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二段きりの小さな脚立は

伸ばせばハシゴにもなる一人前を経て

足は一本減ったものの

立派な大男になりました

 

木を見下ろして

平坦ではないところに

すっくと立つ姿を

少し離れて見つめています

 

土のついた足で

踏みつけられながらも

安全に支え続けるのが役目と知り

自分勝手には動けないほどの重心を持ちあわせています

75度の傾斜はけっして自分のためではありません

 

彼は文句どころか何も語らないから

私は自分を振り返ります

精一杯なのに届かない思いも

少しだけ痛いくらいではない涙も

そんなところから見ていてくれるのですね

 

私にはわかる

彼はアルミニウムなのに少しも冷たくはない

 

 

背の高い彼に恋した木の根っこ   めぐみ



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 十尺の高みから”にコメントをどうぞ

  1. 二宮 茂男 on 2014年11月21日 at 7:42 AM :

    恵さん おはようございます。脚立、梯子、写真の大きな構造物。この詩から、私は、一家を支える、大黒柱、「父親」像をイメージしました。独立し、結婚、家庭を持ち、妻子を養い、会社、地域社会、国家・世界の構成員として、立派に任を果たす父親という一人の男。時には、土のついた足で踏みつけられ、75度の傾斜の厳しい体位でも家族のために、会社のために、黙して使命に燃える。そんな、父親を、妻子は、感謝して仰ぎ見る。ときに、妻は、木の根のように、家庭を整え、父に仕え、パワーの源を贈る。私は、触発されて、背筋を伸ばし、改めて、心身を鍛え、庭先の長男一家を見守ります。ありがとうございます。

    • めぐみ on 2014年11月21日 at 9:33 AM :

      茂男さん、おはようございます。
      78年と一日目はいかがですか。生まれて泣くだけだった赤ちゃんは一年経つと人間らしくなって立つようにもなり表情も豊かになります。あと一年も経ったころには言葉も身につけるのでしょう。喋れるようになって何十年もたつのに、未だに一言に心を痛めたり一言が言えなかったり、心を惑わすことが多い私です。
      真摯な姿勢で言葉と向き合ってこられた茂男さんは、どれだけ豊かな心の財産もお持ちなのでしょう。これからも、立派なお父様であり優しいおじいちゃまであり愛情あふれた先生である茂男さんの背中を追いかけてゆこうと思います。どうぞよろしくお願いいたします。

  2. 佐藤 千四 on 2014年11月21日 at 8:40 AM :

    おはようございます。
     直立不動より75°ぐらいが丁度いい。私が見ても惚れ惚れする礼儀正しい彼です。めぐみさんのお惚気 ごちそうさんです。

           10尺が5mなら5・7・5
           は・し・ご・でも着替えをすれば5・7・5

         

    • めぐみ on 2014年11月21日 at 9:51 AM :

      千四さん、おはようございます。
      先日のきぬうら川柳大会では「きぬうら賞」おめでとうございます。
       
       新しい鉛筆先ずは人と書く  千四さん
       大根の白凛として冬の彩   千四さん

      鉛筆も大根も、いつも千四さんの手にかかると、どうしてこんなにうれしそうなんでしょう。私も似たような思いを抱えているのに、こんなふうに形になってくれません・・・。75度でなく最敬礼したい作品たちと作者さんです。いつもありがとうございます。

       普段着の5・7・5が素敵です

  3. たかこ on 2014年11月21日 at 9:00 AM :

    めぐみさん おはようございます。

    長さは分かりませんが、折りたたんであるのをビューンと伸ばした梯子に上がって、夫の実家の梅もぎを手伝ったことがあります。
    20年近く前、その梯子が傾いて、夫はスローモーションのように落ちていきました。
    幸い下は柔らかい土でおまけに藁が敷き詰めてありました。肩の骨折だけで済みました。

    つい最近、知人が三段の脚立から落ちて足首の骨折。関係があるかどうか不明ですが、夫も知人も、酉年生まれのAB型。足をよく怪我します。

    それにしてもめぐみさんちはいつもご夫婦ラブラブ。
    あやかりたいというか見習いたいですね。
    朝から幸福感で満腹です。

    • めぐみ on 2014年11月21日 at 10:11 AM :

