やはり、大きな罪と言わざるを得ません。
朝日新聞社は、去る8月5日・6日の紙面で、「慰安婦問題を考える」の特集をいたしました。 それによれば、「慰安婦強制連行」の根拠となった吉田清治証言を虚偽と判断し、過去の記事(少なくとも)16本を取り消し。同時に、「女子勤労挺身隊」と「慰安婦」とは別だった、両者を混同・誤用した事実をも認めました。
これらは、「朝日新聞社の捏造事件」として、ず~っと以前からさまざま人々から何度も指摘され、批判され続けてきたことでした。今回、朝日新聞社自身の「検証」によって「虚偽」と認定され、論争に一応の決着がついた格好になりました。
しかしながら、どうでしょうか? これにて、一見落着でしょうか?
虚偽・虚報は認めたものの、30年以上も声高なキャンペーンを張りつづけきた朝日新聞社です。その影響の大きさは計り知れません。
5日・6日の2日間の紙面を見る限り、反省や謝罪の弁はまったく見当たりません。記者会見も開かれていません。(朝日新聞社が好きな?)「説明責任」を果たさいなままです。果たしてこれでよいのでしょうか?
ここ20年来の一連の報道姿勢の影響でしょうか、ニュートラルな知識層が朝日新聞から離れていったそうです。かつては1000万部近かった購読者も、今では公称700万部台とか。
検証すべきはきちんと検証する。
今後の成り行きが、注目されるところです。