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「新しい資本主義」という言葉をちょくちょく耳にするようになった。
「新しい資本主義」、何だか新鮮に響いてくる。これは、選挙前に急遽打ち出された理念&用語なのであろうか? それとも、以前から打ち出されていたものなのか? 勉強不足でよく分からない。
いずれにしろ、選挙目当てのシロモノであることは間違いなかろう(笑)、たぶん。しかし、そう言ってしまえばそれでお終い。身も蓋もない。
岸田新総理の意図はさておいて、「新しい資本主義」という理念の模索は続けてほしいものだ。好むと好まざるとにかかわらず、今後も追求していかねばならないテーマの一つであろう。そう信じている。
思い出したのは、以前読んだ『「瑞穂の国」の資本主義』(渡邉哲也、PHP、2014年6月刊)という本。この本、タイトルのつけ方からして上手い! そう思って買った本だが、読み返せば、中身も全く色褪せていない。
印象に残っていた部分だけでも箇条書きにしてみよう。
① 「ものづくり大国」の復権を。
 許容寸法誤差1000分の数ミリ以内!、という驚異の加工精度を持つ日本の職人。その技能レベルは、モチロン世界最高水準だ。
② 日本の保険医療のスバらしさ。
 海外の常識は、「自由競争に基づく保険制度」なんです。改めて、こう指摘されると、「アメリカの自由診療のココが良い」などと主張する評論家の浅はかさに、ほとほと呆れちゃいますね。
③ にもかかわらず、「日本は悪い国だ、もっと他にいい国があるはずだ」と、いまだに「幸せの青い鳥」探しをしている人たちが数多くいることが、日本の最大の問題である。
……。う~む。なるほど。思いきったことを言いますねぇ。7年後のいま読み返しても、考えさせられる内容だ。

よい機会である。日本の立ち位置と「日本型資本主義」を、改めて考え直してみたらどうだろうか。「金を出す・出さない」、財務省高官の投稿を云々するより、こいう論戦を展開してほしい。そうすれば、総選挙も意義あるものになる。そうあってほしいと、小生などは強く願っている。



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「新しい資本主義」の模索”にコメントをどうぞ

  1. 刀祢館信雄 on 2021年10月14日 at 8:48 AM :

    お早う御座います。
    斎藤幸平氏の「人新生の資本論」が参考になりました。

  2. 江畑 哲男 on 2021年10月14日 at 9:36 AM :

    カタイ内容のブログにコメントを頂戴しました。
    なかなか出来ないことです。
    いろいろと勉強しながら、考えを深めていきたいものですね。
    斎藤氏のその本は読んでおりませんが、別な論文は読みました。たしか、NHKの番組「100分で名著」でも、資本論の講義をしていた方だと記憶しています。
    有り難うございます。

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