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高校3年生「現代文」、昨日の授業。

文系・理系の2クラスで、「現代文ではいったい何を学ぶのか?」という根本的なテーマを、真正面から取り上げました。このテーマは、国語教師として40年間温めてきたものでした。このテーマをもとに10年ほど前に某進学校でお話ししたところ、意に反して「イマイチ」だったのです。

何故か? その理由。小生の経験値だけの話だったので、生徒が乗ってきませんでした。生徒諸君は、それほど重みのある授業と受け取ってくれなかったのです。

そこで、小生は一計を案じました。某予備校の副教材を引用する形で、本テーマの授業を私なりに膨らませて展開したのです。そうしたら、受験生たちは急に手のひらを返すように、熱心に耳を傾け始めました。(「予備校の副教材を示さないと、授業の価値が分からんのか!」「この、あほんだら~」、「権威主義者め!」なんて罵詈雑言は、とてもとても言えませんでした(笑)。)
では、その予備校の副教材を、少しだけ引用しますね。

〈0 はじめに

① 読解力 二本の柱
(1)文章を処理する力

(2)文章を読む際にインプットされているべき情報と文章内容とのリンク

② この教材の使い方
(1)今という時代を意識して読む
=現在の日本
出発点  ・明治維新以後
・第二次世界大戦敗戦から

(2)筆者の考え方を意識して読む
筆者個人の考え方 × 時代の反映 ◎
=時代の問題を考える
「文章を公にするような人は決して自分個人の狭い考え方や自分の感覚に立脚して文章を書くことなどしません」←「模倣と創造」 〉(以下略)

上記に加えて、江畑哲男流現代文基礎知識は?

以下、キーワードを思いつく限り列挙しておきましょう。

「近代とは何ぞや」「その近代の光と影」「近代の行きづまり」。
「ルネ=デカルト(仏、1596~1650)」、「物心二元論」、「フェルディナン=ド=ソシュール(スイス、1857~1913)」、「構造主義」、「 レヴィ=ストロース(仏、1908~)」、「文化相対主義」、「新たな幸福感の追求」、「現代日本の諸課題」、「様々な技術がもたらす生活の変化とそれに伴う日本人の意識の変化」、「心」や「脳」への関心、等々。

おかげさまで、充実した一日となりました。

(参考資料:二戸宏義監修、駿台教育研究所編『読書塾 虎の巻』)



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