 潮騒へ手放しで泣く啄木忌 | なるちゃん | |
| 海に散る友は還らず珊瑚礁 | 白峯 | |
| 埋め立てをなじる辺野古の海坊主 | ミー子 | |
| 国境が海にあるからややこしい | 由美 | |
| 漁火が彼方の海に咲き誇る | 久常三喜夫 | |
| 潮ひいて岩の巻貝採る至福 | BBブンゴ | |
| 初デート海辺を歩くだけでした | 葵 | |
| 赤潮を流し腹痛知らす海 | 福村まこと | |
| 誰にでも心の中に海がある | 杉山 太郎 | |
| 清流も濁流も飲む母の海 | 高山 登 | |
| 海風がリオをいっそう熱くする | 稲室 良昭 | |
| 途中下車しようか海の香りする | 真田義子 | |
| 海亀の産卵に見る涙かな | つれづれ | |
| 熱帯夜逃れ夜釣りの防波堤 | 小林祥司 | |
| 「身勝手な 領海を笑う 回遊魚」 | 風かおる | |
| 砂像見て浜辺を走る能登巡り | 端 河 潔 | |
| 終戦に塩作りした父と母 | あっちゃんパパ | |
| 歳をとり口ずさむのは海ゆかば | 春爺 | |
| 黙黙と砂掻く家族潮干狩り | 宮﨑 竹葉 | |
| 海よりも深い愛です測れない | 龍せん | |
| 穏やかな海の下には活断層 | アカエタカ | |
| あこがれた加山雄三にはなれず | 小田慶喜 | |
| ひこばえを生やし育む潮溜まり | 白鳥象堂 | |
| 海の中生まれて太る噴火島 | 佐野かんじ | |
| 梅雨が明け海の匂いが深くなる | すずき 善作 | |
| 島育ち海鳴りなんて子守唄 | 西井茜雲 | |
| 養殖のマグロが海を恋しがる | 北朗 | |
| 日本海やばいミサイル飛んでくる | 由美江 | |
| 難民の夢も失意も運ぶ海 | 白鳥象堂 | |





























川柳句会トップ
川柳(課題吟)







