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  しばらくちょっとぐずぐずしていて情報が遅くなってしまいましたが、今回私も初めて選考に加わらせていただいた川柳宮城野社の平成二十二年度宮城野賞が先月発表になりました。川柳宮城野誌に一年間発表した中からの自選15句で,同人の部、会員の部それぞれに分かれて応募するものです。私も含む7名の選者がそれぞれ「受賞候補」1名と「準受賞候補」2名を選び、その総合評価から決定される、というものでした。
  そして今回同人の部で受賞されたのが荻原鹿声さんです。〈交差点他人の影を踏んでゆく〉等15句。実は私の選では、同誌の「選考にあたって」にも書きましたが、受賞候補はすぐに決定したものの、準候補が4名の作品の中で迷いに迷ってどれも準候補にしたい気持ちを断ち切って2名に絞ったときに落としてしまった中の1名が鹿声さんだったことが発表誌でわかりました(鹿声さん、ごめん)。
  さて会員の部の宮城野賞を受賞したのは荒川祥一郎さん。〈ひまわりを大きく描いて病んでいる〉等15句は私も準候補に推薦していました。
  ちなみにますみ推薦の同人の部受賞候補は相田みちるさん〈ささくれたものを集めて冬とする〉。準候補は中野敦子さん〈銃口に気付いていない白い鳩〉と唐木ひさ子さん〈立葵映画のように待つ日暮れ〉。
  会員の部のますみ推薦受賞候補は髙瀨霜石さん〈夕焼けは過去形 闇は未来形〉、準候補は前述の祥一郎さんと戸賀下津男さん〈白手袋中は汚れていませんか〉。
  主に東北在の作者が中心ですが、鹿声さん(栃木)、祥一郎さん(秋田)、霜石さん(青森)は川柳文学コロキュウムへも熱心に投句下さっている誌友さんたちです。

  ごんぎつねの郷誌上の「木・樹」も先日発表になりました。投句数全1333句中、十一名の共選の合点で最優秀賞に選ばれたのは小池正博さんの〈戦車から貌のない樹が降りてくる〉。この作品はますみ選では佳作5句の中に選ばせていただいていました。
  ますみ選の秀句3句は〈何の樹を植えよう胸底の砂漠     浅利悦子〉
                〈逆立ちをしてバオバブの樹と話す   木下草風〉
                〈記念樹はさくら逢いたくなるように   浅利悦子〉
  
  みなさまおめでとうございます。
  

  



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宮城野賞&ごんぎつねの郷誌上大会「木・樹」発表”にコメントをどうぞ

  1. 高杉千歩 on 2011年11月6日 at 9:56 AM :

    お早うございます。
    突然の夏日だったり、秋雨と気まぐれな季節です。

    霜石さんとは、仲良しにさせて貰っています。
    といっても、お目にかかるチャンスもありませんが、「親愛なる千歩さんへ」で始まるレターはすべて残しています。弘前放送で鬼遊のことを2度放送して下さいました。
    「エッセ−」「コラム」軽快で楽しい方です。
       ひまわりを大きく描いて病んでいる
       夕焼けは過去形 闇は未来形
       銃口に気付いていない白い鳩
    心に残りました。
    寒暖の差にお気をつけてお過ごし下さい。
    有難うこざいました。

  2. ますみ on 2011年11月7日 at 1:32 PM :

    千歩さま
    霜石さんは川柳はもちろんエッセイもおもしろくていいですよね。鬼遊さんのことは私も未だにひょこんとお会いすることができそうな錯覚に陥ります。川柳を始めたばかりの頃にほんとに親切にしていただきました。昨日の京都国文祭は蒸し暑くて汗ばかり拭いていました。11月なのに変な天候ですね。千歩様もどうぞおからだお大切に。

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