《「日本を代表する文学は何か」。筆者なら迷うことなく「川柳」と答える。》
こんな書き出しで編集ノートを綴ってくれた雑誌がある。『正論』1月号である。『正論』誌は、ご存じの通り右派ジャーナリズムの代表格たるオピニオン誌。硬派の月刊誌だ。その編集ノートに上記のようなことを書いてくれたのだ。川柳の価値が、世間の評価がだんだん高まってきてくれたようで、嬉しかった。
編集者は続ける。
《小説や詩、戯曲にノンフィクション、日本固有の短歌、俳句と文学のジャンルは数あれど、時代の空気を五七五のわずか十七音で切り取り、風刺をきかせて何百万人、ひょっとすると何千万人もの読者をうならせる文学は、世界広しと言えども川柳しか思い浮かばない。》
いやぁ、有り難うございます。
読んで嬉しくなりました。
もう一度、よ~く読み返したら実はコレ、編集者の言ではありませんでした。競馬評論家の井崎脩五郎さんという方のコラム(『週刊ギャロップ』11月22日号)の孫引きだったようです。でもまぁ、いいじゃありませんか。
有り難う!、『正論』編集部。
有り難うございます!、井崎脩五郎さん。
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ほほほほほぉ~~~~。
競馬評論家!
意外なところから…。(意外でもないのかな?)
それを載せてくれた編集部、ありがとう!
井崎脩五郎さんの文も過不足なく、いいですね。
『週刊ギャロップ』、いちど読んでみようかな。
たむらあきこ様
いつもありがとうございます。
慌てん坊の小生。少々読み違いがあったようです。
詳しくは、下記児玉さまのご指摘をご参照ください。
いつも楽しく読ませて頂いています。雑誌正論の巻末に近いところ、高山正之氏の「折節の記」私もいつも読んでいます。ただ、先生の書かれている孫引きの部分は、居酒屋の壁に書かれていた川柳「札遊びあげく売田家滅ぶ」。この句について、競馬評論家の井崎修五郎さんが「週刊ギャロップ」のコラムで紹介していたものを拝借・・・となっています。したがって、
そこ以外は、編集者高山氏の文章だと思います。その証拠に、異見があれば(先生が選者をされている)「せいろん川柳」へどうぞと書かれています。高山氏は右派論客としていつも明快な文章を書かれますので「日本を代表する文学は」川柳だと書いているのは高山氏だと思います。
あっ、そうですか。
あの「折節の記」は高山正之氏のペンなのですか。
小生読み間違えました。
正確なご指摘、有り難うございます。
いやはや、そうなるともっと嬉しいですね。かの高山氏に評価されたということになりますからね。
重ね重ね、嬉しいご指摘です。
ところで小生、いま出先です。帰宅後にもう一度読み直してみます。
それにしても、嬉しいなぁ~!!