      たかこさん、おはようございます。
      ご主人さまはその後肩の具合はいかがですか。肩の骨折とは大変でした。柔らかい土と藁のおかげで命拾いですね。もうすっかり普通になったのならいいのですが・・・。周りの人も心配だったでしょう。下から見ているとそうでもないのですが、上がってみるとかなり高くてコワいものです。大げさに言うと下界を見下ろす感じです。ちょっぴり気分も良いですけれどね^^ 羽のない人間がスゴイものを考えたなぁと感心します。
      明日は例会ですね。毎月普通に開催できるその裏に、沢山の心配りや準備のあれこれがあることを思うと本当に頭が下がります。みなさま楽しみにしていらっしゃることでしょう。欠席投句もたくさん集まりますように! お忙しい中をありがとうございます。今朝はピョンと跳ばなかったですね(??)

  4. エム on 2014年11月21日 at 8:29 PM :

    セノタカイカレってオレのこと?
    ダレが来いしたって ヨバレテナイッテ

    オレにだってわかるよ
    サイショは4本
    ツギが2本
    サイゴは3本アシ
    その背の高いのって人間だな
    その人間って
    ヤツだな
    センパイだったはずなのに
    細菌はマホーツカイ インフルニキオツケヨー!

    そんなにホメタタエて
    またナニかい
    ホレなおして
    来いしちゃったり? ヨンデナイッテ

    オレが気になるのは
    「スコシダケイタイクライデハナイナミダ」
    めぐみさんを泣かしたヤツ出てこい
    めぐみさんを泣かしちゃ
    ダメよ ダメ ダメ〜! [;ёoё]

    • めぐみ on 2014年11月22日 at 6:57 AM :

      やさしいエムくん、ありがとう。
      大抵のことは、一人じゃないと思うことで何とか乗り切れるものでしょうね。今朝も朝日に輝く立派なハシゴが其処にあることを確かめて、大きく深呼吸をして始まる一日です。
      最初は4本足・・・のクイズは、ギリシア神話でスフィンクスの出した問題なんですね。人間の中味は大昔からあまり変わっていないのかな。もう少し賢く生き抜く智恵を身につけたいと思いますが、なかなか進歩が見られません・・・。これからも力を貸して下さいね。

  5. ゆめか on 2014年11月22日 at 6:38 AM :

    めぐみさん、おはようございます。
    今日は「いい夫婦の日」ですね。おめでとうございます。
    ホットなお二人のご様子をブログを通じて本州の端から眺めております。

    脚立は、黙って自分の役割を認識しているんでしょうね。
    まさに「高倉健」さんみたいーと思いました。
    健さんの「人を想うことは美しい・・・・・」という言葉は、心に響きましたね。

        「あなたへ」を残し静かに消えていく

    • めぐみ on 2014年11月22日 at 7:16 AM :

      ゆめかさん、おはようございます。
      全国的に「いい夫婦の日」ゆめかさんにもおめでとうございます。パートナーが空気のような存在というのは、その存在が気にならないという意味だけではなくて、無いと生きていかれないということなのでしょうね。ホットな毎日ばかりでなくても原点に戻る気持ちを忘れたくないと思います。私も黙って自分の役割を果たさなくては・・・。朝から温かなメッセージをありがとうございます。
      健さんはこれだけの人気ですから、ご本人のお人柄も役に通ずる部分があったのでしょうか。「あなたへ」を残し静かに消えていく、美しい追悼句ですね。彼の映画を見てみたくなりました。
      今はちょうど秋の錦帯橋も素敵な頃でしょうね♪ 穏やかな連休になりますように。いつもありがとうございます。

      • ゆめか on 2014年11月22日 at 7:25 PM :

        めぐみさん、こんばんは。
        今日は、錦帯橋近くの宇野千代の生家のお庭で、お抹茶をいただきました。
        紅葉がきれいでしたよ。
        生家では、宇野千代の作品も色々と拝見しました。
        たくさんのお客様でしたね。
        遠くは東京からもー。
        そして、錦帯橋の周りの紅葉も今が盛りですね。車から眺めただけですがー。
        橋の近くの駐車場には車がたくさんいましたね。
        めぐみさんの一言で、地元で秋の空気を味わうことができました。
        ありがとうございますm(__)m(*^^*)。

