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『「やさしさ」過剰社会』

この本、後半も良かったですね。
後半の章立ても含めて、以下紹介しましょう。
とりわけ注目すべきは、
▽「自己中心の文化」と「間柄の文化」の項。
筆者は、欧米の文化を「自己中心の文化」、日本の文化を「間柄の文化」と名づけております。(中略)
「謝罪するかどうかも、自己中心の文化と間柄の文化とでは基準が違ってくる」そうな。以下は引用。
〈欧米などは、自己中心の文化では、謝るかどうかは「自分が悪いかどうか」で決まる。自分に責任があるときは謝る。自分に責任がないときは謝らない。単純明快(←ナルホド)。
一方、日本のような間柄の文化では、自分が悪いわけでも、相手の気持ちを配慮して謝るということがある(←「慰安婦問題」が良い例)。誰にも落ち度がないから誰も謝らないとなると、被害を受けた人や実際に困っている人の気持ちが救われないと感じれば、自分に責任がなくても、「すみません」と容易に謝る。(中略)間柄を大切にするために、自分に非がない場合でも、相手の気持ちや立場に想像力を働かせ、思いやりの気持ちから謝ることもある。〉

第6章 タテマエの崩壊によって増殖する利己的なやさしさ
第7章 「間柄の文化」―日本特有のやさしさ
▽自己主張をする人物を見苦しいと思う日本人
▽「自己中心の文化」と「間柄の文化」
▽自分の意見を押しつけないやさしさ
▽相手を否定しないやさしさ
▽相手の期待をうらぎらないようにしようとするやさしさ
▽相手に負担をかけないように配慮するやさしさ
▽気遣いをさりげなく伝えるやさしさ

第8章 「偽物のやさしさ」に騙されないために
▽「戦略としてのやさしさ」に漂う胡散臭さに敏感になる
▽言葉にならないやさしさ
▽乱暴な言葉に込められたやさしさ
▽気まずさを避けようというだけのやさしさに注意
▽ただの保身をやさしさと勘違いしない
▽ほんとうのやさしさは自他への厳しさを伴う
▽ほんとうのやさしさは相手に対する寛容さを伴う



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