
もっと面白かった『落語と川柳』の後半
前日のブログの続きです。
後半は、絶好調でしたね。 長井好弘さんのペンが走っていました。
2章以降の目次を紹介すると、以下です。
2 古川柳の「江戸」を歩く
3 落語の中に息づく川柳
4 噺家たちの句会「鹿川会」ルポ
5 噺家たちの川柳操縦法
6 この噺この一句
と、続いておりました。
その中でも、...【続きを読む】

『落語と川柳』(長井好弘著)
面白い本を読んでいます。
まだ読み終わってはいませんが、ちょっと一休みして内容をご紹介したくなっちゃいました。
『落語と川柳』(長井好弘著、白水社)という本です。著者の長井好弘さんは、ご存知でしょう。そう、読売新聞東京本社の編集委員で、「よみうり時事川柳」の選者としてご活躍中の方です。
この本は、「...【続きを読む】

田辺聖子さんの卓見
久々に『有夫恋』(時実新子、朝日新聞社、1987年刊)を読み返しました。
いえいえ、大学のオープンカレッジで講義する、その予習のためです。講義のテーマは、「恋と川柳」でした。本日終了しました。
さて、その『有夫恋』には田辺聖子さんに解説が付いていたのですね。大ムカシ読んだときには、気がつきませんでし...【続きを読む】

石戸秀人幹事を見送る
本日(11/10)は、石戸秀人(柏市)さんのお通夜でした。平成26年11月4日没。本名・秀昌、享年84。
石戸秀人さんは、小生が初めて高等学校開放講座川柳教室を開講した、その第1期の受講生(=教え子)でした。講座修了後、柏陵川柳会(「川柳会・新樹」の前身)の初代会長を務め、また東葛川柳会の幹事とし...【続きを読む】

『オバマも救えないアメリカ』
久しぶりに本の話をしましょう。
『オバマも救えないアメリカ』(新潮新書、林壮一著)という本を、ずっと以前に読みました。 世界最悪?(う~む、最近は中国のほうがヒドイかな?)の階層社会で苦しむアメリカ人の実像を、丹念に追ったルポルタージュです。物乞い、失業者、移民から元世界チャンプ、メジャーリーガーま...【続きを読む】