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 初場所、朝青龍の「ガッツポーズ」は36.7%の高視聴率。一方、1969年大阪場所の大鵬・戸田戦、物言いがつく際どい勝負は戸田の勝ちと決まり、横綱大鵬の連勝は45で途切れた。判定にビデオが導入される前。テレビ中継のビデオでは大鵬の足が土俵に残っていた。「誤審だ」と支度部屋に押しかけた報道陣に大鵬は「横綱が物言いのつく相撲を取ってはいけない。自分が悪い」。大相撲が格闘技へ変わり、抑制の美学が「ガッツポーズ」に吹き飛んだ。



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