        • めぐみ on 2014年11月23日 at 6:32 AM :

          ゆめかさんはしっとりとした大人の女性というイメージですね。宇野千代の生家もあるなんて、お近くは見どころ満載で句の材料もたくさんありそうですね。
          机の前に飾ってある大切なお友だちから届いた錦帯橋の絵はがきを見ながら、ゆめかさんのお話を聞きながら、私も少しだけ旅の気分を味わいました。いい朝です。ありがとうございます。良い日曜日になりますように。

          • 柳歩 on 2014年11月23日 at 8:52 PM :

            めぐみさん、ときどき覗いていますが、なかなか書き込みできずごめんなさい。生まれつき引っ込み思案なもので…。

            錦帯橋も脚立も懐かしいものの一つです。錦帯橋は小学3年生のとき、遠足(汽車だけど)で初めて行きました。10年前、母が亡くなったので兄弟達と母の郷里(柳井市の近く)を訪れました。その時は錦帯橋の近くの宿に一泊し、宿で売っていた宇野千代の風呂敷だったかハンカチだったか、お土産に買って、たかこさんにあげました。たぶん、忘れているだろうけど…。

            私は35歳で脱サラし、社労士というケチな商売を35年続けてきました。今年で廃業する運びです。開業しても仕事はなく、友だちのエクステリアの会社でアルバイトをしました。ベランダやテラスを設置する仕事です。日給6000円でした。ある日、一人でテラスの取り付け作業をしていたら、危うく脚立(ウマ、と呼んでいた)が転倒しそうになりました。グラグラしたけど持ち直して一命を取り留めました(大袈裟か?)。
            それからは、脚立に乗るときは、しっかり足元を確認するようにしています。
            あきら君が乗るときも気を付けてあげてください。

            ゆめかさんとは、年内にお目にかかれそうです。髪を染めておこうかと思いましたが、染めるほどもないので、止めておきます。

            這ってでも行くふるさとの同期会    柳歩

            来年1月、50年ぶりの同窓会(中学)に出席する予定です。

          • めぐみ on 2014年11月24日 at 4:50 AM :

            柳歩さん、おはようございます。
            一命を取り留めて無事に柳歩さんの今があることに手を合わせたい思いです。大切な人のためにも川柳界のためにも、本当に良かったです。ハシゴはコワいものなのですね。お心遣いをありがとうございます。十分に気をつけます。危険についてはハチや毛虫どころではないですね。
            ところで、先日は入来温泉わくわく川柳大会への早い時期からのご参加をありがとうございました。そして総合成績第2位ということで、インターナショナルワイン・アンド・スピリッツコンペテンション焼酎部門の最高賞&金賞受賞という貴重な芋焼酎も手にされておめでとうございます。ある時は社会保険労務士ある時は川柳作家、そしてまた温泉評論家の肩書きも持つ柳歩さんには当然の結果かもしれませんね。カンパイ!
            柳歩さんの「柳論自論」の「例示川柳」の論文を、鈴鹿川柳会のトップページから読めるようにして頂いてありがとうございます。課題吟についての柳歩さんのぶれない姿勢には、我が身を振り返っては恥ずかしくなっています。でも川柳を愛して未来を考えるとはこういうことなんだなぁと感じ入ります。来年はネット句会も選者さんをされるのですね。言語学者以上に言葉に細やかなアンテナを持っている柳歩さんのお目に留まる作品を出せたらいいなぁと思います。パートナーを努められる茨城県の若くて美人な選者さんはどなたかしら、あの人かなこの人かなと想像しています。
            憧れの錦帯橋は柳歩さんのふるさとの風景だったのですね。夢香さんにもお会いできるなんてワクワクしますね。同窓会もいい時間になりますように。時々覗いて下さっているという言葉がとてもうれしく励みになります。お気軽にまた遊びに来て下さいね。お忙しい中での書き込みを本当にありがとうございます。全国的に祝日の今日もいい日になりますように。

  6. 竹内いそこ on 2014年11月23日 at 8:56 PM :

