Loading...Loading...

●夫が妻と対等以上に料理を分担する割合が、日本は他国と比較して極端に低い。家庭料理に求めるレベルが高すぎることも原因の一つ。ある調査によると、既婚女性が夫に最も分担してほしいと思っている家事は料理だ。料理は毎日欠かさずしなければならず、それなりに手間もかかる。これを夫が対等に分担してくれたらどれほど楽になるか。こう考えている女性は多いだろう。(ニューズウイーク)

●しかし、現実はうまくいかない。無理にまかせてみてもスキル不足で、出された料理は食べられたものではない。料理は単純作業ではなく、一定のスキルが求められる。人間形成のジェンダー差によって、男子は家庭で料理を手伝う経験が乏しいためだろう。学校の家庭科教育に関わる問題でもある。

●データで見ても、日本の男性の料理分担率は非常に低い。ISSP(国際社会調査プログラム)が2012年に実施した調査では、既婚女性に夫との料理の分担についてたずねている。日本の共働き夫婦の妻の回答をみると、94.9%が「自分の方がする」と答えている。「夫が対等以上やる」と答えた人は5%(20人に1人)しかいない。

●家庭科の教科書を見ると、手の込んだ調理のやり方が指南されているが、「時短」「手抜き」の術をもっと取り上げてもいい。冒頭で男性のスキル不足を問題視したが、根本的な問題は別の所にあると言えるのではないか。(資料:ISSP「Family and Changing Gender Roles IV – ISSP 2012」、総務省『家計調査年報』)

●日本の高齢男性の家事実施率が極端に低い。たったの14.0%とか。一方,女性は83.5%。これでは熟年離婚も起きると思います。「定年退職して家事もしない夫が毎日家にゴロゴロしていると思うと気が遠くなるとか。離婚したい。こんな悩みを読売人生相談で読んだことがある。皮をむいたり千切りにしたり、組み合わせたりして食材も料理しやすく工夫して小分けして売っています。男性諸侯も挑戦してみようではありませんか。まず、しゃれた前掛けを用意しましょう。

今日は4月19日(金)。今日がお誕生日の方、おめでとうございます。今日は①エジプト・シナイ半島でイスラエル、エジプト両軍停戦監視活動をする「多国籍軍・監視団(MFO)司令部要員に陸自幹部2自衛官派遣(~11月30日)」②18年度と3月の全国消費者物価指数(総務省)。私は午後週末の食材補充。16時45分町内有志ウオーキング。ところで、みんな違ってみんないい川柳。今日は野谷竹路氏の句です。

●欠伸すると妻も向こうで欠伸する    野谷竹
(みんな違ってみんないい鑑賞それぞれお楽しみ下さい。)



この投稿を読んで「いいね」「参考になった」と思ったらクリックをお願いします。
なお、Facebook、Twitterなどのアカウントをお持ちの方はそちらをクリック頂き、また、「ひざポン」ボタンもクリックください(ひざポンは無記名ボタンですのでお気軽にクリックください)。

男性の令和前掛けよく似合い”にコメントをどうぞ

  1. 岡本 恵 on 2019年4月19日 at 12:01 PM :

    茂男さん、こんにちは。
    エプロンの似合う男性は素敵です。食べることは生きていく上での必要条件。性別に関わらず料理は大切ですね。別に凝った料理でなくてもいいのです。スパイスは愛情でしょう。茂男さんはお料理もお上手ですから奥さまもお子さんたちもお幸せですね。
    今日は平成最後の満月だそうです。晴れた空に大きな月を拝めますように。

    • 二宮 茂男 on 2019年4月19日 at 12:31 PM :

      恵さん、こんにちは。「男子厨房に入るべからず」とは、家事は女性が行うので、男性は厨房に入って料理を作ったり片付けたりしないといった、昔から使われていた言葉ですね。 しかし、今や共働きが当たり前の時代へ変わりました。それでも、男性が厨房に立つのはテレがあります。TVでも料理番組がずいぶん増えました。若い方は躊躇することなく台所を手伝うのですが、一定年齢以上の方は少なからず、抵抗があるようです。男性料理のスパイスは愛情ですか。なーる程。私は10年間の単身赴任生活で前掛け、エプロンが必需品になりました。ところで、今日は平成最後の満月ですか。是非、拝ませていただきます。今日もありがとうございます。素敵な夜空でありますように。

コメントはこちらから

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

Post Navigation

Copyright All rights reserved. SHINYOKAN PUBLISHING illustration by Nakaoka.K