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「明治の偉大さを際立たせるため、江戸を蔑む常套手段はもはや通用しない」と、前日のブログでは書きました。
江戸の清潔さ、それはそれは見事なものでした。対してヨーロッパなどは、生ゴミや糞尿の類いを道端に捨てるのが当たり前でした。それゆえ、コレラやペストなどの伝染病が蔓延したのです(ハイヒールが発達したのは道の糞尿を避けるため、という説があるほど!)。
上水道の整備もダントツの一位です。神田上水・玉川上水・青山上水など総延長は150㎞。同時期のロンドンは30㎞でした。
家庭から出る雑排水もきわめて少なかった。エコやリサイクルが「文化」として確立しておりました。
江戸の町の糞尿を回収する千葉の農民が大根を置いていった、という川柳。ご存知ですよね(あえて引用はしません。)。
人糞以外にも、傘や紙くず、灰や古着、蝋燭やくず鉄などの回収業者がいました。これまた落語等に出てきます。
てな訳で、維新前後に来日した外国人は一様にみなこう述べております。
「江戸の町はまだ誰も歩いていないように清潔である」(『ドン・ロゴリゴ 日本見聞録』)
「下水がきれいなので病気が少ない町だった」(スーザン・B・ハンレー著『江戸時代の遺産 庶民の生活文化』)
私たちは、こうした江戸時代の清潔文化を今次コロナ禍でも引き継いでいるのでしょう。(参考文献:上記のほかに、日下公人&渡邉哲也著『世界は沈没し日本が躍動する』ビジネス社など。)



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江戸文化を見直すべし!”にコメントをどうぞ

  1. 信ちゃん on 2020年9月13日 at 5:13 AM :

    そうです「紙くず」回収で、生活出来る システムは大したものだと思っています。
    今日、食べるものは、今日購入出来る システムも大したものです。
    朝の、江戸の街は「売り声」で賑やかだったんでしょうね。「鋳掛屋」なんてのは、最大のエコロジーな商売だったんでしょうね。

    • 江畑 哲男 江畑 哲男 on 2020年9月13日 at 7:41 AM :

      お久しぶり、有難うございます。
      物売りの声、これまた落語に出てきますね。
      上野に下町文化博物館というのがあります。あそこではそんな江戸の文化が楽しめます。たしか入場料が300円ぐらいでした。

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