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日本語は亡びない

楽しく読みました。(5年ほどに書かれた新書です

大評判になった評論『日本語が亡びるとき―英語の世紀の中で』(水村美苗、筑摩書房)に、対抗しての著作だというのはタイトルを見てもお分かりでしょう。

作家・水村氏の主張の前半(=英語公用化反対)には賛同しつつ、その後半(=日本語は存亡の危機)にはケベック在住の言語学者・金谷武洋氏は異を唱える。

その辺りの反論がじつに面白いのです。

金谷氏によれば、

(1)日本語は未曾有の大ブーム

 2006年の調査結果(←古い)では、日本国外における外国語としての日本語学習者は133カ国・地域で、297万人余とか。過去最大。この1979年との比較では、23.4倍にもなるんだそうな。

(2)なぜ日本語ブームなのか

 「自然や庭園などが美しい」

 「街並などが清潔」

 「人が親切で優しい」

 「交通が便利」

 要は、「日本が、日本文化が、そして日本人の優しさや日本の自然が評価されているからである」と。

(3)日本語の懐の深さと消化力

 上記の力・そのスバらしさは証明済み、という。

 「日本語がパワフルな外国語に接触するのは英語が初めてではない。」

「かつて遣隋使、遣唐使を送り込んだ日本は、当然の成り行きとして中国語の波を受けたが、平安中期からは国風文化を開花させ、見事に『和魂漢才』(菅原道真)の思想で切り抜けてみせた。その実績を忘れてはいけない。」



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