     こんばんわ めぐみさん
     富山ではこの時期脚立は大忙し。
     庭木の雪吊りという作業に駆り出されるのです。
    雪吊りじゃなくとも、お腹をすかせた熊さんがやって来ないように、食べきれない柿の実はすべて落とすように回覧がきましたので、それにも大活躍です。
     
     手と手で支え合っての人という字。
     じゃあ寄り添ってにんべん?
     文字というキャラが生き生きしてきますね。
     17文字のストーリーの主役が生き生きしている、そんな句がかけたらいいなあ・・・・・
     今年は誌上大会でシーズンがすぎていきました。今年度、あと二つに挑戦するつもりです。

    • めぐみ on 2014年11月24日 at 5:05 AM :

      いそこさん、おはようございます。
      兼六園の雪吊りの様子をニュースで見たことがありますが、お庭でも大変なお仕事ですね。あまり身近でもなかった脚立が全国でかなり活躍していることを知りました。でも「熊さんが来ないように柿の実を落として下さい」という回覧板は初めてです。山に食べ物が無くなると熊さんにとっては死活問題ですから・・・同情もしますがコワいですね。いそこさんも出会わないように気をつけて下さいね。プーさんなら可愛いくてハチミツで何とかなりそうですが、現実はそうはいかないよね
      17文字のストーリーの主役が生き生きしている句、とは見事な表現です。私も憧れます。短いけれど、短いからこそできることがありそうですね。
      今年度のあと二つのチャレンジに、いそこさんの納得の作品が生まれてくるように応援しています。寒い朝もどうぞ素敵な笑顔でお過ごし下さいね。いつもありがとうございます。

  7. AKK on 2014年11月23日 at 10:12 PM :

     私は高いところはキライです。カマキリと同じくらいキライです。誰かが高い所にいるのを見るだけでも足がすくみます。脚立や梯子って一段高くなるたびに、怖さ倍々ゲームの感じですよね。こんな私の自慢は「◯◯と煙」の仲間ではないことです。背が高くないと恋してもらえないからといって、木よりも高くなる必要はないと思います。
     そう、中学生の時に一年間で15センチくらい背が伸びたことがありました。突然自分が170センチの高さになったのですから、ちょっと恐怖でした。そんなことが高さに臆病な自分の原点なのかもしれません。akkがAkkになった頃です。でも、そこから3センチ伸びて今はAKKになりました。あとは縮むだけです。残念。
     梯子ほど高くなくても、めぐみさんに恋してもらえるなら、シークレッタブーツでも履きましょう。そのくらいの高さなら、下さえ見なければ耐えられるんじゃないかな。

    • めぐみ on 2014年11月24日 at 5:19 AM :

      akkさんがAkkさんになって今のAKKさんがある、一人一人に大切なオリジナルな時間があることを思います。
      それにしても一年間に15センチの伸びは自分でもビックリですね。このペースで大きくなったらバスケットボールの選手になってNBAに入るしかないと思ったかしら。親の立場から見ると、洋服を全部新調しないと身体に合わないから、お母さまも何かと大変だったことでしょう。
      いつも自分の見ている目の高さが、ハシゴを数段上ることで気持ちも晴れるような実感がありました。時々下界を離れて空中浮遊気分も楽しそうですね。と言っても私も高い所は苦手です。スカイツリーもまだ行ったことがありません。東京タワーでも十分な恐怖感がありました。展望台は風が吹くと揺れるのかなぁ。足元は何処まで見えるんだろう。恐いもの見たさの興味は十分にあります。いつか上ってみたいですね。
      夜明け前は冷え込みます。AKKさんも紅葉の秋の一日を気持ちよくお過ごし下さいね。いつもありがとうございます。

  8. 夢香 on 2014年11月23日 at 11:52 PM :

    めぐみさんこんばんは。
    遅くにすみませんm(__)m。
    色々とコメントありがとうございます。
    「あなたへ」を見ました。
    胸に迫るものがありました。

    ところで、名前を漢字にいたしました。

    お休みなさいませ。

    • めぐみ on 2014年11月24日 at 5:28 AM :

      夢香さんという表記は、目で見る漢字からも、優しくて気持ち良くてあたたかなイメージが伝わってきますね。作品に夢香と添えたときに喜んでくれるような一句を、これからも綴って下さいね。
      「あなたへ」は健さん最後の出演作ですね。いつか観るリストに入れておきます。楽しみです。
      夢香さんが今度そちらで柳歩さんとお会いできそうだというニュースを聞いて、私までうれしくなっています。お互いに待ち合わせには薔薇の花を胸にさしてゆくというのはどうですか。運命の出会いが実現したらまた教えて下さいね。

  9. 太陽の陽子さん on 2014年11月25日 at 8:28 AM :

    めぐみさん、おはようございます。
    先日はコメントをありがとうございました。
    そして何気なく、またまた「入来温泉わくわく川柳大会」の宣伝をしてくださいまして、ありがとうございます。『インターナショナルワイン・アンド・スピリッツコンペテンション焼酎部門の最高賞&金賞受賞という貴重な芋焼酎』 ←これを見たら、私も飲みたくなってきました。買いに行こうかな。発表誌をやっと昨日入稿しました。県民川柳大会も一緒に載せましたので、いつもの倍以上のページ数です。月末までに発送できるといいのですが・・・

    • めぐみ on 2014年11月25日 at 9:13 AM :

      陽子さん、おはようございます。こちらは冷たい雨の朝になりました。
      ごんぎつねの秀句はおめでとうございます。ふと思いついた一句が、フレッシュで勢いがあったりするんですよね。つばさの編集も無事に区切りがついて何よりです。お疲れさまでした。新しいパソコンはいいですね。時々アクシデントは有っても、言うことを聞くようになれば最強のパートナー。
      そんな忙しさの中でもさかなのコシタエをちゃんとなさっていて、楽しいレポートブログをThankYouです。かごっま弁はむっかしくて楽しいね。我が家でも昨日はお魚のミソンスイ。今日もお魚パワーでがんばりましょう(^o^)

  10. このみ on 2014年11月25日 at 10:41 AM :

    めぐみさん、こんにちは
    何事もない水のように流れる日々をこなしています
    ローテーションなのでいろいろやる気が起こらなくて。

    先日発表のネット句会(俳句)では思いがけずたくさん句と名前が載っていてびっくりしました。3句とも選んでいただいていたのですが

    曳山の無我の走りや破れ足袋
    国境をわれは知らぬと渡り鳥
    木枯らしや抱きしめられて胸騒ぎ

    この中で「曳山の」が一番多い選でした。どとらかというと自分は「木枯らしや」のイメージかと思うのですが。ずいぶん前に銀座俳句で「木枯らしが吹くからこの手離さない」という句を選者の方に褒めていただいたことがあります。
    文芸祭から入選冊子3冊目が送られてきましたが、短歌は「クリスタルそんなときめき忘れてた折れた翼が疼き始める」という内容のものでした(すみません。正確に覚えていません)。こういう乙女チックなものが自分を形作っているのでしょうね~~~きっと。(ちょっと恥)
    今後はもうちょっと骨太な句を目指してやっていきたいな~~という思いだけはあります。でもお勉強好きじゃないし、また気分でころころ変わるんだろうなとはあきらめています。(笑)

    • めぐみ on 2014年11月25日 at 11:11 AM :

      乙女チックな気分のこのみさん、こんにちは。
      早くも木枯らしの季節ですね。その上今日は雨です。朝からずっと同じ気温という予報です。このみさんも暖かくしてお過ごし下さいね。
      ジャンルを超えて幾つものおめでとうございますをお届けします。
      抱きしめられて胸騒ぎの句は実体験なのでしょうね。分かる分かるという声が多そうですよ。それに一句目と二句目は骨太な感じがします。作者が男性と言われても頷けるような。凛とした姿がいいですね。きちんと俳句の形をしていながら新しい雰囲気もあって、俳句界の人たちには新鮮でしょう。短歌も冴えてますね。お題のない自由吟でしょうか。
      自分の中に歌の種が見つからなくなってくると辛いものです。でも出来る時は出来るし出来ない時は出来ないと自分を慰めています。しなくてはならないことに追われるのも有り難いことと分かっていても、たまには立ち止まる時間が欲しいもの。なるべく気持ちだけでもゆったりと豊かに過ごしたいですね。このみさんのお声が聞こえてホッとしました。ありがとうございます(・‿・)

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